平成9095日目
2013/12/02
【北陸新幹線】走行試験開始
2015年春に長野―金沢が延伸開業する北陸新幹線で2日、初めての走行試験が行われた。整備計画が決まってから40年。開発された新型車両ではなく検査車両での走行だったが、各駅で式典が催されたり、住民が出迎えたりし、開業に向けムードが盛り上がった。
建設主体「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」が未明から午後にかけ、長野と新駅「黒部宇奈月温泉」(富山県)を結ぶ約135キロ区間で実施。テープカットされにぎやかな雰囲気の中、JR東日本の新幹線検測車「イーストアイ」が午前1時半ごろ、長野駅を出発した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【新語流行語大賞】「倍返し」「今でしょ」「じぇじぇじぇ」「おもてなし」
今年話題になった言葉に贈られる「ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞に2日、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で大流行した「じぇじぇじぇ」など4語が決まった。一度に4語も選ばれたのは過去最多。事務局は「甲乙付けがたかった」としている。
他の年間大賞は、予備校のCMから広がった「今でしょ!」と、TBSドラマ「半沢直樹」の決めぜりふ「倍返し」、2020年の東京五輪を呼び込んだ滝川クリステルさんのスピーチの言葉「お・も・て・な・し」。《共同通信》
【コンゴ日本大使館火災】30歳外務省職員を逮捕
アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)で日本大使館が半焼した火災で、焼け跡から見つかった金庫が空になり、現地職員の給料など日本円で約2200万円相当の公金がなくなっていたことが2日、警視庁などへの取材で分かった。
警視庁捜査1課は2日、現住建造物等放火の疑いで、当時大使館で会計担当の3等書記官だった外務省職員A容疑者(30)=横浜市港北区=を逮捕。同容疑で捜査本部を設置し、A容疑者が公金着服を隠す目的で放火したとみて調べている。捜査本部によると、A容疑者は容疑を否認している。《共同通信》
【セブン&アイ】カタログ販売大手「ニッセン」買収を発表
セブン&アイ・ホールディングス(HD)は2日、通販大手のニッセンホールディングスを買収すると発表した。TOB(株式公開買い付け)により、議決権ベースで50.10%の株式を126億円で取得する。セブン&アイは消費者が買い物しやすいよう店舗と通販サイト、カタログ誌など多彩な販路を組み合わせる戦略で、ニッセンの顧客基盤やネット通販のノウハウを生かす。《日経新聞》
【那覇市議会】「辺野古移設断念を」意見書可決
那覇市議会(定数40)は2日の本会議で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設断念と、普天間の早期閉鎖・撤去を求める意見書を全会一致で可決した。自民党系などの市議4人は採決前に退席した。辺野古断念を要求する意見書の可決は6回目となる。
意見書は「日本政府が新基地建設のため政治家に公約変更を迫ることに怒りを禁じ得ない」と強調。県内移設を断念するべきだとの県民の総意を分断する政府に、激しく抗議すると記した。《共同通信》
【安倍晋三首相】アイルランド首相と会談
政府は2日、牛海綿状脳症(BSE)の発生によるアイルランド産牛肉と内臓肉の輸入禁止措置を解除した。安倍晋三首相とアイルランドのケニー首相は同日、首相官邸で会談。ケニー首相は会談後の記者会見で「アイルランド農業に非常に朗報だ」と、日本の輸入再開を歓迎した。《毎日新聞》
【故・川上哲治さん】お別れの会
プロ野球で「打撃の神様」「巨人V9監督」として知られ、10月28日に93歳で死去した川上哲治氏のお別れの会が2日、東京都内のホテルで行われた。9年連続日本一を支えた巨人の長嶋茂雄元監督やソフトバンクの王貞治球団会長のほか、楽天の星野仙一監督、コミッショナー代行を務めるオリックスの宮内義彦オーナーら球界関係者が多数出席した。
祭壇には眼鏡をかけた印象的な故人の大きな写真が飾られ、現役時代の背番号「16」のユニホームなど、ゆかりの品々が並んだ。《共同通信》
【タイ】反政府デモ隊が占拠続行
タイのインラック政権打倒を訴える反政府デモ隊は2日も首都バンコクを中心に抗議行動を展開。政府合同庁舎や財務省などの占拠を続けた。デモ隊を率いる野党、民主党のステープ元副首相は公務員に出勤しないよう呼び掛け、政府機能のまひを狙っている。
ステープ氏は1日夜、軍幹部の仲介でインラック首相と会談。ステープ氏によると、辞職や議会解散を迫った上で、ビジネス関係者ら各界の代表で構成する評議会を創設するなど「人々に権力を返上」するよう求めたが、インラック氏は一言も話さなかったという。《共同通信》
【英・キャメロン首相、中国・李克強首相】会談
中国の李克強首相は2日、訪中したキャメロン英首相と北京で会談後、共同記者会見で「英国側は中国の領土主権を尊重すると言及した」と述べた。中国中央テレビによると、キャメロン氏は「チベットは中国の一部。独立を支持しない」と表明。同氏は経済協力を優先し、チベットを含む中国の人権問題に踏み込まなかったとみられる。
キャメロン氏が昨年5月にチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世とロンドンで会談したことに、中国政府は「内政干渉」と強く反発した。《共同通信》
【米・カーニー大統領報道官】国に「防空圏認めない」
東シナ海上空に防空識別圏を設定した中国に、米航空会社が飛行計画を提出することを米政府が容認した理由について、カーニー大統領報道官は2日の記者会見で「乗客の安全確保のため」とした上で「われわれは中国の要求の正当性を認めない」と述べ、米政府の立場は一貫していると強調した。
サキ国務省報道官も「米政府の(外交)政策とは別の問題」と述べ、航空会社との調整は国務省ではなく、航空事業を監督する連邦航空局(FAA)が進めていると指摘した。《共同通信》