平成9106日目
2013/12/13
【この日の安倍総理】
フィリピン・アキノ大統領と会談
安倍晋三首相は13日、首相官邸でフィリピンのアキノ大統領と会談した。中国との間に南シナ海の領有権問題を抱えるフィリピンに、沿岸警備隊の巡視船を供与するため約187億円の円借款を行う協定に調印。フィリピンの甚大な台風被害に対し、復興支援を継続する方針を伝えた。《毎日新聞》
安倍晋三首相は13日午後、フィリピンのアキノ大統領と官邸で会談し、日本政府がフィリピンの台風被災地の復興や海上警備能力向上のため、計約690億円の円借款を供与することで合意した。両首脳は交換公文の署名式に立ち会った。これとは別に、日本政府は被災地支援へ向けた無償資金協力として約65億円を拠出する。
円借款の内訳は、フィリピンが中国と対立する南シナ海の領有権問題を踏まえ、フィリピンの沿岸警備隊に巡視船10隻を供与する費用として約190億円。被災地復興費は500億円。《共同通信》
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【英・ヘンリー王子】南極点に到達
アフガニスタンなどで負傷し障害が残った英国兵士らと南極点を目指す冒険旅行に参加していたチャールズ英皇太子の次男、ヘンリー王子(29)が13日、南極点に到達した。英メディアが伝えた。
冒険旅行は、負傷兵らの支援活動を行う英国の慈善団体が企画。英軍の攻撃ヘリコプター操縦士としてアフガンに派遣された経験のある王子は、支援拡充の必要性を訴えるため参加。
英国のほか米国やカナダなどからも参加し、11月に出発した一行は過酷な環境の中、3週間以上をかけ300キロ以上の距離を移動したという。《共同通信》
【呉昇桓投手】阪神入団会見
プロ野球阪神が抑えとして獲得した呉昇桓投手(31)は13日、大阪市内のホテルで入団記者会見に臨み「十分優勝を狙えるチーム。早くシーズンに入って早く野球がしたい」と抱負を話した。
呉昇桓は通算277セーブの韓国プロ野球記録を持ち、移籍金などを含め推定総額8億5千万円の2年契約でサムスンから阪神入り。昨季まで抑えだった藤川球児投手(カブス)の背番号22を引き継いだ。会見に同席した和田豊監督は「やってきたことをそのまま出してくれればいい」と期待した。《共同通信》
【盛岡地裁】サスケ元県議に政務調査費の返還命令
岩手県が覆面プロレスラーのザ・グレート・サスケ(本名・村川政徳)元県議に、2005年度の政務調査費約276万円の返還を求めた訴訟で、盛岡地裁(貝原信之裁判長)は13日、請求通りの支払いを命じる判決を言い渡した。この日の第1回口頭弁論にサスケ氏側が出廷せず、答弁書なども出さなかったため即日結審。争わないとみなされた。
県側代理人は「判決確定後に返還されなければ、差し押さえも検討する」と話し、サスケ氏が所属する「みちのくプロレス」は「判決文を見ていないのでコメントは差し控える」としている。《スポニチ》
【東京都・猪瀬直樹知事】会見を3分で打ち切り
東京都の猪瀬知事は13日の定例記者会見で、徳洲会グループから5千万円を受け取った問題について「都議会総務委員会で質疑が予定されている。まずは議会で説明し、ここでは発言を控える」と質疑を一切拒否、会見を約3分半で一方的に打ち切った。
最終日を迎えた都議会定例会は議案への意見を述べる「討論」に臨んだ全8会派が知事を厳しく批判、辞職を求める声が相次いだ。総務委は9~10日に続き、16~17日と24日に知事に対する集中審議を実施。知事が会見で説明を拒んだのは議会側への配慮を示す狙いもあったとみられる。《共同通信》
【エジプト】各地で降雪
砂漠気候のエジプトは13日、この冬一番の寒波に見舞われ、各地で一時、雪が降った。カイロ近郊でもうっすらと雪が積もり、子どもたちは大喜び。各地で降雪が確認されたのは「数十年ぶり」(地元メディア)という。
降雪が確認されたのは、カイロ近郊のほか、地中海沿岸の北部アレクサンドリア、北東部シナイ半島の一部など。カイロでは最低気温5度を記録。
カイロ近郊に住む弁護士は「朝起きたら家の前が真っ白で、とてもきれいな景色だった。でも、家族は雪のために出掛けることができず、困っていたよ」と話した。《共同通信》
【米国務省・ハーフ副報道官】北朝鮮に挑発自制要求
米国務省のハーフ副報道官は13日の記者会見で、北朝鮮の張成沢・元国防副委員長が処刑されたことを受け、金正恩体制に対し「地域の安定を損なう挑発的な行動を取らないよう強く求める」と述べ、対外的挑発に転じないようけん制した。
カーニー米大統領報道官は張氏処刑について「北朝鮮の体制が人命に価値を置いていないことを示し、人権状況は世界でおそらく最悪だ」と非難した。情報機関が北朝鮮内部の情勢分析を進めているが、内容は明かせないとした。《共同通信》
