平成9815日目

2015/11/22

この日のできごと(何の日)

【競馬・第32回マイルチャンピオンシップ】

第32回マイルチャンピオンシップ(22日・京都11R1600メートル芝18頭、G1)4番人気のモーリス(ライアン・ムーア騎乗)が1分32秒8で制し、安田記念とのG1で2連勝した。1着賞金1億円を獲得した。ムーア騎手、堀宣行調教師ともにこのレース初勝利。

中団外側を追走したモーリスは最後の直線に入るとスパート。外から力強く伸びて先行勢を差し切った。1馬身1/4差の2着に2番人気のフィエロ、さらに首差の3着に1番人気のイスラボニータが入った。

払戻金は単勝が570円、枠連が(5)―(8)で1270円、馬連が(10)―(16)で1780円、馬単が(16)―(10)で3400円、3連複が(5)―(10)―(16)で2千円、3連単が(16)―(10)―(5)で1万2千円、ワイドは(10)―(16)が690円、(5)―(16)が590円、(5)―(10)が300円だった。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【防衛省】辺野古護岸工事へ準備

防衛省沖縄防衛局は22日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先である名護市辺野古沿岸部の海上に、多数のコンクリート製ブロックを積んだ作業船1隻を新たに搬入した。新施設の護岸造成に向けた準備として、近く海中に投入する見通しだ。

関係者によると、防衛局は護岸造成工事の着手に先立ち、海に投入する土砂の汚れが広がらないようにするための膜を海中に敷設する。ブロックは、この膜を海中に沈めるための重りとして使用するという。

防衛局は10月29日、辺野古沿岸部で埋め立て本体工事に着手。汚濁防止膜を敷設後、海上部分でも作業を本格化させる。《共同通信》

【大阪ダブル選】維新2勝

大阪府知事・大阪市長のダブル選が22日、投開票された。知事選は地域政党・大阪維新の会幹事長の現職・松井一郎氏(51)が再選され、市長選でも大阪維新の会の前衆院議員・吉村洋文氏(40)が初当選を決めた。

大阪維新は2011年のダブル選に続いて知事、市長の両ポストを確保し、5月の住民投票で否定された大阪都構想に再挑戦する。ダブル選では、都構想をはじめ、12月の任期満了で退任する橋下徹市長(大阪維新の会代表)が府知事時代から推し進めた政策を継承するか、転換するかが最大の争点となった。《読売新聞》

【大相撲九州場所千秋楽】

大相撲九州場所千秋楽が22日、福岡国際センターで行われ、横綱日馬富士が13勝2敗で2013年九州場所以来2年ぶり7度目の優勝を果たした。

14日目を終えた時点で1敗の日馬富士、2敗の横綱白鵬と平幕松鳳山の計3人に優勝の可能性があった中、まず松鳳山が3敗目を喫して脱落。日馬富士は大関稀勢の里に敗れて2敗となったが、結びの一番で白鵬が横綱鶴竜に敗れて3敗となり、日馬富士の優勝が決まった。《日経新聞》

【プロ野球・ソフトバンク】優勝パレード

球団史上初の2年連続日本一に輝いたプロ野球・福岡ソフトバンクホークスが22日、福岡市の中心部をパレードした。昨年と同じ35万人(主催者発表)が沿道を埋め尽くし、選手たちに「ありがとう」と歓声を送った。《毎日新聞》

【J1・第2ステージ最終節】サンフレッチェ広島がV

J1第2ステージ(S)最終節は22日、各地で9試合を行い、首位の広島はホームのエディオンスタジアム広島で湘南と対戦。5-0で完勝して4連勝とし、第2S優勝と年間1位のダブル優勝を決めた。FW佐藤寿人(33)がJ1歴代最多記録に並ぶ157得点目のゴールを挙げるなど前半から3点を奪い、勝ち点3を獲得。1ステージ18チーム制となった05年以降、06年・浦和などが記録した「72」を更新する歴代最多の年間勝ち点「74」を記録した。《スポニチ》

【中国】南シナ海での軍事施設建設を正当化

中国の劉振民外務次官は22日、オバマ米大統領が21日の東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳との会議で、南シナ海で人工島の造成を進める中国を批判したことに対して「中国は自分の岩礁に必要な軍事防衛施設を建設している。多くの国がやっていることだ」と反論し、建設を正当化した。クアラルンプールで記者団に話した。

習近平国家主席が9月の訪米時に軍事拠点にする意図はないと発言したと、オバマ氏が指摘したことについては「習主席は南シナ海を軍事拠点にしないとは言ったが、岩礁に軍事施設を建設しないとは言っていない」と述べた。《共同通信》

【この日の安倍総理】

東アジア首脳会議

日本と米国、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国など18か国が参加する東アジア首脳会議(EAS)が22日、マレーシアの首都クアラルンプールで開かれた。中国が南シナ海で造成している人工島問題について、日米などが「航行の自由」の観点から批判したが、中国は造成を合法だと主張し、議論は平行線をたどった。会議では13日のパリ同時テロを受け、テロ対策での連携を確認した。

会議には、安倍首相と米国のオバマ大統領、中国の李克強首相らが出席した。


https://www.kantei.go.jp/

オバマ大統領は会議で、中国による南シナ海での人工島問題について「『航行と自由な飛行』や紛争の平和的な解決などの国際的な原則を守る必要がある」と訴え、中国の行動を容認しない考えを示した。安倍首相も「南シナ海で、大規模かつ急速な埋め立てと拠点構築が今なお継続している。深刻に懸念する」と同調した。

首相はその上で、9月の米中首脳会談後の記者会見で、中国の習近平国家主席が人工島について「軍事化を進める意図はない」と発言したことを念頭に、「言葉には具体的な行動が伴わなければならない」と述べ、中国の動向を注視していく考えを強調した。

一方、李氏は「中国が自らの島や岩礁で(施設を)建設することは、合理的かつ合法」と従来の主張を繰り返し、10月に人工島12カイリ内でイージス艦による巡視を行った米国をけん制した。《読売新聞》

インドネシア・ジョコ大統領と会談

安倍晋三首相は22日、インドネシアのジョコ大統領とマレーシア・クアラルンプールで会談し、インドネシアの高速鉄道建設計画受注で日本が中国に敗れたことについて「実現可能な最良の提案を行ったが、結果には失望した」と伝えた。ジョコ氏は黙ってうなずいていたという。


https://www.kantei.go.jp/

大型インフラ整備について、首相は「信頼関係、手続きや実現の透明性、官民のリスク負担が不可欠だ。協力を進めていくためにも認識を共有したい」と強調した。ジョコ氏は港湾や発電所整備での協力を求めた。《共同通信》

【アルゼンチン】12年間の反米左派政権に幕

アルゼンチンの中道左派フェルナンデス大統領(62)の任期満了に伴う大統領選の決選投票が22日行われ、中道右派の野党連合「カンビエモス(変えよう)」のブエノスアイレス市長マウリシオ・マクリ氏(56)が初当選した。

12年間続いた反米左派政権が幕を閉じる。中南米では経済の失速や汚職のまん延などから、ブラジルやベネズエラなどほかの左派政権諸国も深刻な支持低迷に苦しんでおり、来月国会議員選を控えるベネズエラでは野党勢力が勢いづきそうだ。

選挙管理当局によると、開票率99%の段階でマクリ氏が51・4%を得票した。《共同通信》

【韓国・金泳三元大統領】死去

韓国の金泳三元大統領が22日未明、ソウル市内の病院で療養中に死去した。87歳だった。1993年から5年間、文民政権を率い、軍事政権に終止符をうった。軍改革のほか、他人名義での金融取引を禁止する金融実名制導入など不正・腐敗の追放にも取り組んだ。

釜山に近い慶尚南道・巨済島で生まれた。ソウル大哲学科を卒業し、54年に国会議員当選。民主化運動を主導した。80~90年代には後に大統領に就いた金大中氏、朴正熙元大統領の側近だった金鍾泌氏と激しい政治闘争を繰り広げ「三金時代」と呼ばれた。各氏が基盤とした出身地域間の対立感情は今でも残る。

大統領就任後は「歴史立て直し」を掲げ全斗煥氏、盧泰愚氏ら歴代大統領を逮捕して過去のクーデターなどの責任を追及した。政権末期の97年にアジア通貨危機が発生。次男らの逮捕もあり、失意の中で退陣した。初の南北首脳会談も計画したが北朝鮮の金日成主席の急死で実現しなかった。

在任中は歴史や領土を巡り日本に厳しい発言も多かったが、2002年には早大特命教授に就任した。《日経新聞》



11月22日 その日のできごと(何の日)