平成9549日目

2015/03/01

この日のできごと(何の日)

【英・ウィリアム王子】石巻を訪問

来日中の英国のウィリアム王子は1日、東日本大震災の被災地、宮城県を訪問し、被災者と交流した。

石巻市では、震災直後に手書きの新聞を発行した石巻日日新聞を訪れ、津波で3人の子どもを亡くした遠藤伸一さん(46)夫妻と面会した。王子は真剣な表情で話を聞き、伸一さんが時折涙を流すと、肩をさすりながら「私も昔大事な母を亡くしている」と、故ダイアナ元妃のことに触れ、「これからつらいときに今日のことを思い出す。あなたは立派な父親だ」と語り掛けた。

夫妻は、がれきの木と英国の国木であるオークで作ったストラップを、キャサリン妃と生まれてくる子どもたちのためにプレゼントした。

石巻市を見下ろせる日和山では、犠牲者を悼んで献花。小学生らから折り鶴を渡されると「ありがとう」と日本語で話し「息子のお土産にする。きっと喜ぶ」と答えた。

女川町では、100人以上が出迎え、獅子舞踊りや太鼓を鳴らして歓迎した。《産経新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【この日の安倍総理】

中間貯蔵予定地を視察

福島県を訪問中の安倍晋三首相は1日、東京電力福島第1原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の整備状況を確認するため、同県双葉町役場を訪れた。伊沢史朗町長の案内で役場屋上から建設予定地を視察し「しっかり除染を加速させ、復興を確かなものにしていきたい」と述べた。

3月1日のできごと(何の日)【安倍晋三首相】中間貯蔵予定地を視察
https://www.kantei.go.jp/

伊沢町長は中間貯蔵施設建設の受け入れに関し「双葉町の復興のために非常に迷惑な施設だが、重い判断をした。国は町民、地権者、町の復興のために継続的な支援をお願いする」と要請した。《共同通信》

閣僚の政治資金問題「説明責任が重要」

安倍晋三首相は1日、閣僚の政治資金問題が相次いでいることに関し、説明責任を果たしていくことが重要だとの認識を示した。「閣内、与党にいようと野党であろうとも、しっかり説明責任を果たさなければならない。当然のことだ」と述べた。福島県南相馬市で記者団の質問に答えた。

同時に「政権運営に遅滞は許されない。しっかりと政策を進めていくために全力を尽くしていく」と強調した。《共同通信》

【常磐道】浪江IC〜常磐富岡IC供用開始

東日本大震災や東京電力福島第1原発事故の影響で建設が遅れていた福島県内の常磐自動車道浪江―常磐富岡インターチェンジ(IC)間が1日午後、開通した。これにより常磐道は全線開通となった。《共同通信》

【日本サッカー協会・大仁邦弥会長】次期監督交渉「大丈夫だと思う」

日本サッカー協会の大仁邦弥会長は1日、ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のバヒド・ハリルホジッチ氏に就任を要請している日本代表の次期監督人事について「大丈夫だと思う」と述べ、交渉が順調に進んでいることを示唆した。パラグアイで南米連盟の会議に出席するために経由したパリで取材に応じた。

大仁会長は数時間のパリ滞在中に、フランスで交渉に当たっている霜田正浩強化担当技術委員長から電話で現状報告を受けたという。昨年のワールドカップ(W杯)でアルジェリアを16強に導いたハリルホジッチ氏との話し合いがまとまれば、12日の日本協会理事会に諮り、契約を結ぶ方針。《共同通信》

【楽天・安樂智大投手】卒業式に出席

ドラフト1位で楽天入りした安楽智大投手が1日、松山市の済美高で卒業式に出席し、2013年春の選抜大会で準優勝した成績をたたえられて特別功労賞を受け取った。高校での3年間を「甲子園に出られたのが一番の思い出。苦しいこともあったが、今のプロ生活に生かせている」と振り返った。

昨年9月に亡くなった上甲正典監督について「調子が悪かった時、監督さんがいればなと思った。最後に言われたように、息の長い選手を目指したい」と語った。

今シーズンの目標に新人王を掲げるが、現在は2軍での調整が続く。「1年目が勝負だと思うので、いち早く1軍のマウンドに上がりたい」と意気込んだ。《共同通信》

【びわ湖毎日マラソン】

陸上の世界選手権(8月・北京)代表選考を兼ねたびわ湖毎日マラソンが1日、大津市皇子山陸上競技場発着で行われ、サムエル・ドゥング(ケニア)が速報タイム2時間9分8秒で3年ぶり2度目の優勝を果たした。日本人トップは同2時間11分46秒で4位の前田和浩(九電工)だった。

初マラソンの野口拓也(コニカミノルタ)が5位に入った。《共同通信》

【拉致被害者家族会】「期限設け対応を」

北朝鮮による拉致被害者家族会と支援組織「救う会」の幹部らが1日、東京都内で合同会議を開き、拉致被害者の再調査で進展がみられない日朝政府間協議について、日本政府に具体的な期限を設けて被害者救出に当たるよう求めていくなど当面の活動方針を決めた。

家族会は、田口八重子さん(失踪当時22)の兄の飯塚繁雄代表(76)や、横田めぐみさん(同13)の父、滋さん(82)と母、早紀江さん(79)ら7家族13人が出席。

会議では、北朝鮮からの回答が遅れている日本人の安否に関する特別調査委員会の初回報告が3月末までにない場合、制裁の再発動などを政府に求めることを確認した。

飯塚代表は会議冒頭に「報告書を早く出せということが焦点ではない。目的は被害者全員の早期奪還だ」と強調した。《共同通信》

【韓国の・朴槿恵大統領】「慰安婦」対応重ねて要求

韓国の朴槿恵大統領は1日、日本の植民地支配下の朝鮮半島で1919年に起きた「3.1独立運動」を記念するソウル市での政府式典で演説し、旧日本軍の従軍慰安婦問題解決に向け日本側の対応をあらためて求めたほか、日本政府が「教科書歪曲」を試みているとして歴史認識を批判した。北朝鮮には核放棄を求めた。

朴氏は、元慰安婦女性の生存者が53人となり平均年齢は90歳近いと指摘。「名誉を(生前に)回復するための時間はあまり残っていない」と述べ、早期解決を求めた。

また昨年までの同演説では触れなかった日本の教科書にも言及。「日本政府の教科書歪曲の試みが続いていることも、近隣関係を傷つけている」とした。竹島(韓国名・独島)や慰安婦の問題をめぐる記述見直しなどの動きを指すとみられる。

一方、日韓国交正常化から今年で50年となることに触れ、両国が「より成熟した、50年先の未来へ向かうパートナー」となる必要性も訴えた。《共同通信》

【イラク国立博物館】12年ぶりに一般公開

イラク戦争でバグダッドが陥落した直後の2003年4月に多数の収蔵品が略奪されたイラク国立博物館が1日、一般公開を約12年ぶりに再開した。再開はしばらく先の予定だったが、過激派組織「イスラム国」が文化財を破壊する映像を公表したことに抗議するため、前倒ししたという。フランス公共ラジオが報じた。

国立博物館ではバグダッド陥落後、約1万5千点の収蔵品が略奪された。多くが闇市場を通じて国外に流出したとみられるが、これまでに約4300点が回収された。《共同通信》



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