平成10013日目

2016/06/07

この日のできごと(何の日)

【東京都・舛添要一知事】続投を強調

東京都の舛添要一知事の政治資金「公私混同」疑惑などを追及する都議会の代表質問が、7日行われた。最大会派の自民党は「都政を停滞させたことは大きな罪。身を切る決断が必要だ」と迫ったが、舛添氏は「不退転の覚悟で邁進していく」などと続投を表明。舛添氏は疑惑について弁護士の調査報告書以上の内容を明かさず、総務委員会での集中審議は不可避の流れとなった。

代表質問に立った自民、公明、共産、民進の4会派はいずれも舛添氏の政治資金問題を追及。東京五輪や福祉政策などの重要課題に関する質問は「都政の未来を語る立場にない」などとして、局長らに答弁させる“知事外し”が行われた。

「政治資金は知事就任前の問題だ」と当初は慎重姿勢だった自民、公明も、舛添氏が依頼した弁護士による調査報告書の公表を受けて、追及に転じた。自民の神林茂都議は「違法性がなければそれでいいのか。(別荘の売却など)問題の解決方法も『公私混同』だ」などと指弾。公明の上野和彦都議は「辞職を求める声が高まっている。知事はこれにどう答えるつもりか」とただした。

これに対し、舛添知事は「説明責任を丁寧に果たしていきたい」と述べつつも、個々の疑惑に関する質問には「(弁護士の)調査で不正ではないことを確認している」などと報告書に沿った説明に終始。「質問に答えていない」と都議らの罵声を浴びた。

また、これまで記者会見などで行った説明を撤回する発言も目立ち、公務の講演料をファミリー企業に入金させていた問題では「公務でなく、政務だった」と翻した。共産は強い調査権限を持つ百条委員会の設置を改めて要望。都議会は8日に一般質問を開き、質問者15人全員が知事を追及する見通しだ。《産経新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【サッカー・キリン杯】ハリルジャパン、初タイトルならず

ハリルホジッチ監督率いるサッカー日本代表は7日、大阪・吹田スタジアムで行われたキリン杯決勝で指揮官の母国ボスニア・ヘルツェゴビナと対戦。先制した1分後に追いつかれ、後半に逆転を許して1―2で敗れ、昨年3月のハリルジャパン発足後初となるタイトルを逃して準優勝に終わった。《スポニチ》

【この日の安倍総理】

かりゆしウエアで閣議

安倍晋三首相は7日午前、沖縄の夏の正装「かりゆしウエア」で閣議に臨んだ。6月最初の定例閣議での着用は恒例で、夏の軽装「クールビズ」推進の一環。官邸到着時、沖縄県の翁長雄志知事から贈られた青色のかりゆしの着心地を問われると「涼しくて気持ちも何となく軽やかになりますね」と記者団に語った。

閣議に出席した全閣僚も着用。閣議前の写真撮影時には、沖縄選出の島尻安伊子沖縄北方担当相を見て「さすが、島尻さんは着こなしている」と笑顔で話していた。

菅義偉官房長官は閣議後の記者会見で「閣僚が着ることにより、国民が沖縄の伝統を知る機会になればと思う」と強調した。《共同通信》

経済政策の成果に自信

安倍晋三首相(自民党総裁)は7日、7月の参院選に向けて党本部で開いた全国幹事長会議で、アベノミクスに関し「全都道府県で有効求人倍率が1を超えた。高度経済成長時代、バブル期にもできなかった」と述べ、成果に自信をみせた。同時に「アベノミクスをもう一段、ギアアップして吹かしていく」と強調し、経済政策の推進へ結束を呼び掛けた。

首相は「民進党がアベノミクスは失敗したと言い募っている。私たちの政策を批判するが、代替案を示したことは一度もない」と指摘し、対決姿勢を鮮明にした。《共同通信》

【中谷元・防衛相】タイ・プラウィット副首相兼国防相と会談

中谷元・防衛相は7日午後(日本時間同)、タイ暫定政権のプラウィット副首相兼国防相とバンコクで会談した。中国が強引に軍事拠点化する南シナ海問題を巡り、国際法に基づいた平和的な紛争解決が重要との見解で一致。自衛隊によるタイ軍の能力向上支援などの協力促進でも合意した。

タイは2014年のクーデター後、外交・安全保障面で中国に接近している。日本側は、暫定政権に民政移管を粘り強く促すとともに、南シナ海問題への対応で連携を探る。

両氏は、南シナ海での「航行や上空飛行の自由」の必要性を確認した。《共同通信》

【イスラエル】「スギハラ通り」命名式典

イスラエル中部ネタニヤで7日、第2次大戦中にナチス・ドイツの迫害から多くのユダヤ人を救った日本の外交官・故杉原千畝氏の名前にちなんで命名した「スギハラ通り」の記念式典が行われた。杉原氏の四男の伸生さん(67)も参加した。

駐リトアニア領事代理だった杉原氏は、ユダヤ人に査証(ビザ)を発給して多くの命を救った。イスラエルは国民の多数がユダヤ人で、杉原氏の功績を知る人が少なくない。

道路の建設はこれからで、この日は通りの名を記した標識がお披露目された。

杉原氏は1986年に死去し、今年は没後30年。《共同通信》

【ヒラリー・クリントン氏】米大統領選民主指名候補に

米大統領選で民主党候補の指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官(68)は7日夜(日本時間8日午前)、地元ニューヨークで支持者を前に演説し、「みなさんのおかげで、私たちは歴史的な節目に達した。米国史上、女性が初めて主要政党で指名候補になる」と、2月に始まった指名争いでの勝利を宣言した。7月の党大会で正式に指名される。《毎日新聞》



6月7日 その日のできごと(何の日)