平成9473日目

2014/12/15

この日のできごと(何の日)

【民主党・海江田万里代表】代表辞任を正式表明

民主党の海江田万里代表は15日、党本部で記者会見し、衆院選での落選を受けて代表を辞任することを正式に表明した。党執行部は夜に臨時役員会を開き、代表選の方法や日程について協議したが、結論は出なかった。17日に両院議員総会を開き、決める方針だ。党内には細野豪志元幹事長や前原誠司元外相、岡田克也代表代行らを擁立する動きがある。

海江田氏は記者会見で、「私が議席を失うことが確定し、辞めることを決意した」と説明。野党再編に関し「どこかの政党と一緒になることで民主党が割れるのは悲しい。そういうことがないようにお願いしたい」と民主党が軸になるべきだとの考えを示した。

役員会では(1)党員・サポーターも投票する正式な代表選を1月末から2月にかけて行う(2)年内から年明けにかけて臨時党大会を開催し、地方議員と国会議員による投票で選出する-の2案が示された。正式な代表選の実施を求める声が多かったが、「来年の通常国会が始まっても代表不在になりかねない」との懸念も出ている。16日の常任幹事会で引き続き調整する。

また、海江田氏の後任代表が決まるまで、岡田克也代表代行が代表実務を代行することも確認した。

一方、細野派(自誓会)は15日夜の会合で代表選の対応を協議した。維新の党との合流も模索する細野、前原両氏と、党再建を目指す岡田氏との間には溝があり、党内は分裂含みの様相も呈している。《産経新聞》

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【安倍晋三首相】改憲へ「努力」

安倍晋三首相(自民党総裁)は15日、衆院選を受けて自民党本部で記者会見し、憲法改正について「国民の理解と支持を深め、広げていくために、自民党総裁として努力したい」と重ねて意欲を表明した。また「経済最優先で取り組み、景気回復の風を全国津々浦々に届ける」と語った。《毎日新聞》

【オリックス・糸井嘉男外野手】契約更改

プロ野球パ・リーグで首位打者に輝いたオリックスの糸井嘉男外野手(33)が15日、ほっともっとフィールド神戸で契約更改交渉に臨み、1億円増の年俸3億5千万円プラス出来高払いでサインした。契約は1年。

主要3部門で打率3割3分1厘、19本塁打、81打点と自己最高の成績を残した。大幅増に「また頑張ろうとなった」と満足げに話した。来季は主将を務めるそうで、かねて希望していた米大リーグ挑戦については「今は考えていない」と述べた。(金額は推定)《共同通信》

【JR北陸線】停電で立ち往生、1350人が車内で一夜

14日午後6時半ごろ、新潟県糸魚川市のJR北陸線糸魚川−能生間で停電が発生した。JR西日本などによると、金沢行き特急のはくたか20号と26号、北越10号が、新潟県の直江津駅と越後湯沢駅の構内に停車したままになり、2駅で乗客約1350人が車内に宿泊した。停電は15日朝に復旧し、運転を再開した。

駅は別の電源のため、乗客が宿泊した車内には電気が通り、暖房も利いていて、駅員らが食料を配るなどした。体調の悪化を訴えた人はいなかったという。JR西は停電の原因を調べている。

この影響で金沢駅から越後湯沢駅に向かった特急が途中で引き返し、乗客が金沢駅で足止めを強いられた。JR西が別の特急車両をホテル代わりに開放し、85人が車内で一晩を過ごした。

乗客にはおにぎりや毛布類などを提供。大半の乗客は朝、名古屋行き特急で金沢駅を出発し、米原駅で東海道新幹線に乗り換えるなどして目的地へ向かったという。また、JR西は15日、大雪の影響で金沢と新潟県内を結ぶ特急列車を午前中から運休した。《共同通信》

【豪・シドニー】武装男がカフェに立てこもり

オーストラリアの最大都市シドニー中心街のカフェで、武装した男が客などを人質にして立てこもっている事件で、警察は交渉担当者が犯人と連絡を取ったと明らかにした。犯人の動機についての言及は控えた。

事件は15日朝に発生。警察によると、武装した容疑者1人を確認しているが、複数いる可能性もあるという。カフェの店内にはアラビア語で書かれた黒い旗が掲げられており、イスラム過激派との関連も懸念されている。《ロイター》

【香港】民主派デモ隊の道路占拠が完全に終結

香港の公共放送RTHK(電子版)によると、香港警察は15日、民主派デモ隊が最後まで占拠を続けていた香港島最大の繁華街コー ズウェイベイ(銅鑼湾)の幹線道路と、アドミラリティ(金鐘)の政府庁舎に隣接する立法会の構内で、それぞれバリケードやテントなどの障害物を強制撤去した。銅鑼湾での強制撤去の際に退去を拒んだ17人のデモ参加者が逮捕されたが、警官隊との衝突など現場での大きな混乱はなかった。《産経新聞》

香港警察は15日午前(日本時間同)、最後まで残っていた大規模デモの最小拠点、コーズウェイベイ(銅鑼湾)で、幹線道に築かれたバリケードなどの撤去に着手した。デモ隊が座り込みを続けて抵抗した場合、逮捕して強制排除する方針。

警察は既に、香港島のアドミラリティ(金鐘)にあった最大拠点と、九竜地区のモンコック(旺角)にあった中規模拠点を強制撤去しデモは事実上収束している。銅鑼湾が撤去されると香港の交通は約2カ月半ぶりに全て正常化し、デモは完全に収束することになる。《共同通信》

【サッカー日本代表・アギーレ監督】「八百長疑惑」発覚

スペインの検察当局は15日、サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)が2011年の同国1部リーグの試合で八百長に関与した疑いがあるとして告発した。バレンシア裁判所が告発を受理すれば本格的な捜査が始まり、同監督は出頭を求められる可能性がある。

疑惑の試合は11年5月21日の最終節で、アギーレ監督が当時率いていたサラゴサ(現2部)がレバンテを2−1で下して1部残留を決めた。選手、幹部ら41人が関与を疑われており、合計96万5千ユーロ(約1億4千万円)がレバンテの選手らに支払われたとされる。

15日付のスペイン各紙も一斉に報じ、パイス紙は、サラゴサの会長が監督と選手にあらかじめ試合が八百長であることを伝え、同意を得たことを示す書類があるとしている。

アギーレ監督は来年1月のアジアカップ(オーストラリア)に備えて日本に滞在しており、大会へ向けた合宿が29日から始まる予定。日本サッカー協会の西沢和剛コミュニケーション部長は「協会には連絡はない。コメントのしようがない」としている。《共同通信》

【韓国】大統領の実弟が検察出頭

韓国の朴槿恵大統領の元側近チョン・ユンフェ氏が政府高官らと密会し人事に介入しているとの大統領府内部文書が流出、韓国紙が報じた問題で、大統領の実弟朴志晩氏が15日、事情聴取のためソウル中央地検に出頭した。文書流出では志晩氏側近らの関与疑惑も報じられており、検察は経緯を知らないかただすため参考人として呼んだとみられる。

志晩氏は地検前で記者団に「(地検に)入って、知っている通りのことを話す」と述べた。

肉親が検察に呼ばれたことは、身内の利権介入を許さないと強調してきた大統領には痛手になりそうだ。《共同通信》

【韓国】大韓航空副社長に出頭命令

大韓航空の趙顕娥副社長が自社機内で客室乗務員のナッツの出し方が間違っていると激怒し、客室サービス責任者を降ろし離陸を遅らせた問題で、航空法違反や業務妨害などの疑いで捜査している検察は趙氏に対し、17日に出頭するよう命じた。聯合ニュースが15日報じた。

起訴の是非を判断するため、本格的な事情聴取に入る。趙氏が乗務員らに暴行を加えたとの証言もあり、暴行容疑も念頭に調べるとみられる。趙氏側は暴言や暴行を否定している。

趙氏が同責任者を罵倒した上で「機長に機体を戻せと言え」などと命じたとの目撃証言に基づき、市民団体が告発した。《共同通信》

【中国】死刑18年後に再審無罪、高裁が異例の謝罪

中国内モンゴル自治区の高級人民法院(高裁)は15日、女性を乱暴し殺害したとして故意殺人罪などで死刑が確定し1996年に刑を執行された男性=当時(18)=に対し、再審で無罪を言い渡した。同法院の副院長は同日、男性の両親に「申し訳ない」と謝罪した。

中国の司法機関が判断の誤りを認め、謝罪するのは異例。習近平指導部は法治徹底の方針を打ち出しており、司法改革に取り組む姿勢を誇示する狙いがありそうだ。

新華社電などによると、男性は96年4月、自治区フフホト市で女性が倒れているのを発見、警察に通報したところ殺人の容疑者として逮捕された。《共同通信》

【ロシア・ラブロフ外相】クリミアへの核配備は可能

ロシアのラブロフ外相は15日、インタファクス通信のインタビューで、ウクライナから一方的に編入したクリミア半島への核兵器配備はあり得るか問われ「クリミアは核拡散防止条約(NPT)で核兵器保有が認められた国家の一部になった」と述べ、同半島への核配備は可能だとの考えを示唆した。

ウクライナ危機で対立が激化している欧米はロシアによるクリミアへの核配備の可能性にたびたび懸念を示している。ラブロフ氏の発言には欧米を威嚇する狙いがあるとみられる。

ラブロフ氏はロシアには国益や国際法で定められた義務に沿って、合法的に核兵器を運用する権利があると語った。

AP通信によると、北大西洋条約機構(NATO)欧州連合軍のブリードラブ最高司令官は11月、ロシアがクリミアで部隊を増強する過程で核兵器の運用能力を持つ部隊も入ったが、実際に核配備されたかは不明だと述べていた。《共同通信》



12月15日 その日のできごと(何の日)