平成9652日目
2015/06/12
この日のできごと(何の日)
【衆院厚生労働委員会・渡辺博道委員長】民主党議員の暴力で負傷
衆院厚生労働委員会は12日、労働者派遣法改正案の審議を打ち切った。この日も与党と維新の党は出席したが、民主党と共産党は欠席した。派遣労働者から不安の声も上がる改正案は、来週にも委員会で採決される見通しだ。
厚労委に出席した安倍晋三首相は、改正案によって「正社員を希望する方に道が開かれるようにする」と説明。午後の審議で渡辺博道委員長(自民)が「民主、共産の議員の出席が得られません。やむを得ず議事を進めます」と発言。そばで控えていた民主議員が委員長席に詰め寄る中で審議終了が決まった。
民主と共産は、年金情報の流出問題を優先し、質疑を求めていた。渡辺氏は午前中、入室を阻止しようとする民主議員とのもみあいで「首を負傷した」としている。紛糾をきっかけに民主と共産は安全保障関連法案を審議する特別委なども欠席した。結局、15日に与野党の国対委員長会談で、与党側が審議の経緯を説明することになった。与党側は17日に再び厚労委で質疑し、19日にも採決したい考えだ。《朝日新聞》
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【外務省】伊勢志摩サミット事務局設置
外務省は12日、2016年に三重県で開く主要国首脳会議(サミット)に向け「伊勢志摩サミット準備事務局」を省内に設置した。参加国の政府関係者など1万人前後の訪問者を想定し、会場設営や報道機関対応への準備を本格化。警察庁などと連携し、テロ対策や警備の態勢構築も図る。
事務局長には、アジア大洋州局の滝崎成樹参事官が就任した。省内の関係部署の職員約20人で発足し、最終的には300人規模とする見通し。主会場の賢島がある志摩市など地元自治体と協力し、参加国首脳らの宿泊施設の確保も進める。《共同通信》
【セブン-イレブン】青森県に初出店、残る空白地は沖縄・鳥取
コンビニエンスストア大手のセブン-イレブン・ジャパンは12日、青森県に初出店した。同県は都道府県で45番目。残る2県のうち、10月には鳥取県に出店予定で、沖縄のみが空白県となる。
この日、青森県内には8店舗が一斉オープン。青森市の「青森浜田2丁目店」で開かれた式典では、古屋一樹副社長らがあいさつし、テープカットした。午前7時に開店すると、続々と人が集まり、店の前には長蛇の列ができた。《産経新聞》
【柏連続通り魔殺人事件】千葉地裁、25歳被告に無期懲役
千葉県柏市の路上で昨年3月、2人が死傷した連続通り魔事件で、強盗殺人や強盗致傷などの罪に問われた無職、T被告(25)の裁判員裁判の判決公判が12日、千葉地裁であり、小森田恵樹裁判長は「強固な殺意に基づく残虐な犯行」として求刑通り無期懲役を言い渡した。
T被告はこの日、腕の入れ墨を露出させたタンクトップ姿で歌を歌いながら入廷。裁判長から「静かにしなさい」とたしなめられた。判決の主文言い渡し後にも拍手し、「これでまた殺人ができる」と発言するなど不可解な言動を続けた。《千葉日報》
【皇太子同妃両殿下】トンガ訪問が決定
皇太子ご夫妻が7月2~6日の日程で南太平洋の島国トンガを公式訪問されることが、12日午前の閣議で了解された。国王ツポウ6世の戴冠式出席のためで、療養中の雅子さまの海外訪問は2013年4~5月のオランダ以来2年2カ月ぶりとなる。《時事通信》
【フィリピン】岩礁埋め立ての中国に抗議デモ
独立記念日を迎えたフィリピンの首都マニラで12日、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で岩礁埋め立てを進める中国に対する抗議デモが開かれた。同様の集会は昨年も実施されたが、埋め立てで造成された人工島で滑走路や6階建ての巨大な建物が完成に近づいている状況にあり、昨年の5倍に上る約千人が気勢を上げた。
在フィリピン中国大使館の領事部が入るビルの前には12日午前、市民団体のメンバーらが「フィリピンに干渉するな」「主権を守り抜こう」などと書かれたプラカードを掲げて行進。昨年も参加したという女子大学生は「占領を許すことはできない」と訴えた。《共同通信》
【スペイン】王女の称号剥奪
スペインからの報道によると、同国国王フェリペ6世は12日、姉のクリスティーナ王女から公爵夫人の称号を剥奪した。王室は理由を明らかにしていないが、王女が夫とともに公金横領罪で起訴されたことに関係しているとみられる。
王女は1997年に夫のウルダンガリン氏と結婚した際、父親の前国王フアン・カルロス1世から「パルマデマジョルカ公爵夫人」の称号を授与された。
王女はウルダンガリン氏らとともに同氏が運営していたNPOが集めた公金を横領したとして起訴され、年内にも裁判が始まる見通し。夫妻は否認している。《共同通信》