平成9096日目
2013/12/03
【この日の安倍総理】
米・バイデン副大統領と会談
安倍晋三首相は3日、バイデン米副大統領と官邸で会談し、中国が沖縄県・尖閣諸島周辺を含む東シナ海上空に設定した防空識別圏について「一方的な現状変更の試みを黙認しない」として日米が緊密連携し対処する方針で一致した。防空識別圏を通過する航空機へ飛行計画提出を義務化した中国の措置を許容しない姿勢も確認した。
バイデン氏は中国指導部に直接懸念を伝えると述べると同時に、日中両国に危機管理の枠組みと効果的な対話チャンネルを構築するよう呼び掛けた。《共同通信》
「NSCで安保政策推進」
安倍首相は3日の安全保障会議で、4日に発足する国家安全保障会議(日本版NSC)に関し、政府を挙げて安全保障政策を推進するよう関係閣僚に指示した。初会合では、外交・安保政策の包括的な指針として初めて策定する「国家安全保障戦略」や新防衛大綱に加え、中国が沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海上空に設定した防空識別圏も議題とする方針だ。
菅官房長官は記者会見で「NSCを中心として戦略と大綱の策定作業を進めていく」と説明。小野寺防衛相は会見で、中国の防空識別圏に関し「政府全体の関心事だ」と指摘した。《共同通信》
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【ザ・タイガース】44年ぶりに再結成、全国ツアー開始
1960年代後半に若者たちから熱狂的に支持されたグループサウンズ「ザ・タイガース」が44年ぶりにオリジナルメンバー5人で再結成し、3日夜、東京・日本武道館で公演した。
5人は加橋かつみさん(65)、岸部一徳さん(66)、沢田研二さん(65)、瞳みのるさん(67)、森本太郎さん(67)。関係者によると、オリジナルメンバーがそろってステージに立つのは、69年以来という。
公演では、「花の首飾り」「君だけに愛を」などのヒット曲を披露すると、約1万3千人の観客から拍手と歓声が湧き起こった。《共同通信》
【日本ハム・大谷翔平投手】契約更改
プロ1年目から投手と野手の「二刀流」に挑んだ日本ハムの大谷翔平投手(19)が3日、初の契約更改交渉に臨み、倍増の年俸3千万円でサインした。緊張した表情も見せずに「金額よりも来年しっかりと頑張りたい」と気持ちを新たにした。
大谷は野手としては、開幕戦に先発出場するなど77試合で打率2割3分8厘、3本塁打、20打点だった。投手では5月に1軍デビューを果たすと、13試合に登板して3勝を挙げた。来季も投打での活躍を目指し「1試合でも多く勝って活躍している姿を見せたい」と意気込んだ。(金額は推定)《共同通信》
【阪神・藤浪晋太郎投手】契約更改
プロ野球阪神のドラフト1位新人、藤浪晋太郎投手(19)が3日、兵庫県西宮市の球団事務所で自身初の契約更改交渉に臨み、3倍増の年俸4500万円で一発サインした。「1年しかやってない中ですごくいい評価だった。自分の持っている力以上の評価をしていただいた」と納得の表情で話した。
年俸1500万円だった今季は高校出新人として史上最速となる開幕3試合目での先発デビューを果たした。セ・リーグの高校出新人では1967年の江夏豊(阪神)以来の2桁勝利となる10勝(6敗)を挙げ、防御率は2・75。(金額は推定)《共同通信》
【井端弘和内野手】巨人入団会見
中日から巨人に移籍した井端弘和内野手(38)が3日、東京都内の球団事務所で正式契約を結んだ後に入団記者会見を行い「残り少ない野球人生をここで全うしたい」と強い意気込みを語った。年俸4500万円で、背番号は2に決まった。
中日から年俸の大幅減を提示され、契約がまとまらずに退団した。新天地が決まり「この1カ月不安もあった。ほっとしている。プロ野球に入って、きょうが一番緊張している」と初々しく笑った。10月には右足首と右肘の手術を受けたが「逆算してやって、開幕には間に合う」と言った。(金額は推定)《共同通信》
【特定秘密保護法案に反対する映画人の会】発足
高畑勲監督、降旗康男監督、山田洋次監督ら5氏が呼びかけ人となり、「特定秘密保護法案に反対する映画人の会」が3日発足した。4日間で264人が賛同し、法案の内容や拙速な国会審議を批判する声明を発表した。
賛同したのは大林宣彦監督、宮崎駿監督、是枝裕和監督、井筒和幸監督、俳優の吉永小百合さん、大竹しのぶさん、脚本家の山田太一さん、ジェームス三木さんら。撮影監督や映画館主、評論家らのほか、映画ファン約60人も加わった。
声明は「心ならずも戦争に対する翼賛を押し付けられた映画界の先達の反省に立ち、日本映画界は戦後の歩みを開始しました」とした上で、「『知る権利』を奪い、『表現の自由』を脅かすことになりかねないこの法案は、とても容認することはできません」と反対を表明している。《朝日新聞》
【みんなの党】造反3人処分先送り
みんなの党は3日午前の役員会で、特定秘密保護法案に関する11月26日の衆院採決で党の賛成方針に従わずに退席・反対した江田憲司前幹事長ら3人の処分を協議した。だが処分内容やタイミングを慎重に決めるべきだと判断し、具体案提示を先送りした。参院採決後にまとめる方針だ。
渡辺喜美代表は役員会で「小さな政党だが『てこ』の原理で政策を実行する政策の党として一致結束していく」と述べ、造反者は処分する考えを重ねて強調した。浅尾慶一郎幹事長は「参院採決後に検討したい」と述べ、異論は出なかった。《共同通信》
【野党】秘密法案の慎重審議訴え抗議集会
民主党、日本維新の会、みんなの党など野党7党は3日午後、特定秘密保護法案をめぐる抗議集会を国会内で開いた。各党の代表者はそれぞれ、法案の慎重審議や廃案を要求。日本維新の会、みんなの党は同法案について与党と修正合意しているが、慎重審議を求める構えだ。
みんなの党の浅尾慶一郎幹事長は集会で「議論を尽くさなければならない。慎重審議を求めることを共通認識としたい」と述べた。
市民団体のデモをブログで「テロ行為」になぞらえた自民党の石破茂幹事長をめぐっても、野党は反発を強めている。《共同通信》