平成9474日目

2014/12/16

この日のできごと(何の日)

【2014年ペシャーワル学校襲撃事件】

パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州の州都ペシャワルで16日、武装集団が軍運営の学校を襲撃し、AFP通信によると、少なくとも生徒ら141人が死亡した。学校を標的としたパキスタンのテロ事件としては過去最悪の被害といい、シャリフ首相は「国家的悲劇だ」と語った。イスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動」(TTP)が犯行を認めた。

パキスタン軍によると、16日午前10時半(日本時間同午後2時半)ごろ、軍の制服姿の武装集団7人が学校に侵入し、教師や生徒らに対して無差別に発砲。生徒らを人質に取って立てこもった。駆け付けた治安部隊との銃撃戦は約8時間に及び、テロリストのうち6人は自爆、1人は射殺された。軍などによれば、死者のうち、犠牲になった生徒は少なくとも132人に上り、121人が負傷した。

現場は軍関係者の子供が多く通う公立学校。生き延びた教師が地元ジャーナリストに語ったところでは、事件当時は生徒の多くは講堂で試験を受けていた。武装集団6人のうち3人が講堂に押し入り、銃を乱射したという。《AFP》

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【安倍晋三首相】全閣僚再任を示唆

安倍晋三首相は16日、衆院選後初の閣僚懇談会で「経済対策や税制大綱は急がなくてはいけない。心から取り組んでほしい」と指示し、閣僚全員を再任する考えを示唆した。《毎日新聞》

【石原慎太郎氏】政界引退を表明

次世代の党の石原慎太郎最高顧問は16日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、衆院選で落選したことを受け、政界を引退することを正式表明した。

石原氏は「歴史の十字路に何度か立ち、政治家としても物書きとしてもうれしい経験だった。晴れ晴れとした気持ちで政界を去れる」と、長年の政治生活を振り返った。

ただ、「心残りは憲法が一字も変わらなかったことだ」と述べ、在職中に憲法改正が実現できなかったことを残念がった。

盟友だった維新の党の橋下徹共同代表について問われると、首相になれる器だとの認識を示し、「彼は天才だ。国会で内閣を動かさなければ大阪は持ち上がってこない」と述べ、国政進出に期待感を示した。

中国系メディアが日中関係や尖閣問題について質(ただ)す場面もあり、石原氏は「けんかをしかけているのは向こう(中国)だ。頭を冷やした方がいいよ、シナの人は」などとやり返した。

会見の最後は「死ぬまでは言いたいことを言って、やりたいことをやる。人から憎まれて死にたいと思う」と、“慎太郎節”で締めくくった。《産経新聞》

【巨人・内海哲也投手】契約更改

巨人の内海哲也投手が16日、東京都内の球団事務所で4年契約の3年目となる来季の契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸4億円でサインした。今季は7勝に終わり「一人一人集中して投げていくことで勝ちが拾える。最低、15勝は目指して頑張っていきたい」と巻き返しを誓った。

2011、12年と最多勝に輝いた左腕。来季は3年ぶりの開幕投手にも意欲を見せる。今季の開幕投手で、12勝を挙げた菅野が最有力だが「(菅野)智之が頭1個も2個も、もしかしたら、もっと先を走っているかもしれないけれど、それでも粘り強く食らい付いていくのが僕のプレースタイル」と決意を語った。(金額は推定)《共同通信》

【楽天・嶋基宏捕手】契約更改

楽天の嶋基宏捕手が16日、仙台市内の球団事務所で変動制の4年契約の2年目となる来季の契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1億2千万円でサインした。

今季は国内フリーエージェント(FA)権を取得したが、行使せずに残留した。大久保新監督の下、最下位からの巻き返しを期す来季に向けて「もう一度、日本一になりたい。それだけです」と決意を口にした。

中継ぎで10試合の登板に終わった小山伸一郎投手は野球協約の減額制限(年俸1億円以下は25%)を大幅に超える60%減の年俸3200万円で更改した。(金額は推定)《共同通信》

【藤川球児投手】レンジャーズ入り

米大リーグ、レンジャーズは16日、カブスからフリーエージェント(FA)となった藤川球児投手(34)と1年契約を結んだと発表した。年俸100万ドル(約1億2千万円)で、出来高払い付き。2016年の契約選択権は球団が持つ。レンジャーズにはダルビッシュ有投手が所属している。

プロ野球阪神から海外FAでカブス入りした昨年の6月に右肘靱帯の修復手術を受け、今年8月に復帰して15試合に登板した。レンジャーズは故障の癒えた藤川が救援で本来の力を発揮できる状態あると判断し、獲得に乗り出していた。大リーグ通算成績は27試合で1勝1敗2セーブ、防御率5.04。

レンジャーズは今季、故障者が続出して67勝95敗と低迷した。来季はバニスター新監督が指揮を執る。《共同通信》

【シドニー立てこもり事件】特殊部隊突入、犯人射殺

オーストラリア最大都市シドニー中心部のカフェで12月15日に発生した立てこもり事件で、重武装した警察が16日に突入し、イラン出身の犯人と人質2人が死亡した。自称「イスラム教指導者」の男が17人を約17時間にわたり人質に取ったこの事件は、衝撃的な結末を迎えた。

店内にいた従業員と客の一部が自力で脱出した後、米警察特殊部隊のように武装した警察官らがカフェ内に着発式の手投げ弾を投げ入れて発砲を開始。現場は爆音と閃光に包まれた。ニューサウスウェールズ州警察のアンドルー・シピオーネ本部長は記者会見で、銃撃戦後に警察が店内に踏み込み、50歳の「単独犯」を射殺したと発表した。さらに、人質になっていた34歳の男性と38歳の女性が搬送先の病院で死亡が確認された。《AFP》

オーストラリア・シドニーのカフェで起きた立てこもり事件で、死亡した人質の2人は同カフェのマネジャー、トーリ・ジョンソンさん(34)と法廷弁護士カトリーナ・ドーソンさん(38)と16日判明した。2人は他の人質を助けようとして犠牲になったと地元メディアが伝え、憤りと悲しみが広がった。

地元メディアによると、立てこもりの時間が16時間を超え、容疑者の男はうたた寝を始めた。ジョンソンさんは、その隙にほかの人質を逃がすため、男が持っていた銃を奪おうと格闘して撃たれたという。また、ドーソンさんは妊娠していた仲間の女性をかばおうとして死亡したという。《共同通信》

【福岡地裁】アディーレ法律事務所に「着手金」返還命令

法律事務所に依頼した刑事弁護を中途解約した福岡県の男性が、支払った着手金45万円の返還に事務所側も合意したにもかかわらず返金されないと主張した訴訟の判決で、福岡地裁は16日、事務所側に返還を命じた。

事務所は債務整理を多く手掛ける「アディーレ法律事務所」(東京)。訴訟でアディーレ側は「返金は、新しく選任された別の事務所の弁護士が謝罪する条件で合意した。謝罪がない」と主張したが、永井裕之裁判長は判決で「アディーレの弁護士が送った書面には謝罪の条件はない。返金の合意は成立している」と指摘した。《産経新聞》



12月16日 その日のできごと(何の日)