平成9120日目
2013/12/27
【沖縄県・仲井眞弘多知事】政府の辺野古埋め立て申請を承認
仲井真弘多知事は27日午前、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた国の公有水面埋め立て申請を承認し、午後3時すぎから那覇市内の知事公舎で記者会見し、正式表明した。仲井真知事は「(国の環境保全策は)現段階で考えられる保全措置が取られており、基準に適合していると判断し承認することにした」と説明した。
午前9時すぎ、審査担当の県土木建築部が申請を承認する書類に公印を押した。土建部は同9時41分に沖縄防衛局あての書類を発送し、同10時50分に到着し防衛局が受領した。
知事は自らの公約である「県外移設」の主張は堅持すると説明。市街地にある普天間飛行場の危険性を早急に除去し、固定化を回避しなければならないと考え最終決断した。
ただ、県民世論の強い反発を招くのは必至。来年1月の名護市長選で辺野古反対を明言する現職が再選されれば、「直近の民意」を理由に反対運動が高まるとみられ、移設実現には曲折も予想される。《沖縄タイムス》
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【第46回日本プロスポーツ大賞】田中将大選手(プロ野球)
日本プロスポーツ協会は27日、2013年日本プロスポーツ大賞に、プロ野球楽天が初の日本一に上り詰める原動力となった田中将大投手を選出し、都内のホテルで授賞式を行った。田中は「皆さまのおかげです」と感謝の言葉を述べた。
殊勲賞には、創設9年目で初のパ・リーグ制覇と日本一を果たした楽天、世界ボクシング評議会バンタム級王者でことしの3度の防衛戦を全てKO勝ちした山中慎介、大相撲で7年連続年間最多勝の白鵬が選ばれた。セ・リーグの最多勝と新人王に輝いたヤクルトの小川泰弘投手には最高新人賞が贈られた。《共同通信》
【みんなの党・渡辺喜美代表】首相と政策協議要請へ
みんなの党の渡辺喜美代表は27日の記者会見で、安倍晋三首相が意欲を見せる集団的自衛権行使容認などの政策課題に関し、首相に協議を呼び掛ける考えを示した。同党は特定秘密保護法で与党と修正合意するなど政権との距離を縮めており、協力関係の強化につながるか注目される。
渡辺氏は会見で政策協議について「私が直接話をするのが一番手っ取り早い。適宜、安倍首相に提案を持っていき、戦略的な対話を行いたい」と述べた。具体的なテーマとして集団的自衛権のほか、消費税増税に伴う景気対策などを検討しているという。《共同通信》
【自民党・石破茂幹事長】中韓に首脳会談を要請
自民党の石破茂幹事長は27日のテレビ朝日番組で、安倍晋三首相の靖国神社参拝に反発する中国や韓国に対し、首脳会談に応じるよう求めた。「日本を代表する安倍首相が『直接話をしたい』と言っており、聞く耳を持たないのはおかしい」と述べた。
首相は26日の参拝後、両国首脳に直接説明したいとの考えを示した。《共同通信》
【この日の安倍総理】
宮城県訪問
平成25年12月27日、安倍総理は、東日本大震災からの復興状況を把握するため、宮城県を訪問しました。
午前には、石巻市にある宮城県漁業協同組合の共同かき処理場を視察した後、石巻湾で養殖されたカキを試食しました。
午後には、塩竈市伊保石地区の災害公営住宅を視察、その後、多賀城市の「みやぎ復興パーク」へ移動し、次世代移動体システム研究会プロジェクトを視察しました。《首相官邸》
財政難の市町村国保支援
安倍晋三首相は27日、東日本大震災で財政状況が悪化した市町村の国民健康保険に対し、財政支援策を拡充すると明らかにした。被災市町村での医療費の増加などによる財政負担を軽減するのが狙いだ。対象は岩手、宮城、福島3県の市町村で、期間は2013~15年度分。視察先の宮城県多賀城市で記者団に語った。
被災地の国保では、震災による失業者が国保に加入するケースが増えて若年者の割合が大きくなったため、健保組合などから高齢者向けに入ってくる交付金が減り、減収になることが課題になっている。《共同通信》
既存原発の再稼働優先
安倍晋三首相は27日に放送された地元の山口放送の番組で、中国電力上関原発(山口県上関町)の建設計画に関し「考えていない。まずは原子力規制委員会が安全とした原発を再稼働したい」と述べ、新規建設よりも既存原発の再稼働を優先させる考えを示した。《毎日新聞》
【韓国】日本提供の銃弾返却へ
韓国国防省の副報道官は27日の記者会見で、日本が国連を通じて南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に参加する韓国軍に提供した銃弾1万発について、韓国から追加物資が届き次第、「すぐに国連に返却する」と明らかにした。
韓国内で、安倍政権が銃弾提供を「積極的平和主義」の推進に「政治利用している」との批判が出ていることを念頭に、返却方針を明確にした形だ。
副報道官はまた、安倍首相の靖国神社参拝に触れ「信頼を構築できない日本の動きがある中、どのような軍事交流ができるのか問いたい」と述べた。《共同通信》