平成768日目

平成3年2月14日(木)

1991/02/14

【日本サッカー協会】プロリーグ参加10チーム決定

日本サッカー協会は14日、東京・岸記念体育会館で理事会を開き、1993年春スタートを目指すプロリーグの参加10チームを正式決定した。母体となるチームはJR東日本と共同参加する古河電工(JR古河、本拠地習志野市)ほか、住友金属(鹿嶋市)、三菱自動車(浦和市)、読売クラブ(川崎市)、日産自動車(横浜市)、全日空(横浜市と九州全域)、トヨタ自動車(名古屋市)、松下電器(大阪市)、マツダ(広島市)の日本リーグ勢と、静岡のクラブチーム清水FC(清水市)が選ばれた。《共同通信》



【政界メモ】鈴木知事推薦の大胆発言

○…国会内で開かれた社会党の国会対策委員会で“担当外”の都知事選問題が話題に上った。その中で「かなめの都知事選で候補の方向が一定まらないのは、いろいろな意味で影響が大きい」「速やかな決断を求める声がほうはいとして起こっている」などの意見とともに、「鈴木知事推薦を考えてもいいのでは」という、社会党支持者が聞いたら目をむくような大胆な発言も飛び出した。

委員会後、記者会見して議論の内容を明した清水国対副委員長も、この発言には戸惑い気味で「それ以上どうということもないんですが」と、口を濁すばかり。

○…海部首相はバレンタインデーの14日、記者団からプレゼントの有無を聞かれると「あれは男から男に贈るもんじゃないからね。家内と娘と、それから官邸の女子職員からもらったよ」と照れ笑い。衆院予算委審議が始まってから、しかめっ面続きだった。首相だが、久しぶりに笑顔を見せた。

しかし「毎年欠かさず家族からもらっている」と言う首相に、記者団が「来年ももちろんファーストレディーからもらえるんでしょうね」と水を向けると「そういう誘導尋問には引っ掛かりません」とピシャリとはねつけ、しかめっ面に逆戻り。《共同通信》

【東京都知事選】金丸氏、磯村氏支持を強調

自民党竹下派会長の金丸元副総理は14日昼の同派総会であいさつし、東京都知事選について「一致結束して磯村尚徳氏を応援したい。党の将来を考え、体当たりして応援してもらいたい」と述べ、磯村氏を竹下派として支援していく考えを強調した。

金丸氏は「鈴木都知事は偉大な功績があったと思うが、国会では自公民関係の中で手を握っていかなければならない(湾岸支援のための)法案処理問題がある」と述べ、国政での自公民3党の協力体制のためにも磯村氏支持が必要との考えを示した。

自民党安倍派の三塚事務総長は14日昼の派総会で、党本部が磯村氏を都知事候補として推薦決定していることについて「安倍派はどんなときにも筋道を通してきた。党議決定を尊重しながら態勢を整え対応していきたい」と述べ、派として磯村氏の当選に向けて協力していく方針を明らかにした。

自民、公明、民社3党の共同推薦候補として東京都知事選挙(4月7日投票)に出馬表明した元NHK特別主幹の磯村尚徳氏に海部首相(総裁)は14日、自民党の推薦証を手渡した。《共同通信》

【鄧小平氏】健在ぶりを誇示

14日夜の上海テレビによると、中国の最高実力者、鄧小平氏(86)は15日から始まる春節(旧正月)を前にした14日夜、楊尚昆国家主席(83)と李先念全国政治協商会議主席(81)を伴って、上海市内で新春の訪れを祝った。

同テレビは、鄧氏らが上海市の春節祝賀会で、先鎔基市長ら党、市政府の指導者らと笑いながら握手する姿を大きく映し出した。鄧氏がテレビ放映されたのは昨年12月26日、北京市人民代表選挙の際に投票に現れ、健康を誇示して以来。《共同通信》

【GM】19億ドルの赤字

米国最大の自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)は14日、販売不振から年間19億8000万ドル(約2750億円)の大幅赤字を記録する史上最悪の1990年決算を発表した。GMが年間決算で赤字を出したのは1980年以来10年ぶりで、赤字額は前回の6000万ドルをはるかに上回る厳しい内容となっている。

日本の自動車メーカーも湾岸戦争の影響でことし1月から売り上げが急減するなど、世界の自動車業界は景気後退と戦争のダブルパンチに見舞われている。戦争が長期化した場合、米個人消費の落ち込みからGMなどビッグ3は赤字が続く可能性がある。将来的に米国での現地生産を増やす計画を持つ日本メーカーへの風当たりが一層強まる恐れも出てきた。

収支が急激に落ち込んだのは、工場閉鎖に伴う償却費用が急増したことに加えて、自動車販売の減少により収益がダウンしたため。GMは昨年8月、会長にステンペル氏が就任してから思い切った合理化に着手、93年までに1万5000人の従業員を減らす方針だが、今度の決算ではまだその成果が数字に表れていない。

90年の売上高は1247億ドル(前年1269億ドル)で、損益は前年の42億ドルの利益から赤字に転落した。収益の足を大きく引っ張ったのは、第三・四半期に合理化費用と一して21億ドルもの償却費を計上したため。

北米市場での販売シェアは増加したが、全世界の乗用車・トラックの販売台数は745万台(同790万台)にとどまった。自動車アナリストの多くはGMが利益を出す体質になるには一層の効率経営が必要とみており、米国の景気後退が長引けば91年も赤字になる恐れがあると予想している。《共同通信》



2月14日のできごと