平成9444日目

2014/11/16

この日のできごと(何の日)

【沖縄県知事選】翁長雄志氏が初当選

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の是非が争点となった沖縄県知事選は16日、投開票が行われ、無所属新人で前那覇市長の翁長雄志氏(64)が3選を目指した現職の仲井真弘多氏(75)=自民、次世代推薦=らを破り、初当選した。翁長氏は辺野古移設に反対する公約を「ぶれずに実行する」と明言。政府は移設作業を推進するが、工期の遅れや抗議活動の激化が懸念される。投票率は64・15%で、平成22年の前回60・88%を3・27ポイント上回った。

翁長氏は、昨年12月に政府の辺野古の埋め立て申請を仲井真氏が承認したことを批判してきた。翁長氏は16日夜、「私の当選で県民の考え方は違うと出た。それを日米両政府や国連に届ける」と移設断念を求めていく方針を示した。

平成8年の普天間返還合意以降の知事選で移設問題の争点が最も鮮明で、有権者は経済振興より移設問題を重視する意向を強めた。翁長氏はその審判の結果、辺野古移設を容認する仲井真氏を抑え、県内移設に反対する候補者として当選したとアピールする考えだ。《産経新聞》

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【競馬・第39回エリザベス女王杯】

第39回エリザベス女王杯(16日・京都11R2200メートル芝18頭、G1)3番人気のラキシス(川田将雅騎乗)が2分12秒3で優勝、重賞初勝利をGIで飾るとともに1着賞金9千万円を獲得した。川田騎手、角居勝彦調教師はともにこのレース初勝利。

ラキシスは中団やや前の好位置を内らち沿いに追走。直線に入ると馬場中央から鋭く伸び、先行した1番人気でオークス馬のヌーヴォレコルトをゴール前でかわし、首差をつけて差し切った。さらに1馬身1/4差の3着には6番人気のディアデラマドレが入った。《共同通信》

【プロ野球】巨人ー阪神OB戦

東日本大震災の復興支援を目的としたプロ野球巨人と阪神のOB戦が16日、仙台市の楽天Koboスタジアム宮城で行われ、王貞治氏や松井秀喜氏をはじめ、両チームを率いる原辰徳、和田豊両監督らがはつらつとプレーした。球場は2万4528人の観客で満員となった。

松井氏は久々に背番号55を背負い、4打数4安打と大活躍した。二回の打席では現役時代に苦手の左腕遠山奨志氏から右越えに二塁打を放った。本塁打を惜しくも逃し「行ったかと思ったけど現役のころと違う。もうひと伸びするパワーが残っていなかった」と苦笑いを浮かべた。《共同通信》

【日米野球】第4戦

日米野球は16日、東京ドームで第4戦が行われ、米大リーグ(MLB)オールスターチームが日本代表に6−1で初白星を挙げ、対戦成績を1勝3敗とした。

MLBは一回にモーノー(ロッキーズ)の適時二塁打で1点を先制。直後に同点とされたが三回にモーノーの3ランで勝ち越した。その後も六回にロンゴリア(レイズ)がソロを放つなどリードを広げた。

日本代表は先制された直後の二回に筒香(DeNA)の適時二塁打で追い付いたが、後が続かなかった。藤浪(阪神)は先発して4回4失点だった。《共同通信》

【大相撲九州場所】8日目

大相撲九州場所8日目(16日・福岡国際センター)横綱鶴竜が小結勢をはたき込み、2場所連続のストレート勝ち越しで単独トップを堅持した。横綱白鵬は照ノ富士を寄り切って1敗を守り、ことし74勝目で8年連続8度目の年間最多勝が確定した。横綱日馬富士は豪風を押し出して6勝目。

稀勢の里は琴奨菊との大関対決を上手投げで制して7勝目を挙げた。琴奨菊は5敗目。大関豪栄道は高安に寄り切られて星が五分になった。

鶴竜を白鵬、稀勢の里、平幕の旭天鵬が1敗で追う。《共同通信》

【イスラム国】5人目の殺害映像を公開

フランス公共ラジオによると、過激派「イスラム国」は16日、シリアで人道支援活動を行っていた米国人ピーター・カシッグ氏の首を切り、殺害したとする映像を公開した。イスラム国が欧米人を殺害したとする映像を公開するのは5人目。イスラム国は10月に英国人ボランティアの殺害映像を公開した際、カシッグ氏の殺害を警告していた。《共同通信》

【ロシア・プーチン大統領】G20閉幕を待たずに帰国

ロシアのプーチン大統領は16日、オーストラリア東部ブリスベンで開催された20カ国・地域(G20)首脳会議の閉幕を待たず、帰国の途に就いた。 「公務に備えて眠りたい」と弁解したが、ウクライナ危機をめぐり日米欧の首脳から批判を浴びたことに不満を抱き、日程を切り上げた可能性も指摘されている。《時事通信》

【安倍晋三首相】米豪首脳と会談


https://www.kantei.go.jp/

安倍首相は16日、豪ブリスベンで米国のオバマ大統領、豪州のアボット首相と日米豪首脳会談を行い、アジア太平洋地域の平和と安定に向け、潜水艦共同開発を含む安全保障協力を強化する方針で一致した。《読売新聞》

【福岡市長選】高島氏再選

任期満了に伴う福岡市長選は16日投開票の結果、現職の高島宗一郎氏(40)=自民、公明推薦=が25万票余りを得て、元市長吉田宏氏(58)ら無所属5人を大差で破り、再選を果たした。

高島氏は、麻生太郎副総理兼財務相が何度も応援に駆け付けるなど安倍政権との緊密ぶりを強調。1期4年の実績や知名度で各年代から幅広い支持を獲得した。国家戦略特区を活用した経済振興の訴えも浸透、自民党市議の一部が高島氏批判を掲げて離反したが影響は小さかった。

高島氏は16日夜、市内で支持者を前に「特区を利用して前に進んでいきたい。今までの路線を着実に進めたい」と再選の喜びを語った。《共同通信》

【熊本市長選】大西氏初当選

任期満了に伴う熊本市長選は16日投開票され、元県議大西一史氏(46)=自民、公明推薦=が、元会社役員石原靖也氏(60)と元市議下川寛氏(54)を破り、初当選した。

12年に政令市に移行後、初めての市長選。市中心部の再開発に伴い、市が300億円で計画している大型集会施設の建設の是非が争点だったが、大西氏は建設推進を表明し「争点はほかにたくさんある」と主張。中学生までの医療費助成の段階的拡充や、子育て支援など市政全般にわたる130項目の公約実現を訴え、自民、公明両党の手厚い支援も受け、選挙戦を終始リードした。《共同通信》

【松山市長選】野志氏が再選

任期満了に伴う松山市長選は16日投開票され、無所属の現職野志克仁氏(47)=民主推薦=が、無所属の元経済産業省職員滝本徹氏(53)ら2新人を退け、再選を果たした。

野志氏は中村時広愛媛県知事の支援を受け、県と歩調を合わせて市民主体のまちづくりを実践すると主張。教育施設や子育ての環境改善に向けた取り組みを強化すると訴え、信任を得た。市内のホテルに集まった支援者らに「市民目線を大切にする市政運営を評価していただいた」と語った。

滝本氏は県選出の塩崎恭久厚生労働相から後押しされ、政権与党との連携や経産省での経験をアピールしたが及ばなかった。《共同通信》

【愛媛県知事選】中村氏再選

任期満了に伴う愛媛県知事選は16日投開票の結果、無所属の現職中村時広氏(54)が、無所属新人の元松山市議小路貴之氏(71)=共産推薦=を大差で破り、再選を果たした。

中村氏はサイクリングによる観光振興や県産品の販路拡大などに取り組んだ実績を強調。人口減少対策や防災・減災対策の強化を訴えた。自民、民主両党県連の推薦を得たほか、みんなの党、社民党の地元組織も支援。多数の業界団体の後押しも受けた。

中村氏は当選を決め、あらためて「原発は絶対に安全とは言えず、国の審査や電力事業者の姿勢、立地地域や県議会での議論なども踏まえないといけない」と語った。《共同通信》

【イスラム国】米国人を殺害

米政府は16日、シリアで人道支援活動をしていた米国人ピーター・カシッグ氏(26)が過激派「イスラム国」に殺害されたことを確認した。オバマ大統領は声明で「テロ組織による邪悪な行為」と強い調子で非難し、遺族に追悼の意を表した。

AP通信によると、カシッグ氏は米兵としてイラクに駐留、除隊後はシリア難民の支援で、物資の提供や医療活動に奔走していた。

イスラム国は16日、ネット上に映像を公開し、カシッグ氏の首を切り、殺害したと主張していた。米国人としては、いずれも記者だったフォーリー氏とソトロフ氏がイスラム国に殺害されている。《共同通信》



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