平成10001日目
2016/05/26
この日のできごと(何の日)
【伊勢志摩サミット】開幕
安倍首相は26日午前、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に参加する先進7カ国(G7)の首脳らと三重県伊勢市の伊勢神宮をそろって訪問し、サミットの一連の公式日程がスタートした。政教分離原則に配慮し、参拝ではなく拝礼を伴わない訪問の形式を取ることになった。
首相は伊勢神宮内宮の入り口にある宇治橋に立ち、オバマ米大統領ら続々と訪れる首脳一人一人と握手しながら出迎えた。記念植樹の後、首脳と内宮の境内を歩いて回った。正宮前では、首相は中央に立ち、各国首脳との記念撮影に臨んだ。《共同通信》
主要7カ国(G7)による主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が26日、開幕した。世界経済の減速を防ぐ対応策のほか、南シナ海の安全保障やテロ対策などの政治・外交問題を話し合う。
27日にはアジアやアフリカの首脳も交え、質の高いインフラ整備への支援策を打ち出す。新興国経済が低迷する中で、先進国が結束して世界の安定成長を先導する姿勢を示す。《日経新聞》
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先進7カ国(G7)首脳は26日午後、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で政治・外交分野の討議に入り、中国が軍事拠点化を進める南シナ海問題に関し「力による現状変更」には厳正に対処すべきだとの認識で一致した。議長を務める安倍晋三首相が2014年に提唱した「法の支配3原則」を最終日に採択する首脳宣言に盛り込むことでも合意した。
26日の第1セッションで首相は、南シナ海問題やテロ、ウクライナ情勢などが深刻度を増していると指摘。「法の支配など普遍的価値への挑戦に対する対応はG7が主導する必要がある」と訴えた。《共同通信》
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【プロ野球】
プロ野球は26日、デーゲーム1試合、ナイター4試合が行われた。
セ・リーグ首位の広島は巨人と対戦、同点にされた直後の6回に安部の犠飛で勝ち越して4連勝を飾った。巨人は初回に先制、追いつく粘りも見せたが競り負け5連敗、貯金0となった。
ヤクルトは阪神に3度先行したが追いつかれる展開となり、5―5の同点で迎えた9回1死満塁の好機に畠山のサヨナラ安打で決着をつけた。ヤクルトは2試合連続のサヨナラ勝利。阪神は連敗で借金1。
パ・リーグはデーゲームで日本ハムがロッテと対戦、1―1のまま延長にもつれ込み、ロッテが11回にデスパイネの勝ち越し犠飛で競り勝ち4連勝を飾った。
ソフトバンクはオリックスとの細かい点の取り合いとなったが、3―3の同点から6回に今宮の適時三塁打で勝ち越し4連勝を飾った。オリックスは3度追いつく粘りを見せたが先発金子が粘り切れず5連敗を喫した。
西武は楽天相手に初回、暴投で先制すると小刻みに加点して優位に立ち快勝した。先発高橋光が散発3安打で今季初完封を飾った。楽天は10年ぶりとなる9連敗。《スポニチ》
【大阪市・吉村洋文市長】サンフランシスコ市の慰安婦像設置に「反対」
米サンフランシスコ市議会で昨年、「性奴隷を強制された20万人」という表現が盛り込まれた慰安婦碑または像の設置を支持する決議が採択された問題に関し、姉妹都市として8月に同市を訪れる吉村洋文大阪市長は26日の記者会見で「設置には反対だ」と明言した。昨年12月に就任以降、慰安婦像決議への見解を表明したのは初めて。
決議をめぐっては、橋下徹前市長が在任中、サンフランシスコ市の市議会や市長に対し、慰安婦が味わった苦痛への理解と反省の認識を示した上で、日本の事例のみを取り上げるのは問題を矮小化するとして「日本に法的責任があるなら世界各国も同様」「不正確さを排除した事実の提示が必要」と反論する書簡を送っていた。《産経新聞》
【民進党】政権公約にTPP反対明記
民進党が策定中の参院選マニフェスト(政権公約)原案に、安倍政権が国会提出している環太平洋連携協定(TPP)の承認案や関連法案に反対する方針を明記したことが分かった。来年4月に予定される消費税率10%への引き上げの2年延期も盛り込んだ。党関係者が26日、明らかにした。党内論議を経て、6月上旬に完成させる。
原案は消費税増税に関し「来年4月に引き上げられる経済状況ではない」と指摘し、安倍晋三首相の経済政策アベノミクスを批判する。
TPPを巡っては、国会決議で求めた農業の重要5項目の保護が守られておらず、十分な情報開示がないことを反対理由に挙げた。《共同通信》
【社民党】共産候補の支持決定
社民党は26日の常任幹事会で、参院選香川選挙区に共産党が擁立した新人田辺健一氏(34)の支持を決めた。社民党によると、国政選挙で共産党候補の推薦や支持を決めたのは初。旧社会党時代を含めても「恐らく初めて」としている。
野党共闘で田辺氏に候補者を一本化したことを受けた措置。当初、社民党が推薦を出した無所属の岡野朱里子氏は出馬を取りやめたため、同氏への推薦は取り消した。
他に岐阜選挙区の民進党現職小見山幸治氏(53)と、いずれも無所属新人で岩手選挙区の木戸口英司氏(52)、和歌山選挙区の由良登信氏(63)の3人の推薦を決めた。《共同通信》
