平成9472日目

2014/12/14

この日のできごと(何の日)

【第47回衆院選】

第47回衆院選は14日投開票され、与党の自民、公明両党は325議席を獲得し、定数の3分の2(317)を上回った。安倍首相(自民党総裁)は最大の争点となった経済政策「アベノミクス」などの信任が得られたとして、24日に第3次内閣を発足させる。

民主党の海江田代表は落選、代表を辞任する。同党は73議席と伸び悩んだ。維新の党など第3極は苦戦した。共産党は21議席に躍進した。小選挙区の投票率は、読売新聞社の推計で52%前後となり、2012年の前回(59・32%)を下回って、戦後最低となることが確実だ。《読売新聞》

民主前職で元首相の菅直人氏(68)は東京18区で前回同様、自民党候補に敗れたが、比例代表で復活し、475番目の当選者になった。記者会見では「大変な応援をいただきながら小選挙区の議席獲得にいたらず、おわびをしたい」と頭を小さく下げ「十分な支持をいただけなかったのは私自身の責任だと思う」と言葉を詰まらせた。

当初、小選挙区の敗北が伝わると、支持者は信じられないといった表情を浮かべた。菅氏は私邸で伸子夫人と比例代表の結果を待ち、日付が変わった15日午前3時ごろ事務所に姿を見せた。事務所に残った約10人の支持者と握手を交わし表情をほころばせたが、万歳をしないまま引き揚げた。《共同通信》

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【日本列島】日本海側で大雪

日本列島は14日、上空に流れ込んだ寒気の影響で強い冬型の気圧配置となり、北日本から西日本の日本海側や山間部を中心に大雪に見舞われた。新潟県では上越新幹線が雪の影響で停電し、越後湯沢―新潟間で午後1時までの約6時間にわたり運転を見合わせた。

大雪は15日も続く見通しで、気象庁は路面凍結による転倒や交通事故、電線や樹木への着雪による被害などに警戒を呼び掛けている。

気象庁によると、上空約5500メートルに流入した寒気は北日本で氷点下36度以下、東日本と西日本で氷点下30度以下と強い。15日も日本海側は大雪の恐れがあり、東北から西日本の太平洋側の平地でも積もる可能性がある。

積雪は14日午後8時現在、青森市の酸ケ湯で173センチ、新潟県津南町で160センチ、山形県大蔵村で135センチ、長野県野沢温泉村で132センチ、北海道幌加内町で121センチなど。

15日午前6時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多いところで北陸80センチ、関東甲信70センチ、東北60センチ、東海と近畿北部50センチ、中国地方35センチ、近畿中南部20~15センチ、四国10センチとなっている。

JR東日本によると、上越新幹線は上下線で計21本が運休し、20本に最大約5時間の遅れが出た。《共同通信》

【大相撲・田子ノ浦部屋】土俵開き

大相撲の大関稀勢の里らが所属する田子ノ浦部屋が14日、東京都江戸川区に新築した部屋の土俵開きを行い、稀勢の里は「ここで何とかして一皮でも二皮でもむけないといけない」と誓った。 土俵祭りに続く二所ノ関一門の連合稽古で、稀勢の里は大関琴奨菊らと汗を流した。新しい環境での初稽古を終え「今回を良いきっかけにして来年に向かいたい」と伸び悩む現状の打破へと意気込んだ。 田子ノ浦部屋は田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)が昨年12月下旬に年寄「鳴戸」から名跡変更し、千葉県松戸市の部屋を離れた。新部屋完成まで東京都墨田区の旧三保ケ関部屋に仮住まいしていた同親方は「やっとスタートが切れた。稀勢の里には、ここで横綱土俵入りをしてもらいたい」と張り切っていた。《共同通信》

【第69回甲子園ボウル】

アメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝、第69回甲子園ボウルは14日、甲子園球場で行われ、西日本代表の関学大(関西)が東日本代表の日大(関東)に55−10で大勝し、4年連続27度目の優勝を果たした。関学大は来年1月3日の日本選手権、ライスボウル(東京ドーム)で社会人王者と対戦する。

両校の対戦は2年連続28度目で、関学大の10勝2分け16敗になった。序盤から攻勢の関学大はRB橋本誠の3TDの活躍などで前半を31−10とリードし、後半もQB斎藤を軸にした多彩な攻撃で加点した。24年ぶりの優勝に挑んだ日大は力負け。33度の出場で最多失点となった。《共同通信》

【卓球グランドファイナル】

卓球のワールドツアー・グランドファイナル最終日は14日、バンコクで行われ、女子シングルスの石川佳純(全農)は準決勝でゲオルギナ・ポータ(ハンガリー)、決勝では徐孝元(韓国)を4―0で下し、日本女子で初優勝を果たした。

男子シングルスの水谷隼(ビーコン・ラボ)は準決勝でマルコス・フレイタス(ポルトガル)を下し、決勝ではドミトリー・オフチャロフ(ドイツ)に4―3で競り勝って4年ぶり2度目の優勝を決めた。強豪の中国勢は出場していない。《共同通信》

【プロ野球選手会】ファン1万1000人と交流

日本プロ野球選手会は14日、ファンとの交流イベント「ベースボール・クリスマス」を静岡県草薙総合運動場野球場で開催し、選手会長の嶋基宏捕手(楽天)や牧田和久投手(西武)ら12球団の計32選手が約1万1千人のファンとキャッチボールやトークショーなどで交流した。

交流イベントは2007年に始まり、ことしが8回目。グラウンドでプロ選手が打撃を披露したほか、子どもと一緒にボールを使ったゲームを楽しんだ。嶋は「一人でも多く野球に興味を持って、始めてくれたら」と話し、静岡県出身の牧田は「もっと野球ファンが増えてくれたらうれしい」と笑顔で語った。《共同通信》

【東京メトロ】アルコール検査を身代わり、19人を処分

東京メトロの男性助役9人が出勤時に義務付けられているアルコール検査を免れるため、同僚に身代わりをさせていたことが判明し、同社は14日、計19人を懲戒処分にしたと発表した。

同社によると、9人は30~60代の助役で、丸ノ内線、東西線、有楽町線、副都心線の各乗務管区で運転士や車掌を監督するなどの仕事をしていた。「お酒が残っていると勤務を外されるため、迷惑を掛けたくなかった」と説明したという。

9人は昨年5月からことし10月にかけ、のべ17回、同僚を身代わりにした。うち2人はそれぞれ4回にわたって繰り返していた。助役は緊急時に列車を運転する可能性があるが、検査を免れた日に運転した人はいなかったという。

同社は9人と、検査を身代わりするよう部下に指示した別の助役1人の計10人を降格処分にした。また、身代わりになった9人をけん責処分にした。

11月上旬、現場の社員からの相談があったため調査を開始。検査機器に検査を受けた人の顔写真を撮影する機能があり、本人と違う顔が写っているのが発覚した。同社は「お客さまに深くおわびし、再発防止に取り組む」としている。《共同通信》

【韓国】大統領府高官を聴取

韓国の朴槿恵大統領の元側近チョン・ユンフェ氏が政府高官と密会を繰り返し人事に介入したと記した大統領府の内部文書が報じられた問題で、検察は14日、チョン氏と密会していたと文書で名指しされた大統領府の李在万総務秘書官を参考人として聴取した。聯合ニュースが報じた。

李氏は、文書の内容は虚偽であり名誉を毀損されたとして、報道した韓国紙記者らを告訴している。聴取でも同様の主張をし、チョン氏との密会を否定したとみられる。

李氏は1998年の朴氏の国会議員初当選時からの最側近。《共同通信》

【トルコ】大統領と対立のメディア幹部ら24人拘束

トルコ警察は14日、エルドアン大統領と対立している在米のイスラム教指導者ギュレン師の系列メディアの幹部ら24人を、国家主権を奪おうとしたなどの容疑で拘束した。地元メディアが報じた。

ギュレン師はエルドアン氏と長年協力関係にあったが、昨年から政権批判に転じた。ギュレン師は警察やメディアに支持者のネットワークを築いているが、政権側は昨年以来、同師系の警察幹部らを大量更迭し、同師系メディアの取材は拒否。野党から強権的だと批判を浴びている。《共同通信》



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