平成9398日目

2014/10/01

この日のできごと(何の日)

【東海道新幹線】開業から50年

東京-新大阪をつなぐ東海道新幹線が1日、開業から50年を迎えた。JR東京駅では記念出発式が行われ、関係者や鉄道ファンらの祝福を受けた。

東海道新幹線は昭和39年、東京五輪の開催直前に開業。「夢の超特急」と呼ばれた世界初の高速鉄道は東京-新大阪を4時間で結び、スピード革命をもたらした。半世紀の間で改良が重ねられ、当初210キロだった最高時速は270キロに向上し、同区間も2時間25分まで短縮。3月までの累計で56億人が乗車し、走行距離は地球5万周に当たる20億3886万キロに上る。

記念出発式は50年前と同じ午前6時発の一番列車の発車に合わせて19番線ホームで行われた。下山田稔・東京駅長による出発の合図にあわせてくす玉が割られると、博多行きの「のぞみ」が静かに出発した。

ホームで一番列車を見送ったJR東海の柘植康英社長は記者団に対し「今日は入社以来もっとも感動した一日。50年で56億人を安全に運ぶことができた喜びを感じている」と述べた。《産経新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【サッカー日本代表・アギーレ監督】八百長報道「心配していない」

サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督は1日、スペイン1部リーグのサラゴサ(現2部)を指揮していた2011年5月の試合で八百長疑惑が持ち上がったと報じられた件について「私はスペインで400試合以上、指導してきた。このことに関しては全く心配していない」と述べた。

スペイン紙の報道では、同国検察庁が関係者の1人として出頭を要請し、事情聴取が2、3日に行われる予定としている。捜査に協力するか、との質問には「私自身は穏やかな気持ちで、日本で仕事をしている。状況を見守りたい」と話した。《共同通信》

【大阪都構想】論戦スタート

橋下徹大阪市長は1日、市を五つの特別区に分割し、大阪府とともに行政機能を再編する大阪都構想の協定書(制度案)を市議会に提出、本会議で「政治家も住民も全員が納得するためには(大阪市民対象の)住民投票が絶対必要だ」と述べ、承認するよう要請した。先行提出された大阪府議会では論戦が始まった。

両議会で協定書が承認されれば住民投票が実現し、賛成多数の場合、「大阪都」への移行が決まる。だが、橋下氏が率いる大阪維新の会はいずれも過半数の議席を持たず、見通しは立っていない。《共同通信》

【衛藤晟一首相補佐官】「憲法改正が最終目的」

衛藤晟一首相補佐官は1日、東京都内で開かれた憲法関連の会合で「安倍内閣は憲法改正という最終目的のために、みんなの力を得て成立させた」と述べ、安倍政権は憲法改正の実現を目指していると強調した。

衆院議員が任期満了を迎え、参院選も実施される2016年は改憲をめぐって重要な年になるとの認識を示し「国民投票を行い、憲法改正を達成しなければならない」と述べた。《共同通信》

【この日の安倍総理】

参院本会議

安倍晋三首相は1日午前、参院本会議での代表質問で、集団的自衛権行使を容認した7月の閣議決定に関し「日米連携の強化が可能となり、抑止力が飛躍的に向上する」と強調した。北朝鮮による日本人拉致問題について「安倍内閣の最重要課題だ。全ての拉致被害者の帰国に向け、対話と圧力、行動対行動の原則を貫き、全力を尽くす」と解決に意欲を示した。

最初に質問した民主党の田中直紀元防衛相は、閣議決定で自衛隊の海外派兵の道が事実上開かれ、危険性が高まると指摘。首相は「自衛隊の任務は何ら変わらない。海外での無関係な戦争に参加することは断じてない」と否定した。《共同通信》

衆院本会議

安倍首相は1日、衆院本会議で行われた2日目の代表質問で、御嶽山噴火を踏まえ「火山活動の監視を強化するなど、防災対策にスピード感をもって取り組んでいく」と述べ、国内の活火山をめぐる警戒・監視体制を一層強化する意向を表明した。

東電福島第1原発事故に伴う除染廃棄物を保管するため、福島県に建設予定の中間貯蔵施設をめぐっては「万全な安全対策を講じ、できる限り早期に搬入を開始できるよう最大限努力する」と強調した。政府は来年1月の開始を目指している。

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に向けた沿岸部埋め立てについて、推進姿勢を重ねて強調した。《共同通信》

【ヤンキース・田中将大投手】シーズン終え会見

米大リーグで1年目のシーズンを終えたヤンキースの田中将大投手(25)が1日、ニューヨーク市内のホテルで記者会見を行い「今年いろいろ経験させてもらったことは財産になっている。それをうまく活用しなければいけない」と明るい表情で来季への飛躍を誓った。

13勝5敗、防御率2.77の好成績ながら、右肘の靱帯を痛め2カ月以上も離脱した。「自分自身もシーズンの半分しか働けていない。チームとしてもプレーオフを逃している。やはり悔しい」と振り返り、来季は先発ローテーションを1年間守ることを命題に掲げた。

今月中にも日本に帰国する予定。「とりあえずゆっくり休んで、それからスタートしていきたい」と、注目を集めた新天地でのシーズンが終わり心身ともにリラックスしている様子だった。《共同通信》

【香港】中国の国慶節でデモ大規模化

香港の次期行政長官選挙の制度改革に反発する学生らは1日も中心部の幹線道路の一部を占拠する抗議デモを続けた。1日は中国の国慶節(建国記念日)で、香港も2日まで連休となるため、デモの参加者が増え、抗議活動はさらに広がりそうだ。

香港政府は1日、国慶節恒例の祝賀式典をアドミラリティ(金鐘)近くで開催。例年以上に厳重な警備の下、親中派の梁振英行政長官が演説で社会の安定などを呼び掛けた。

会場周辺にはデモ隊の一部が集結し、梁氏の辞任などを求めてシュプレヒコールを繰り返した。《共同通信》

【NATO】新事務総長、ウクライナめぐり対ロ批判

北大西洋条約機構(NATO)の13代目事務総長にノルウェー前首相のイエンス・ストルテンベルグ氏が1日就任した。ブリュッセルのNATO本部で開いた記者会見で、ウクライナ情勢に関し「ロシアは依然、ウクライナを不安定化する態勢を保っている」とロシアを批判、対応を改めるよう求めた。

NATOはウクライナ危機をめぐり、ロシアと対峙。米国やフランスなどの加盟国は中東で過激派「イスラム国」への空爆に踏み切った。複雑化する安全保障環境にどう対応するか、ストルテンベルグ氏は直ちに手腕を問われることになる。《共同通信》

【アフガニスタン・ガニ大統領】汚職対策着手

アフガニスタンのアシュラフ・ガニ大統領は1日、国内最大の民間銀行カブール銀行をめぐる乱脈融資問題を再調査するよう命じた。就任3日目にして腐敗一掃に真剣に取り組む姿勢を示した。

ガニ氏は「公約通り汚職対策を進める。これはその第一歩だ」と強調した。

同行をめぐっては、貸し付けの9割超に当たる計約8億6100万ドル(約942億円)が特定の個人や企業に融資されたと指摘されており、融資先にはカルザイ前大統領の親族らの名前も挙がっている。再調査の行方が注目される。

カブール銀行は2010年に乱脈融資で破綻の危機に陥り、政府の管理下に置かれた。《共同通信》



10月1日 その日のできごと(何の日)