平成9935日目
2016/03/21
この日のできごと(何の日)
【米・オバマ大統領】キューバ・カストロ議長と会談
キューバを訪問中のオバマ米大統領は21日、ハバナの革命宮殿でキューバのラウル・カストロ国家評議会議長と会談した。双方は米国による対キューバ制裁やキューバ国内の人権問題、グアンタナモ米海軍基地返還問題などについて協議。オバマ氏は会談後の共同記者会見で、両国間には多くの解決すべき問題が横たわるものの、「われわれは前進していく」と述べ、「新しい日」の到来を強調した。
対キューバ制裁についてカストロ氏は、「解除は(関係強化への)一番重要な点だ」と指摘。制裁緩和を推し進めるオバマ氏は米議会に対し、早期の全面解除を改めて訴えるとともに、キューバ人の雇用を外国企業に認めることなどを通じて経済浮揚を図るようキューバ側に求めた。
オバマ氏はまた、反体制派弾圧といったキューバ国内の人権問題をめぐる両国の隔たりが埋まらなかったと説明。カストロ氏は他国が「主権」を侵すことはできないと牽制した。ただ双方は、人権問題に関する協議を年内にハバナで実施することで合意した。《産経新聞》
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【安倍晋三首相】防衛大卒業式で訓示
安倍晋三首相は21日、防衛大学校(神奈川県横須賀市)の卒業式で訓示し「いかなる状況にあっても国民の命と平和な暮らしは断固として守り抜く。そのことを考え抜いた結論が『平和安全法制』だ」と述べ、29日に施行される安全保障関連法の必要性を訴えた。
安保関連法で隊員に付与する新たな任務については「これまで同様、危険の伴うものだ」と説明。その上で「全ては国民のリスクを下げるため。その任務は誠に崇高なものだ」と激励した。「新しい任務でも、現場の隊員たちが安全を確保しながら適切に実施できるよう、あらゆる場面を想定して周到に準備しなければならない」とも語り、事前の準備に万全を期す考えも示した。
首相は、北朝鮮による核実験や弾道ミサイル発射、中国を念頭にした沖縄県・尖閣諸島周辺での領海侵犯などを例示し、「望むと望まざるとに関わらず、日本を取り巻く安全保障環境は厳しさを増している」と指摘。「この冷厳な現実から目を背けることはできない」と強調した。
他国との防衛協力推進にも触れ「自衛隊が有する高い能力による協力が求められている。戦略的な国際防衛協力は世界の平和と安定に欠かせない」と主張した。
今年の卒業生は419人(うち女子は31人)。任官辞退者は47人で、過去4番目の多さだった。留学生の卒業生はカンボジア、インドネシア、モンゴル、フィリピンなど計20人だった。《産経新聞》
【ツイッター】初ツイートから10年
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の米ツイッター共同創業者のジャック・ドーシー氏(39)がこう初ツイートしてから、21日で丸10年となった。実際にサービスを利用している月間アクティブユーザー数は、3億2000万人にまで成長した。《毎日新聞》
【大相撲春場所】9日目
大相撲春場所9日目は21日、エディオンアリーナ大阪で行われ、初日から全勝の大関・稀勢の里は、綱獲りが懸かる大関・琴奨菊と対戦。突き落としで下して無傷の9連勝とし、悲願の初優勝へまた一歩前進した。琴奨菊は痛恨の2敗目。
初の単独首位ターンを果たし、迎えた9日目の大一番。立ち合いから一瞬の突き落としで注目の大関対決を制した稀勢の里だが、その表情は”らしく”冷静沈着だった。
先場所、同じ日本人大関の琴奨菊に先に優勝を奪われた悔しさをバネに努力を続けてきた。ライバルを撃破し初優勝へ。稀勢の里が勢いを増した。《スポニチ》
【JR津軽海峡線】全旅客列車がラストラン
26日の北海道新幹線開業に伴い廃止されるJR津軽海峡線の全ての旅客列車が21日、ラストランを迎えた。22日未明から25日にかけて新幹線と貨物列車の共用区間となる海峡線内の最終切り替え工事が行われるためだ。
新時代幕開けの裏で、姿を消す沿線を彩った名列車。始発駅の新青森、青森駅には別れを惜しむ大勢の鉄道ファンが訪れ、雄姿を見送った。《デーリー東北》
【寝台特急カシオペア】最終列車が上野着
北海道新幹線開業に伴い廃止される寝台特急カシオペア(上野―札幌)の最終列車が21日午前、JR上野駅に到着した。本州と北海道を結ぶ寝台特急は時刻表から姿を消した。北海道新幹線は26日にデビューし、東京―新函館北斗が最短4時間2分で結ばれる。《共同通信》
【四代目江戸家猫八さん】死去
動物鳴きまねで知られる物まね芸人の四代目江戸家猫八さんが3月21日、進行胃がんのため死去した。66歳だった。
東京都出身。祖父、父ともに物真似(ものまね)師。68年に父の三代目江戸家猫八に入門し、72年に寄席に出始めた。父とともにテレビの演芸番組に出演。ホトトギスの声帯模写などで人気を集めた。09年、四代目江戸家猫八を襲名した。長男は二代目江戸家小猫さん。《朝日新聞》