2014 平成26年11月15日(土)　横田めぐみさん、拉致から37年

平成9443日目

2014/11/15

この日のできごと(何の日)

【横田めぐみさん】拉致から37年

北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさん(失踪当時13)が連れ去られて37年を迎えた15日、現場となった新潟市で早期救出を訴える集会が開かれた。めぐみさんの両親が川崎市の自宅からインターネット中継で参加。母、早紀江さん(78)は日朝協議を念頭に「今年こそはと期待したが、娘に会えず寂しい」と苦しい胸の内を明かした。

父、滋さん(82)は「制裁が解除されれば北朝鮮の人も幸せになれる」と、問題解決が北朝鮮にとって良い結果をもたらすとの考えを示した。

政府が認定した拉致被害者は17人で、うち5人が2002年に帰国した。めぐみさんの弟、哲也さん(46)は集会で「被害者に認定も非認定もない。全員が帰国できるよう耳を傾けてほしい」と一層の支援を訴えた。

集会は県などが主催し約千人が参加。拉致被害者の曽我ひとみさん(55)や山谷えり子拉致問題相も出席した。横田夫妻は毎年出席してきたが、体調不良のため見送った。めぐみさんが帰国した場合に「寝込んでいたりしては何にもならない」と、年内は活動を控えて休養する。《共同通信》

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【東海道新幹線】男が車両に上り停電

15日午前5時40分ごろ、横浜市の東海道新幹線新横浜駅構内で、男性が停車中の車両に上り感電したため停電が発生し、品川―小田原駅間で始発から上下線で一時運転を見合わせた。午前7時すぎに運転を再開した。

JR東海や神奈川県警港北署によると、発車準備中だった新横浜発のひかり493号で、「ドーン」という音がして停電が発生。車掌が確認したところ、最後部車両の屋根に男性がいるのが見つかった。

男性は自称20代で、架線に近づいたとみられ、感電してやけどをした。洋服が燃え、駅員が消火器を使った際に線路上に落ちた。発見時に意識はあったという。港北署が屋根に上った理由を調べている。

JR東海によると、上下線計109本で最大90分遅れ、約9万7千人に影響が出た。《共同通信》

【大相撲九州場所】7日目

大相撲九州場所7日目(15日・福岡国際センター)横綱鶴竜が今場所3個目の金星を狙った高安を押し出し、7戦全勝で単独首位を守った。横綱白鵬は小結豪風を寄り切り、連敗を免れて6勝1敗。大鵬に並ぶ史上7位の通算872勝となった。横綱日馬富士は千代鳳を上手出し投げで下し、5勝目を挙げた。

大関陣は稀勢の里が宝富士を寄り切って6勝目。豪栄道は新関脇碧山を押し出して4勝3敗としたが、琴奨菊は豊響の小手投げに屈して黒星が先行した。新関脇逸ノ城は新小結の勢を左上手投げで退けて4勝目。

無敗の鶴竜を1差で白鵬、稀勢の里と隠岐の海、旭天鵬ら平幕4人が追う。《共同通信》

【日米野球】第3戦

日米野球は15日、東京ドームで第3戦が行われ、日本代表が米大リーグ(MLB)オールスターチームに則本(楽天)ら4投手の継投で無安打無得点試合を達成した。試合は4−0で、日本代表が3連勝して勝ち越しを決めた。日米野球で全日本を含めた日本代表がノーヒットノーランを記録するのは初めて。

日米野球でMLBのチームに勝ち越したのは、1990年に全日本が大リーグ選抜に4勝3敗1分けとして以来。

日本代表は先発した則本が5回を投げて一人の走者も許さない完璧な投球を披露。西(オリックス)、牧田(西武)、西野(ロッテ)も無安打に封じた。打線は二回に坂本(巨人)の2ランで先制。続く三回には中田(日本ハム)も2ランを放った。《共同通信》

【フィギュアGPロシア杯】本郷理華選手、GP2戦目で初優勝

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、ロシア杯最終日は15日、モスクワで女子フリーが行われ、本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)が118・15点で1位となり、自己ベストを大幅に更新する合計178・00点でショートプログラム(SP)2位から逆転、GP2戦目で初優勝を果たした。

GP2戦目の初優勝は、日本女子では浅田真央(中京大)、村上佳菜子(同)に次いで3人目。GPデビューの大庭雅(中京大)はフリー5位で、合計154・57点の6位。《読売新聞》

【テニス】ATPツアー・ファイナル

男子テニスで世界ランキング5位の錦織圭(24)=日清食品=が15日、ロンドンで行われている世界トップ8による今季最終戦、ATPツアー・ファイナルのシングルス準決勝で、今季の年間世界ランキング1位が確定したノバク・ジョコビッチ(27)=セルビア=に1−6、6−3、0−6で敗れ、決勝進出はならなかった。錦織は全米オープン準優勝など躍進した今季の公式戦を終えた。

アジア男子として初出場した錦織は1次リーグB組で昨季のウィンブルドン選手権王者のアンディ・マリー(27)=英国=を破るなど2勝1敗の2位で準決勝に進んだが、大会3連覇を狙うジョコビッチに屈した。《共同通信》

【天皇皇后両陛下】奈良県を訪問

天皇、皇后両陛下は15日、奈良県を訪問し、2011年9月の紀伊水害の被災者を励まされた。同県明日香村の県立万葉文化館で行われた懇談会には、被災者9人が参加し、両陛下に災害時の様子などを語った。天皇陛下は「大変でしたね」「お心を痛めておられるでしょう」などと話しかけられた。《読売新聞》

【野田佳彦前首相】安倍首相を批判

民主党の野田佳彦前首相は15日、佐賀県唐津市で講演し、近く衆院解散・総選挙に踏み切る安倍晋三首相を批判した。安倍首相が来年10月の消費税率10%への再増税を先送りする方針を固めたのは、自らの経済政策「アベノミクス」の失敗によるものだと指摘。「増税延期を追い風に選挙をやるのは究極の人気取りだ」と強調した。《産経新聞》

【この日の安倍総理】

G20首脳会合

平成26年11月15日(現地時間)、G20(金融世界経済に関する首脳会合)出席のためオーストラリア連邦のブリスベンを訪問している安倍総理は、クイーンズランド州議会議事堂でアボット首相による出迎えを受けた後、非公式リトリート(議題「経済改革の実現に関する各国の経験」)に出席しました。

午後には、G20第1セッション(議題「世界経済:成長強化と雇用創出」)に出席した後、公式写真撮影に臨みました。《首相官邸》

韓国・朴槿恵大統領と会話

安倍首相は15日、豪ブリスベンでの主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の夕食会の後、韓国の朴槿恵大統領と会話を交わし、2012年5月以来行われていない日中韓首脳会談の実現に向けて日本としても尽力する考えを伝えた。《読売新聞》

【日・カリコム外相会合】ODA卒業国に支援継続

岸田文雄外相は15日午前、カリブ共同体(カリコム)を構成する14カ国との外相会合を外務省で開いた。経済成長に伴い政府開発援助(ODA)の対象から「卒業」した国にも日本が支援を続ける方針を盛り込んだ共同声明を発表した。

14カ国のうちバハマなど4カ国はODA対象から外れている。日本は国際社会で一定の影響力を持つカリコムへの働き掛けを強め、国連安全保障理事会の常任理事国入りや、2015年に実施される非常任理事国選挙で当選するための支持を確実にする狙いがある。《共同通信》

【タイ】食品輸入規制を緩和

タイ保健省は15日、福島第1原発事故を受けて実施している食品輸入規制について、放射性物質検査報告書を求める対象となっていた8県から茨城、栃木、千葉、神奈川、静岡の5県を外す緩和措置を発効させた。残る3県は福島、宮城、群馬。

一方で、放射性物質検査報告書を求める対象から、酒類を除外。3県産以外の食品については、政府機関発行の「産地証明」、または商工会議所の「原産地証明」が必要だが、こちらも酒類は除外されることになった。

日本政府は輸入規制の全面撤廃を求めている。《共同通信》

【韓国】受験生100人移送大作戦

大学受験シーズンを迎えた韓国で15日、試験会場に向かう途中で列車が故障し遅刻しそうになった約100人の受験生を助けるため、パトカーや機動隊の輸送バス、救急車まで動員して会場に送り届ける大作戦が展開された。2人を除き試験を受けることができたという。韓国メディアが伝えた。

列車は南西部光州からソウルへ向かう途中、中部の大田で止まった。運営する韓国鉄道公社は、最寄り駅から別の路線に乗り換えるなどしてソウルへ向かった計189人の受験生と保護者の移動を助けるよう警察や消防に要請。二つの駅で待ち構えたパトカーなどが受験生らを運んだ。《共同通信》

11月15日　その日のできごと(何の日)