平成9848日目
2015/12/25
この日のできごと(何の日)
【アジアインフラ投資銀行・AIIB】発足
中国財政省は25日、アジアインフラ投資銀行(AIIB)が発足したと発表した。来年1月中旬に北京で開業式典を開き、正式に業務を開始する。中国が主導する国際金融機関が本格始動することになった。AIIBは2016年1月16~18日に、北京で参加各国の代表を集めた開業式典を開く。
初代総裁には、元中国財政次官の金立群氏を選出する見通しだ。同年4月以降の融資開始を目指している。創設メンバーは当初、東南アジア諸国などが中心だったが、今年3月に英国が参加表明したことをきっかけに、57カ国に拡大した。《毎日新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【口永良部島】避難指示解除、7ヶ月ぶり帰島
鹿児島県屋久島町は25日午前、5月の爆発的噴火に伴い約7か月にわたって全島避難が続いた口永良部島(85世帯136人)について、大半の地区の避難指示を解除した。この日の帰島を希望した7世帯9人を乗せた町営フェリーが午後、屋久島を出発し、口永良部島に到着。一足早く上陸していた民宿や商店の経営者を含め、23世帯34人が同島での生活を再開した。
避難指示が解除されたのは、7か所の居住地区のうち、人口が集中する本村など4地区。気象庁の警戒範囲に入る前田、向江浜と、土砂崩れで道路が寸断されている寝待の3地区(10世帯20人)は継続となった。《読売新聞》
【横浜地裁】フィリピンで少女買春、元校長に有罪判決
フィリピンで買春した少女の裸を撮影したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反罪などに問われた横浜市立中学の元校長T被告(65)の判決が25日、横浜地裁であり、大森直子裁判官は「児童らの経済的苦境に乗じて卑劣で悪質。児童への悪影響を一切顧みない身勝手な態度は強い非難を免れない」として懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡した。
大森裁判官は「日本でもフィリピンでも子供は守られるべき存在。教師だから分かっていたはずだ」と厳しく批判。「フィリピンの日本人や、教師に対する信頼を損ねたことを忘れないでほしい」と付け加えた。
判決によると、T被告は2013年12月21日ごろと14年1月1日ごろ、同国のホテルで、12~14歳ぐらいの少女3人とのみだらな行為をデジタルカメラで撮影し、保存した。神奈川県警の捜査によると、T被告は二十数年にわたり、同国で少女ら延べ1万2000人以上を買春したとされる。《時事通信》
【インド・モディ首相】パキスタンを初訪問
インドのモディ首相は25日、パキスタン東部ラホールを電撃訪問し、空港で出迎えたシャリフ首相と会談、カシミール紛争の解決に向け努力を続けることで合意した。インドメディアによると、インド首相のパキスタン訪問は2004年1月以来、約12年ぶり。
両国はカシミール地方の領有権や、パキスタンを拠点とするイスラム過激派のテロ対策などをめぐり関係が悪化。25日はシャリフ氏の誕生日で、モディ氏はシャリフ氏に祝意を直接伝えることで関係改善につなげたい考えだ。
両氏はラホール郊外にあるシャリフ氏の私邸に移動し、約1時間会談した。《共同通信》
【この日の安倍総理】
政権3年「それなりの成果は出た」
安倍晋三首相は25日、第2次政権発足から26日で3年を迎えることに関し「経済再生、外交・安全保障の立て直しにそれなりの成果は出た」と述べた。官邸で記者団の質問に答えた。
菅義偉官房長官は記者会見で、第1次政権との違いについて「第1次の反省を踏まえて国民との対話の姿勢を保ちながら、戦略的に政策を進めているのではないか」と指摘した。《共同通信》
【中国・北京】視界不良で300便欠航
中国北京市は25日午後も深刻な大気汚染が続き、上空は真っ白なスモッグに覆われ、高層ビルは見えなくなった。中国メディアによると、北京国際空港では同日、視界不良のため少なくとも約300便が欠航になった。霧のほかスモッグが影響したとみられる。
北京市周辺の多くの高速道路も視界不良のため封鎖されるなど交通は混乱。在中国米大使館によると、北京市の25日午後2時(日本時間午後3時)の微小粒子状物質「PM2・5」を含む汚染指数は最悪レベルの「危険」を上回り「指標超」の561となった。《共同通信》