平成9102日目

2013/12/09

【みんなの党】14人が離党届

みんなの党の江田憲司前幹事長(衆院神奈川8区)ら同党所属の衆参国会議員14人が9日、離党届を党執行部に提出した。渡辺喜美代表の「与党化の動き」に対する不満が大きな理由で、すでに離党した柿沢未途衆院議員(無所属)を加えた計15人で「脱官僚」「地域主権」を旗印にした新党を年内に旗揚げし、野党再編も視野に入れる。平成21年8月に結成した党は4年4カ月で分裂することになった。

江田氏は離党届提出後に記者会見し、「みんなの党は結党の原点を忘れて変わり果てた。原点に返り、新生みんなの党として野党勢力を結集し、自民党に対抗しうる政権交代可能な政党を作りたい」と述べた。将来的に日本維新の会や民主党の一部などとの再編に向け「発展的に解党することも辞さない」と明言した。

離党者14人の内訳は江田氏ら衆院議員8人、参院議員6人。15人の新党だと、衆院では9人で、みんなの党と同数、全体では5番目の勢力になる。参院では6人で日本維新の会(9人)に次ぐ7番目となる見通しだ。みんなの党は12人に減少するものの、4番目の勢力を維持する。

渡辺氏は国会内で記者会見し、江田氏について「党内の議論に全く参加せず、(党内の)勉強会も代議士会も出ず本会議採決で造反し、揚げ句離党するのは本当に不可解だ」と批判。「自民党にすり寄ったとの批判は全く当たらない」と不快感を示した。

渡辺氏は、江田氏の離党届は受理せず除籍とする方針だ。比例代表選出の13議員には議員辞職による議席返上を求める考えを示した。ただ、公職選挙法は比例当選者が同じ選挙で争った他党に移ると失職すると規定しているが、離党や新党参加は禁止していない。《産経新聞》




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【皇太子妃雅子殿下】50歳の誕生日

皇太子妃雅子さまは9日、50歳の誕生日を迎えられた。宮内庁東宮職を通じて文書で感想を発表し、12日で適応障害による療養生活に入って10年となる自らの体調について「今年も公私にわたりできる限りの務めを果たそうとしてきました。今後も回復に向けての努力を続けたい」と記した。

小町恭士東宮大夫によると、雅子さまはこれまでと同様、少量の投薬治療を続けながら、必要に応じて医師に相談しているという。

今年は春にオランダ国王の即位式に参列。夏以降は2年ぶりに東日本大震災の被災3県を訪れた。《共同通信》

【大阪桐蔭・森友哉選手、久米健夫選手】人命救助でJRから感謝状

プロ野球西武からドラフト1位指名を受け、入団が決まった大阪桐蔭高の森友哉捕手(18)が11月、大阪市浪速区のJR新今宮駅で線路に転落した男性を救助していたことが分かった。JR西日本が9日、感謝状を贈呈した。

JR西日本と大阪桐蔭高によると、森捕手は11月16日朝、チームメートの久米健夫捕手(18)と通学中、白いつえを持った70代くらいの男性が新今宮駅のホームから転落する現場に遭遇した。2人が線路に降りて男性を担ぎ上げた。利用客から連絡を受けた駅員が現場に到着した際、男性は既に助け出されており、病院に運ばれたが軽傷だった。

森捕手は阪神に入った藤浪晋太郎投手とバッテリーを組み、昨年の春と夏の甲子園大会で優勝している。《共同通信》

【プロ野球・広島】新人選手入団会見

広島は9日、広島市内のホテルで新人5選手の入団記者会見を行い、ドラフト1位の大瀬良大地投手(九州共立大)は「気持ちを前面に出して投球できるのが僕の強み。ホームラン打者のバレンティンとか力のある打者と対戦したい。いずれは日本を代表する投手になりたい」と笑顔で抱負を語った。

会見に同席した野村謙二郎監督は「来年上を目指すのに必要な選手たち。一緒に頂点を目指したい」と期待を込めた。《共同通信》

【プロ野球・阪神】新人選手入団会見

阪神は9日、大阪市内のホテルで新人6選手の入団記者会見を行い、背番号が17に決まったドラフト1位の岩貞祐太投手は「(17が)自分の代名詞になるような活躍をしていきたい」と決意を新たにした。

2位の横田慎太郎外野手は、今季で引退した桧山の背番号24を引き継ぐこととなり「びっくりした。自分の番号に変えられるように頑張りたい」と緊張の面持ちで意気込んだ。同席した和田豊監督は「若手の底上げが一番の課題。競争の中に割って入ってほしい」と6人に期待を込めた。《共同通信》

【プロ野球・楽天】新人選手入団会見

楽天は9日、仙台市内のホテルで新入団の9選手が入団記者会見を行い、ドラフト1位の松井裕樹投手(神奈川・桐光学園高)は「小さいころからプロ野球を夢見て努力してきた。それが実を結んでうれしい気持ちでいっぱい」と緊張しながらもはきはきした口調で話した。

会見を見守った星野監督は「くじけず前向きに進めばチャンスはある」とエールを送った。《共同通信》

【巨人・菅野智之投手】契約更改

巨人の菅野智之投手が9日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、5500万円増の年俸7千万円でサインした。新人ながらチームトップに並ぶ13勝(6敗)を挙げた。「2年目からは軸として働いてほしいと言われた。さらに身が引き締まった」と満足そうに話した。

1年間の浪人を経て入団し、シーズンを通じて先発ローテーションを守った。「もう一度、原点であるストレートを磨きたい。投球回数200イニングを目標にやっていきたい」と誓った。(金額は推定)《共同通信》

【東京都・猪瀬直樹知事】1年間の給料返上を表明

東京都の猪瀬直樹知事が徳洲会グループから現金5千万円を受け取った問題を集中審議する都議会総務委員会が9日開かれ、知事は「私なりの責任の取り方として1年間、知事の給料を全額返上したい」と表明し、都議会に条例案を提案する考えを示した。

5千万円受領の経緯については、これまで同様のあいまいな弁明に終始。質問に立った公明党の議員が辞職を求めるなど不満や批判が相次いでおり、条例案の扱いがどうなるかは不透明だ。総務委員会は10日も開かれ、共産党や民主党などが質問する。《共同通信》

【鳩山由紀夫元首相】龍馬に手紙「日本洗濯する若者を」

鳩山由紀夫元首相が、坂本龍馬に宛てて「日本を洗濯する気概を有する若者たちを天界から養成して」とつづった手紙を、高知市の高知県立坂本龍馬記念館に送っていたことが分かった。同館が9日に明らかにした。

手紙は4日付で書かれていた。東京電力福島第1原発事故や、交渉が続く環太平洋連携協定(TPP)などの実態を国民が知らされていないと指摘。その上で、6日に成立した特定秘密保護法について「法案が国会を通れば意思決定はますます国民の目に届かなくなる」と批判している。《共同通信》

【安倍晋三首相】特定秘密保護法「丁寧に説明」

安倍晋三首相は9日夜、官邸で記者会見し、国民の「知る権利」侵害などの恐れが指摘される特定秘密保護法の成立に関し「今後も国民の懸念を払拭すべく、丁寧に説明していく」と強調した。漏えいを禁じる特定秘密の指定について「この法律によって透明性も責任のルールも明確になる。説明していけば必ず国民の理解を得られる」と意義を訴えた。

機密漏えいに厳罰を科す特定秘密保護法に関し「野党との法案修正がなされたことは大きな成果で、良い法律にすることができた」と自賛した。《共同通信》

【北朝鮮】金正恩氏に権力集中へ

実力者、張成沢国防副委員長の更迭を公式発表した北朝鮮指導部は9日、張氏の影響力排除と新体制づくりの作業を本格化させたもようだ。金正恩第1書記への権力集中が進むことは確実で、古参幹部が“総退場”を強いられる可能性もある。張氏を「見せしめ」とした引き締めも公然と始まり、関係国の外交筋は北朝鮮の動きを注視している。

北朝鮮の朝鮮中央テレビは9日、解任に関するニュースを伝えた際、張氏が朝鮮労働党の会議場から連行される場面とみられる写真を放映した。《共同通信》

【ウクライナ】治安部隊が首都のデモ包囲

ウクライナ政権による欧州連合(EU)統合路線棚上げ後、野党主導の大規模デモが続く同国首都キエフ中心部の独立広場を9日、治安部隊が取り囲んだ。一方、ヤヌコビッチ大統領は事態打開のため野党側に対話を提案。政権側は硬軟両様の姿勢で、事態打開へ向けた動きを強めた。ロシア主要メディアなどが伝えた。

同広場に8日、十数万人が集まり、大統領やアザロフ首相の辞任を要求。8日夜にはデモ隊の一部がソ連を建国した共産党指導者レーニンの像を引き倒し、頭部を切断するなどした。《共同通信》

【タイ・インラック首相】下院の解散、総選挙を発表

反政府デモが続くタイで、インラック首相は9日、下院を解散し早期に総選挙を行うと発表した。しかし、首相や首相の兄タクシン元首相らの政界からの追放を求めるデモ隊は、各界からの代表からなる「評議会」の設置や暫定首相の選出を主張しており、解散、総選挙を認めず、予定通りこの日朝、「最終決戦」を叫んでバンコクで大規模な抗議行動を始めた。

インラック氏は国民向けテレビ演説で、「多くの国民が政府の在り方に反対している。最善の方法は政権を人々に返し、選挙を行うことだ」と述べた。タクシン派は選挙では連戦連勝で、総選挙を通じて民意の支持を示す狙いがある。

デモ隊を率いるステープ元副首相は解散、総選挙について「われわれの目標ではない」と述べて拒否。デモ隊はバンコク市内で首相府に向けて行進を始めた。デモには労働組合や、タクシン政権時代に抑圧を受けたタイ南部のイスラム勢力も参加。最大野党民主党は前日の8日、下院(定数500)の議員全員の約150人が辞任すると発表し、デモに加わった。《産経新聞》



12月9日 その日のできごと(何の日)