平成9107日目
2013/12/14
【この日の安倍総理】
中国防空圏に懸念
日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国の首脳らは14日、東京都内で特別首脳会議の全体会議を開いた。安倍晋三首相は中国の防空識別圏設定を念頭に「国際航空秩序に制限を加える動きは強い懸念材料だ」と表明した。中国の海洋進出を踏まえ、全ての関係国が国際法を順守する必要性も強調。災害救援分野で日本とASEANによる防衛相会合の開催を提案した。
2015年の共同体創設を目指すASEAN支援のため5年間で2兆円規模の政府開発援助(ODA)拠出も発表。日本の一層の経済進出の足掛かりとする。《共同通信》
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【学生野球資格回復制度】元プロ野球選手125人に修了証
プロ野球経験者が高校、大学で指導する資格を短期間で回復できるようになった新研修制度で、アマチュア側の日本学生野球協会による第1回研修会は14日、東京都内で2日間の日程を終え、西武などで活躍した石毛宏典氏、元横浜(現DeNA)の野村弘樹氏ら125人に修了証が授与された。
2日目の約6時間の研修では、学生野球が教育の一環であることが強調され、指導法や選手との接し方の講義に時間が割かれた。危険防止に関するアマチュア内規の説明もあった。《共同通信》
【自民党・石破茂幹事長】秘密法「納得は不十分」
自民党の石破茂幹事長は14日の読売テレビ番組で、採決強行により成立させた特定秘密保護法に関し「十分納得いただけないまま成立した面を開き直るのではなく、次の国会に向けて反省し、改善していかなければならない」と述べた。
同時に「周到に準備し、国民に説明すべきだった」と強調。中国の防空識別圏設定や北朝鮮情勢などを踏まえ「日本の周辺は危険な状況になりつつある。『だから急がなくてはいけない』との思いがあった」と釈明した。《共同通信》
【嫦娥3号】中国の無人探査機が月面着陸に成功
中国が打ち上げた無人月探査機「嫦娥3号」が14日午後9時11分(日本時間同10時11分)ごろ、月面に着陸した。探査機の月への軟着陸成功は中国初で、旧ソ連や、アポロ計画で初の人類月面着陸を成し遂げた米国に続く3カ国目。
米航空宇宙局(NASA)などによると、無人探査機の軟着陸は1976年、旧ソ連のルナ24号以来。中国は宇宙開発大国としての存在感を誇示し、国威発揚と習近平指導部への求心力につなげたい構えだ。《共同通信》
【マリ】自爆テロで国連2兵士死亡
西アフリカのマリからの報道によると、同国北部キダルで14日、爆弾を積んだ車による自爆テロがあり、国連平和維持活動(PKO)部隊のセネガル人兵士2人が死亡した。
マリ北部は昨年、イスラム過激派に制圧されたが、フランス軍が今年1月に軍事介入し、過激派は撤退。しかし最近、過激派によるとみられる攻撃が再び増えている。キダルでは11月、フランス人記者2人が武装集団に殺害され、国際テロ組織アルカイダ系の「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織」(AQMI)が犯行声明を出した。
キダルは、マリ政府と和平交渉を進める遊牧民トゥアレグ人の反政府武装勢力「アザワド解放国民運動(MNLA)」の実効支配下にある。《共同通信》
【ピーター・オトゥールさん】死去
映画「アラビアのロレンス」(1962年)で主演した俳優ピーター・オトゥール氏が14日、ロンドン市内の病院で死去した。81歳だった。死因は不明だが、長く病気を患っていた。
32年生まれ。英中部リーズで育ち、英海軍などに勤務した後、俳優デビュー。「アラビアのロレンス」の名演技で世界的に有名になった。
同作品を含め「冬のライオン」(68年)など計八つの作品でアカデミー賞にノミネートされたが、いずれも受賞を逃し、2003年にアカデミー賞名誉賞を受けた。《共同通信》