平成9388日目

2014/09/21

この日のできごと(何の日)

【維新の党】旗揚げ

日本維新の会(代表・橋下徹大阪市長)と、結いの党(代表・江田憲司衆院議員)が合流した新党「維新の党」が21日、都内で結党大会を開き、旗揚げした。所属国会議員は衆参計53人で、民主党に次ぐ野党第2党となった。自民党1強に対抗する政権担当可能な改革勢力の結集に向け、今後、民主党やみんなの党の一部を巻き込んだ野党再編の結実を目指す。

橋下、江田両氏が共同代表に就任し、幹事長には橋下氏側近の松井一郎大阪府知事を起用。代表代行に松野頼久、総務会長に片山虎之助、政調会長に柿沢未途の各氏が就いた。綱領では「自治・分権」「自立」「民権」を基本理念に位置付け、保守やリベラルを超えた改革勢力の結集をうたった。

憲法改正による統治機構改革▽規制改革の断行を柱とする成長戦略、小さな行政機構の実現▽市場メカニズムを通じた原発フェードアウト-など7項目の基本政策を発表。国会議員に月額100万円支給されている「文書通信交通滞在費」の使途公開に率先して取り組み、29日召集の臨時国会で公開に向けた法改正を他党に呼び掛ける方針も示した。

結党大会で橋下氏は「安倍政権は順調だが、緊張感を持ってもらうため、きちんとした野党をつくっていくのが仕事だ」と強調。江田氏は「民主党、みんなの党、その他どこの政党とも、政策の一致を前提に改革勢力を結集しなくては、したたかな安倍政権に対抗できない」と訴えた。

22日に新党結成を総務相に届け出る。手続き上、結いの党が解散して、日本維新の会に合流し、党名を変更する形を取る。《共同通信》

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【小泉進次郎復興政務官】広島の被災地を視察

小泉進次郎復興政務官は21日、土砂災害が起きた広島市を視察し「復興はまだこれからと感じた。柔軟に住民の声を聞きながら対応していき、寄り添う支援をしていきたい」と述べた。

小泉氏は、今後、被災住民の気持ちに変化が生まれると想定外の課題が出てくると指摘。被災地には被害を受けていない住民もいることを踏まえ「住民が合意形成し、行政と一緒に進んでいくことが大切」と話した。

小泉氏は安佐南区にある避難所の梅林小や、土砂の撤去作業が続く現場を視察し、住民やボランティアを激励した。《共同通信》

【大相撲秋場所】8日目

大相撲秋場所8日目(21日・両国国技館)両横綱が8戦全勝で折り返した。白鵬は小結常幸龍を難なく寄り切った。自身の持つストレート勝ち越しの最多記録は35回、最長連続記録は10場所に伸びた。鶴竜は豊ノ島を突き落とし、昇進後初の全勝ターン。

大関陣は稀勢の里が関脇豪風を押し出し、1敗を守った。新大関豪栄道は碧山にはたき込まれて3敗目。琴奨菊は宝富士を突き落として星を五分に戻した。人気の遠藤は初日を出した。

全勝の横綱2人を稀勢の里と新入幕の逸ノ城が1敗で追う。十両は栃ノ心が8連勝で単独首位。《共同通信》

【F1・シンガポールGP】決勝

自動車のF1シリーズ第14戦、シンガポール・グランプリ(GP)は21日、シンガポールで決勝が行われ、ポールポジション(PP)からスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が制して今季7勝目、通算29勝目を挙げた。

ケータハム・ルノーの小林可夢偉はフォーメーションラップの途中にマシントラブルでリタイアした。レッドブル・ルノー勢のセバスチャン・フェテル(ドイツ)が2位、ダニエル・リカルド(オーストラリア)が3位だった。《共同通信》

【広島・横山竜士投手】現役引退を表明

広島の横山竜士投手(38)が21日、広島市のマツダスタジアムで記者会見し、20年目の今季限りでの現役引退を表明した。今季は6試合の登板にとどまるなど「体がついていかなくなった」。チーム一筋に主に救援で活躍したプロ生活を「入団当初は半べそかきながら練習していたが、今思えばつらいことはなかった。少しでもいい球を投げたいという気持ちでやってきた」と振り返った。

横山は1995年に福井商高からドラフト5位で入団。3年目に56試合に登板し、10勝を挙げた。通算成績は507試合で46勝44敗17セーブ、防御率3・42。《共同通信》

【沖縄三越本店】閉店

1957年創業の県内老舗百貨店、沖縄三越本店(那覇市)は21日夜で閉店し、57年の歴史に幕を下ろした。最終日の21日は約1万8千人が来店し、閉店を惜しんだ。杉山潤治社長は閉店セレモニーで「お礼の気持ちと丸越のマークが皆さまの心の中に少しでも長く残り続けるよう願っている。来春この地で営業する観光エンタメ(娯楽)施設をこれまで以上にご愛顧いただくようお願いする」と、涙まじりに感謝の言葉を述べた。

最終日のこの日は多くの来店客が、店頭の「丸越」マークをバックに記念撮影していた。閉店セレモニーでは来店客から「ありがとう」「お疲れさま」などの声が上がった。店員と涙をぬぐいながら握手する姿もあった。

百貨店以外の那覇空港売店と豊崎マイキッチン、JALコーチショップの3事業は22日以降も継続する。《琉球新報》

【安倍晋三首相】ロシア・プーチン大統領と電話会談

安倍晋三首相は21日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、首脳間を含め、さまざまなレベルで対話を継続する方針で一致した。両首脳は日ロ関係やウクライナ情勢をめぐり意見交換。プーチン氏は首相の60歳の誕生日を祝い、首相は謝意を示した。首相は11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせたプーチン氏との個別会談実現を目指す。

首相は21日のNHK国際放送番組の収録で「日本とロシアの平和条約を結ぶのは国益だ。その意味で首脳間の対話は必須だから、そういう観点からも検討を進め、国益にかなう形で判断したい」と述べた。《共同通信》

【韓国】脱北者が体制非難のビラ飛ばす

韓国の北朝鮮脱出住民(脱北者)でつくる「自由北韓運動連合」は21日、南北軍事境界線に近いソウル北方の坡州で、北朝鮮の体制を非難する大量のビラを大型風船に付け、北朝鮮に向けて飛ばした。

北朝鮮側は団体の行動を中止させるよう韓国政府に要求しており、反発は必至。南北高官級協議の北朝鮮代表団の報道官は20日、韓国側の対応を「見守る」としていたが、南北の対話再開は当面難しくなった。

団体がビラを飛ばした烏頭山統一展望台に近い仁川ではアジア大会が開かれており、北朝鮮の選手団が派遣されている。《共同通信》

【米・ケリー国務長官】イラン・ザリフ外相と会談

ケリー米国務長官は21日、ニューヨークでイランのザリフ外相と会談した。イラン核問題の包括解決に向けて、ウラン濃縮能力の大幅縮小など譲歩を求めたとみられる。過激派「イスラム国」への対応も話し合った。

米国務省高官によると、会談は約1時間行われ、両氏はニューヨーク滞在中、必要に応じて再会談することで一致した。

ケリー氏は会談で、国連総会に合わせてニューヨークで再開した欧米など6カ国とイランの核協議で、具体的進展を目指す考えを強調。途中から米側はバーンズ副長官、イラン側はアラグチ外務次官らが加わった。《共同通信》

【岸田文雄外相】米同時テロ犠牲者悼み献花

国連総会出席などのため米国入りした岸田文雄外相は21日、2001年の米中枢同時テロの現場となったニューヨークの世界貿易センタービル跡地の記念広場を訪れ、ビル崩壊の惨事を生き延びた「サバイバル・ツリー」の前で献花、テロの犠牲者にあらためて哀悼の意を表した。

岸田外相は献花後、記者の質問に対し「犠牲になられた方々を忘れることなく、平和や安定や繁栄のために努力していかなければならないと思った」と述べた。《共同通信》



9月21日 その日のできごと(何の日)