平成9573日目
2015/03/25
この日のできごと(何の日)
【護衛艦・いずも】就役
海上自衛隊最大の艦船となるヘリコプター搭載護衛艦「いずも」が25日就役した。全長248メートルでこれまで最大だった護衛艦より約50メートル長い。人員や物資の輸送能力を大幅に高め、他の艦船への給油機能も初めて備えた。横須賀基地(神奈川県横須賀市)を拠点に、離島や洋上の警戒監視の強化、大規模災害への対処などにあたる。
艦首から艦尾まで続く「全通甲板」をもつ護衛艦はこれまで2隻あった。「いずも」は従来の「ひゅうが」型護衛艦に比べて全長が1.25倍で、人員は90人多い約470人、潜水艦の警戒監視などに使うヘリコプターは5機増の9機まで運べる。約50台の3.5トン級トラックも載せることができ、陸上自衛隊との統合運用に生かす。建造費は約1200億円。《日経新聞》
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【第87回選抜高校野球大会】第5日
第87回選抜高校野球大会第5日は25日、甲子園球場で1回戦3試合が行われ、82年ぶりに出場した21世紀枠の松山東(愛媛)のほか、高崎健康福祉大高崎(群馬)、天理(奈良)が2回戦に進出した。宇部鴻城(山口)と糸満(沖縄)が敗れたため、中国勢と九州勢は全て初戦で姿を消した。
松山東は5−4で二松学舎大付(東京)に競り勝ち、春初勝利を挙げた。四回に2点を先制し、六回は亀岡の2点二塁打で加点。同点とされた直後の七回には酒井の適時打で決勝点を奪った。
高崎健康福祉大高崎は9−1で宇部鴻城を破った。序盤から着実に点を重ね、先発の川井は11三振を奪って完投した。
天理は7−2で糸満に快勝した。四回に前久保の適時三塁打で勝ち越すと、七回には坂口の左中間への2点本塁打で突き放した。《共同通信》
【プロ野球】新人15選手が開幕1軍
プロ野球セ、パ両リーグは25日、今季開幕戦でベンチ入りが可能な出場選手登録名簿を公示した。ドラフト1位で入団した広島の野間(中部学院大)、DeNAの山崎康(亜大)、ロッテの中村(早大)、オリックスの山崎福(明大)ら新人15選手が開幕1軍入りを果たした。
開幕投手候補だったオリックスの金子と西武の岸、通算2千安打に残り15としている中日の和田は故障で開幕に間に合わなかった。米球界からの復帰組では広島の黒田、日本ハムの田中、オリックスの中島が登録されたが、ソフトバンクの松坂はインフルエンザで離脱した影響で外れた。《共同通信》
【ワン・ダイレクション】ゼイン・マリクさんがグループを脱退
英音楽グループ「ワン・ダイレクション」は25日、メンバーのゼイン・マリクさんが脱退すると明らかにした。 ワン・ダイレクションの公式フェイスブックによれば「ゼイン・マリクは(デビューから)すばらしい5年間を過ごしたが、ワン・ダイレクションを脱退することを決意した」という。「ナイル、ハリー、リアム、ルイは4人組として活動を続ける。これから始まるワールドツアーのコンサートや、年内に発売予定の5枚目のアルバムのレコーディングを楽しみにしている」と公式フェイスブックは伝えた。《CNN》
【故・桂米朝さん】葬儀
19日に89歳で死去した落語家で人間国宝の桂米朝さんの葬儀が25日、大阪府吹田市で営まれ、上方落語の復興に尽力し、関西文化の発展に貢献した「上方の至宝」に、芸能界の関係者やファンら1500人以上が最後の別れを告げた。
弔辞では、古くからの友人である俳優の近藤正臣さん(73)が、多くの噺を掘り起こしたくさんの弟子を育てた米朝さんの業績を挙げ、何度も「おおきに」と繰り返し、目に涙を浮かべた。
上方落語協会会長の桂文枝さん(71)は「風前のともしびだった上方落語を残してくれた血のにじむような努力を、無駄にしないよう努力してまいります」と決意を語った。《共同通信》
【維新の党・足立康史衆院議員】秘書残業代不払い宣言
維新の党の足立康史衆院議員(比例近畿)は25日の厚生労働委員会で質問に立ち、元私設秘書から未払いの残業代700万円を請求されたことを明かし「払うことはできない。私たち政治家の事務所は、残業代をきっちりと労働基準法に沿って払えるような態勢かと問題提起したい」と述べ、未払いを正当化した。
足立氏は「私は24時間365日仕事をする。そういう中、秘書だけ法に沿って残業代を支払うことはできない」と持論を展開。元秘書からの請求に対しては「ふざけるなと思う」と強弁。
取材に対し「労基法は現実に合っておらず、見直しが必要だ。議論を喚起するために発言した」と述べた。《共同通信》
【菅義偉官房長官】「わが軍」答弁、問題ない
菅義偉官房長官は25日の記者会見で、安倍晋三首相が自衛隊を「わが軍」と国会答弁したことに野党が批判を強めていることに関し、問題ないとの認識を示した。「自衛隊が軍隊であるかどうかは、定義いかんによるものだ。(答弁が)誤りとの見解は全く当たらない」と述べた。
同時に「自衛隊は憲法上の制約が課されており、通常の観念で考えられる軍隊とは異なるが、自国防衛を主な任務とする組織を軍隊と呼ぶのであれば、自衛隊も軍隊だ」と説明。首相の答弁は外国軍隊との共同訓練について言及したもので、一連の答弁で「自衛隊とも言っている」と強調した。《共同通信》
【沖縄県・翁長雄志知事】菅氏との早期会談に意欲
沖縄県の翁長雄志知事は25日のNHK番組で、菅義偉官房長官との早期会談にあらためて意欲を示した。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する考えを政権幹部に伝えたい意向だ。「来いと言われれば明日でも行く」と述べた。
翁長氏は昨年12月の知事就任以降、7度上京しているが、安倍晋三首相や沖縄基地負担軽減担当相を兼ねる菅氏との会談は実現していない。番組で翁長氏は「(かつては政府と沖縄の対等な)対話は成り立っていた。この5、6年は全く閉ざされてしまった」との認識を示した。《共同通信》
【この日の安倍総理】
米軍参謀議長と会談
安倍晋三首相は25日、米軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長と首相官邸で会談し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設について「移設をはじめとする在日米軍再編について、予定通り作業を進めていく」と述べた。
同県の翁長雄志知事は沖縄防衛局に移設作業の停止を指示したが、これに応じず事業を推進する意向を明示した。《毎日新聞》
【ウクライナ】汚職疑いの高官を生放送中に逮捕
ウクライナで25日、テレビで生放送されていた政府の会合に警察が突入し、国家非常事態局のボチコフスキー局長とストエツキー副局長を政府調達に関連する汚職の疑いで逮捕した。インタファクス通信などが報じた。
ウクライナの汚職は深刻で、国際社会は国際通貨基金(IMF)などによる支援に当たり、汚職対策を強く要求している。政府は高官逮捕をテレビで放送することで、汚職撲滅を進めていると内外にアピールした。
日本は昨年3月以降、財政援助など総額18億ドル(約2150億円)超を拠出する最大のウクライナ支援国で、資金が公正に使われるよう求めている。
ヤツェニュク首相は両容疑者について「国が戦時で財政難なのに、国民や国から盗んだ」と指摘し、解任を発表した。汚職をすれば誰もが同じように逮捕されるとも訴えた。各州の非常事態担当トップも併せて解任したという。《共同通信》