平成9199日目
2014/03/16
【クリミア】住民投票でロシア編入支持
3月16日、ウクライナ南部・クリミア半島で実施されたロシア編入の是非を問う住民投票で、地元選挙管理委員会は、開票率50%以上の段階で、95.5%がロシア編入を支持したことを明らかにした。ミハイル・マリシェフ選挙管理委員長の発言として報じた。委員長によると、投票率は83%。ロシア編入に反対する住民は投票をボイコットする方針を示していたが、高い投票率となった。
米ホワイトハウスのカーニー報道官は「住民投票はウクライナの憲法に反する。ロシアの軍事介入は国際法に違反するものであり、そうした暴力や脅しの下で行われた投票結果を国際社会は認めない」と表明。西側諸国筋によると、米政府は17日にも対ロシア制裁を発表する見通し。欧州連合(EU)も同日の外相理事会で同様の措置を決定する可能性がある。
ロシア大統領府によると、プーチン大統領は16日、オバマ米大統領と電話で会談。ウクライナ情勢の安定化に向けて協力が必要との認識で一致した。プーチン大統領は、オバマ米大統領に対し、住民投票は合法であるとし、ウクライナ政府が同国のロシア系住民に対する暴力を一掃できないことに懸念を表明した。《ロイター》
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【レスリング女子W杯】日本7度目V
レスリング女子の国別対抗戦、ワールドカップ(W杯)最終日は16日、東京都板橋区の小豆沢体育館で行われ、日本が決勝でロシアに8―0で圧勝し、2年ぶり7度目の優勝を果たした。3位は中国だった。
8階級の代表同士が対戦する団体戦。11日に父栄勝さんを亡くした五輪3連覇の吉田沙保里(ALSOK)は53キロ級でマリア・グロワにテクニカルフォール勝ちした。昨年の世界選手権覇者の48キロ級登坂絵莉(至学館大)はフォール勝ちし、69キロ級の土性沙羅(至学館大)はロンドン五輪72キロ級金メダルのナタリア・ボロベワを破った。《共同通信》
【F1・豪州GP】決勝
自動車のF1シリーズ開幕戦、オーストラリア・グランプリ(GP)は16日、メルボルンで決勝が行われ、2年ぶりに参戦の小林可夢偉(ケータハム・ルノー)はスタート直後の事故でリタイアした。ニコ・ロズベルク(ドイツ、メルセデス)が通算4勝目を挙げた。
F1デビュー戦のケビン・マグヌセン(デンマーク、マクラーレン・メルセデス)が2位、3位はジェンソン・バトン(英国、マクラーレン・メルセデス)となった。
総合5連覇を狙うセバスチャン・フェテル(ドイツ、レッドブル・ルノー)は昨季からの連勝が9で止まった。《共同通信》
【ソチパラリンピック】閉幕
ロシアのソチで開かれていたパラリンピックは16日、「不可能への到達」をテーマに閉会式が行われ、閉幕した。閉会式にはプーチン大統領も出席した。 パラリンピックには72個の金メダルをかけて45カ国から547人のアスリートが参加。メダル獲得数はロシアが金メダル30個を含む80個で最多、2位はドイツだった。《CNN》
【石川県知事選】現職の谷本正憲氏が6選
任期満了に伴う石川県知事選は16日投開票され、無所属現職の谷本正憲氏(68)=社民支持=が、いずれも無所属新人の元県議川裕一郎氏(42)、市民団体事務局長木村吉伸氏(62)=共産推薦=の2人を破り、6選を果たした。茨城県の橋本昌知事(68)と並び、現職知事として最多選。投票率は44・98%で、前回選挙を3・15ポイント下回った。
自民、民主、公明各党の県組織の推薦も受けた谷本氏が、連合石川や商工業、農林水産業などの各種団体、県内全ての市町長の支援も得て、組織力と知名度の高さで当初から先行した。《共同通信》
【横田滋さん、早紀江さん夫妻】孫と初対面
北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさん=失跡当時(13)=の父滋さん(81)、母早紀江さん(78)夫妻が、孫でめぐみさんの娘のキム・ウンギョン(ヘギョン)さん(26)とモンゴル・ウランバートルで10~14日に初めて面会した。外務省が16日発表した。3人の面会は、日本人拉致問題をめぐる懸案の一つとしてたびたび取り沙汰されてきた。実現したことで、中断状態が続く日朝政府間協議の再開につながる可能性もある。
早紀江さんは16日、「今お話しすることはできない。静かに体を休ませてほしい」と関係者を通じてコメントした。《共同通信》
【横田早紀江さん】めぐみさんの生存を確信
北朝鮮による拉致被害者の支援組織「救う会」の西岡力会長は16日、横田めぐみさん=失踪当時(13)=の娘キム・ウンギョン(ヘギョン)さん(26)と面会した母早紀江さん(78)から「めぐみの生存への確信は面会後も全く揺らいでいない」と説明を受けたことを明らかにした。会長コメントとして発表した。
外務省によると、めぐみさんの父滋さん(81)と早紀江さんは今月10~14日、モンゴルで初めてウンギョンさんに面会。早紀江さんは16日、西岡会長に「全ての被害者救出のことしか考えていない。今回の面会もそのために行った。今後も全員救出のため戦い続ける」と話したという。《共同通信》
【集団的自衛権】自民「党内で議論」、民共社は行使容認に反発
与野党参院幹部は16日のNHK番組で、集団的自衛権の行使容認問題に関し議論した。自民党は丁寧に党内議論を進める考えを強調。民主、共産、社民各党は行使容認に向けた憲法解釈変更を閣議決定するとの安倍晋三首相の方針に反発した。
自民党の脇雅史参院幹事長は行使容認に関し、「憲法9条と本質的に相いれない。安全保障上、いま何をなすべきか、十分に議論、意見集約したい」と述べた。一方で解釈変更は政府の責任でできるとし、与党内で意見調整を図る考えも示した。
公明党の西田実仁参院幹事長は「行使できないという政府解釈を支持している」と慎重な姿勢を重ねて示した。《共同通信》
【セルビア議会選】与党が圧勝
16日実施のセルビア議会(定数250)選挙は即日開票され、選挙管理委員会によると、中道右派でブチッチ第1副首相率いる与党の一角、セルビア進歩党が156議席程度を獲得し、圧勝する見通しとなった。ブチッチ氏が新首相に就任することが確実となった。
ダチッチ首相率いる与党、セルビア社会党は45議席程度を獲得する見込み。連立与党はセルビアからの独立を宣言したコソボと昨年4月に関係改善で合意し、今年1月に欧州連合(EU)加盟交渉を正式開始。国民の支持を得た形で、新政権もこうした現実路線を一層推し進めるとみられる。《共同通信》