平成9515日目

2015/01/26

この日のできごと(何の日)

【朝日新聞・慰安婦報道】ジャーナリストら8749人が慰謝料求め提訴

朝日新聞の従軍慰安婦報道によって「日本国民の名誉と信用が毀損された」などとして、渡部昇一・上智大名誉教授ら8749人が26日、同社を相手取り、1人1万円の賠償と謝罪広告掲載を求めて東京地裁に提訴した。

訴状によると、原告側が問題視しているのは、朝日新聞が1982~94年に掲載した「戦時中に韓国で慰安婦狩りをした」とする吉田清治氏(故人)の証言を取り上げた記事など13本。

「裏付け取材をしない虚構の報道。読者におわびするばかりで、国民の名誉、信用を回復するために国際社会に向けて努力をしようとしない」などと訴えている。《毎日新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

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古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【共産党・志位和夫委員長】池内沙織衆院議員に苦言

共産党の志位和夫委員長は26日の記者会見で、過激派「イスラム国」とみられるグループによる邦人人質事件をめぐり、安倍政権をツイッターで批判した同党の池内沙織衆院議員に苦言を呈した。「政府が全力で取り組んでいるさなかだ。今、あのような形で発信するのは不適切だ」と指摘した。共産幹部が政権批判を戒めるのは異例。

池内氏は25日、「『ゴンゴドウダン』などと、壊れたテープレコーダーのように繰り返し、国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権。安倍政権の存続こそ言語道断」と投稿。これには厳しい批判のコメントが相次ぎ、池内氏は同日中に削除した。《共同通信》

【小田幸平捕手】現役引退を表明

昨年10月に中日から戦力外通告を受けた小田幸平捕手(37)が26日、名古屋市内で引退記者会見し「レギュラーを取らずに17年間できた。その17年に誇りを持ちたい」と晴れやかに話した。

1998年に巨人に入団。06年からプレーした中日では山本昌とバッテリーを組むことが多く、昨年9月には最年長勝利の新記録をアシスト。「僕の方が100倍緊張していた」と思い出を語った。

ユーモアあふれる人柄で「中日を明るくするのが役目と思ってやってきた。それは全うできた」と誇らしげ。最後は、お立ち台での決めぜりふ「17年間、やりましたーっ」と叫び、小田らしく締めくくった。《共同通信》

【大相撲】白鵬関、審判の判断を批判

大相撲の横綱白鵬は26日、東京都墨田区の宮城野部屋で開かれた記者会見で、初場所13日目に同体取り直しとなった大関稀勢の里戦について「帰ってビデオを見た。子どもが見ても分かる相撲。なぜ取り直しにしたのか。もう少し緊張感を持ってほしい」と勝負審判の判断を批判した。

この一番は白鵬が寄って出た土俵際で稀勢の里が小手投げを打った。軍配は白鵬に上がって物言いがつき、同体と見なされた。取り直しで白鵬が稀勢の里を押し倒し、優勝を決めた。

さらに白鵬は「肌の色は関係ない。土俵に上がってまげを結っている日本の魂なんですよ。みんな同じ人間です」とも話した。《共同通信》

【兵庫県西宮市・今村岳司市長】取材拒否方針を撤回

兵庫県西宮市は26日、市が偏向と見なす報道をした報道機関に対し、取材を一切拒否するとした方針を撤回するとの文書を発表した。ただ、夜に記者会見した今村岳司市長は「もともとの意図が正確に伝わるように文言を変更した。趣旨の修正ではなく文言の変更だ」との認識を強調した。

「市政への批判、どのように書くかは報道機関が決めることだ。ただ、政策推進に支障が出れば市民の不利益となるので、(何らかの)態度を表明せざるを得ない」とも述べた。会見に先立ち「議論を呼んだことは想定外だ」などとするコメントも発表した。

今村市長は23日の会見で取材拒否に関する方針を発表。市は26日になり、「取材に一切応じない」としていた表現を「抗議を行い、改善を求める」と改めた。「偏向報道」の文言についても配慮不足として削除し「(政治的公平性を義務付ける)放送法の趣旨を逸脱し、重大な誤解を与える報道」と置き換えた文書を改めて出した。《共同通信》

【韓国】競泳選手が薬物陽性反応

2008年北京五輪の競泳男子400メートル自由形の金メダリスト、朴泰桓(25)=韓国=が国際水泳連盟(FINA)による検査で禁止薬物に陽性反応を示したと26日、聯合ニュースが所属チーム関係者の話として報じた。薬物の種類や陽性反応が出た時期は不明。

27日付の韓国各紙はチームの「禁止薬物を恐れ、風邪薬も飲まないほど徹底して遠ざけてきた」「病院で知らないうちに投与された」などの主張を伝えた。チームは無冠に終わった昨秋の仁川アジア大会前、韓国の病院でカイロプラクティック(整体療術)などを無料で受けたときの注射が原因とした。

当時も禁止薬物が含まれていないか確認したそうで「投与の理由や目的を糾明するため民事、刑事上の責任を問う」としている。中央日報によると朴泰桓側は先週、傷害容疑で病院を告訴した。ソウル中央地検が捜査しており、本人は既に事情聴取を受けたという。《共同通信》

【インド】オバマ氏主賓で記念行事

オバマ米大統領は26日、訪問先のインドの首都ニューデリーで、軍事パレードなど「共和国記念日」の行事に主賓として出席した。米大統領が主賓に招かれたのは初めてで、米印関係の親密さをアピールした形だ。

ニューデリー中心部の目抜き通りに設けられた貴賓席で、ミシェル夫人やモディ首相らと並んで約2時間、ロシア製T90戦車やミサイル発射装置、ラクダ騎兵隊などの行進を見入っていた。

共和国記念日は、1950年にインドの憲法が発効し、共和制に移行した日を祝う祝日。主賓は各国首脳の中から毎年1人が招待される。《共同通信》

【英国教会】初の女性主教が就任

英イングランドを管轄する英国国教会は26日、英中部ヨークの大聖堂で、女性のレーン氏(48)の主教就任式を行った。英国国教会で女性が主教に就任したのは初めて。男女平等の潮流に沿った歴史的な方針転換となった。

女性就任には、聖書を根拠に指導者は男性でなければならないとする反対論もあった。英PA通信によると、式典では聖職者1人が就任に反対すると叫んだが、他に異論は出ず、約2千人の参加者は賛成した。

BBC放送によると、レーン氏は就任に際し、「人々は私をとても支援してくれた。教会にとっても歴史的瞬間だ」と喜びを語った。《共同通信》

【米国】東部で大雪、6州が非常事態

ニューヨークやボストンを中心にした米東部地方は26日、激しい雪になった。27日にかけて「歴史的な積雪」(米メディア)となる予想で、ニューヨーク州やマサチューセッツ州など6州が非常事態を宣言した。

国際線を含む6500便以上が欠航し、道路の車両通行も制限された。学校や企業、政府機関などの多くが27日までの閉鎖を決め、ニューヨークのオペラやミュージカルも軒並み上演を見合わせた。

米メディアによると、東海岸沿いの平野部で積雪が50センチ前後に達する恐れがある。風も強い。数千万人に影響し、大規模な停電も見込まれる。《共同通信》

【赤瀬川隼さん】死去

直木賞作家の赤瀬川隼さんが1月26日、肺炎で死去した。83歳だった。昨年10月に死去した芥川賞作家で画家の赤瀬川原平さんは実弟。

銀行員などを経て、83年にデビュー作「球は転々宇宙間」で吉川英治文学新人賞を受賞。直木賞受賞の「白球残映」(95年)など野球をテーマに人生の哀歓を描いた小説で人気を得た。「甚五郎異聞」などの歴史小説やミステリーを手がけた。映画好きで、エッセーにも定評があった。《朝日新聞》



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