平成9033日目

2013/10/01

【この日の安倍総理】

消費増税「経済再生と財政再建の両立」

政府は1日の閣議で、2014年4月の消費税率8%への引き上げを決定した。安倍晋三首相は記者会見で、増税に備えて企業向け減税に加え、5兆円規模の経済対策を策定すると表明。法人実効税率の引き下げは「真剣に検討を進めないといけない」と強調した。

15年10月に予定されている消費税率の10%への引き上げは「経済状況を勘案して判断時期を含めて適切に決断する」と留保した。《日経新聞》

安倍晋三首相は1日夜の記者会見で、来年4月からの消費税増税について「経済再生と財政健全化は両立し得るというのが、熟慮した上での私の結論だ」と述べ、成長を底上げする経済政策と財政再建に同時に取り組む決意を表明した。同時に「国の信認を維持し、社会保障制度を次世代にしっかりと引き渡すことを同時に進めることが、私の内閣に与えられた責任だ」と述べた。

10月1日のできごと(何の日)【安倍晋三首相】消費増税「経済再生と財政再建の両立」
https://www.kantei.go.jp/

景気腰折れを回避するために策定した経済対策に関し「投資を促進し、賃金を上昇させ、雇用を拡大する。まさに未来への投資だ」と意義を強調。低所得者への簡素な給付措置や住宅取得への支援を含め「5兆円規模になる」と説明した。《共同通信》




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【横浜市緑区】踏切で高齢男性救助の女性死亡

1日午前11時半ごろ、横浜市緑区中山町のJR横浜線鴨居―中山間の踏切で、取り残された高齢の男性を救助しようとしていた女性が電車にはねられたと通行人が110番した。緑署によると、女性は死亡した。

緑署や消防によると、女性は30~40代ぐらい。男性は受け答えができる状態で、病院に搬送され重傷という。

JR東日本によると、電車は東神奈川発橋本行きの普通電車で、現場は遮断機、警報機のある踏切。中に男女2人がいるのを見つけた運転士が急ブレーキをかけたが間に合わなかった。横浜線は上下線で運転を見合わせた。《共同通信》

【楽天・田中将大投手】開幕23連勝

プロ野球楽天の田中将大投手(24)が1日、札幌市の札幌ドームで行われた日本ハム戦で開幕23連勝を飾り、昨年8月26日からの連勝も27に伸ばして、ともに自身の持つプロ野球記録を更新した。シーズン23勝は、1978年に25勝(10敗)を挙げた近鉄の鈴木啓示がマークして以来の勝ち星となった。

田中は打線の援護にも守られて、6回7安打2失点。試合は11―2で大勝した。《共同通信》

【小泉進次郎氏】「復興を加速」

東日本大震災からの復興と内閣府を兼務する政務官に就任した小泉進次郎氏は1日、復興庁に初登庁後、記者会見し「政務三役や官僚の皆さんと巧みなチームワークを発揮して、少しでも復興を加速していきたい」と抱負を語った。

小泉氏は自民党青年局長として何度も足を運んだ被災地について「被災者との一つ一つの出会いが忘れられない。政治家としての価値観を決定づけた経験だった」と思いを語った。

岩手、宮城両県にある出先機関の復興局を担当することが決まり、「政務官として信頼関係を勝ち取れるように、現場に入り、直接声を聞きたい」と積極的に被災地入りする姿勢を強調した。《共同通信》

【自民党・石破茂幹事長】「常在戦場」を強調

自民党の石破茂幹事長は1日、自身が主宰する勉強会「さわらび会」の会合で、衆院解散・総選挙に関し「今後3年間は国政選挙がないと言われているが、絶対にその状況にあぐらをかいてはいけない」と常在戦場で臨むよう強調した。

さわらび会は、鴨下一郎国対委員長ら石破氏に近い議員が呼び掛け人となって2011年12月に始動し「事実上の石破派」との見方が出ている。会合は6月以来の開催で、夏の参院選で初当選した議員を含め約80人が出席した。

石破氏は、さわらび会について「派閥横断の組織だ」とする一方で「人間が集まれば派閥はできる。無理して抑えても仕方ない」と指摘した。《共同通信》

【中国】国慶節

中国は1日、共産党が政権を掌握してから64回目の国慶節(建国記念日)を迎え、北京市中心部の天安門広場周辺には「愛国精神を示すため」(市民)に日の出時刻に合わせて掲揚される国旗を見ようと、早朝から多くの家族連れや若者が押し寄せた。

北京市は夜明け前から大雨に見舞われたが、広場を囲む歩道は顔に国旗をペイントした若者やツアー客らであふれた。

広場内はイベントのため、午前11時(日本時間正午)まで一般観光客の立ち入りを規制。周囲の幹線道路の車も規制され、大渋滞となった。《共同通信》

【韓国】最新兵器を一斉公開

韓国の「国軍の日」を祝う記念式典が1日午前(日本時間同)、ソウル近郊の空軍基地で行われ、韓国軍が保有する最新兵器などを一斉に公開した。

朴槿恵大統領は演説で「北朝鮮が核を捨て、正しい選択をする時まで強力な抑止力を構築しなければならない。核とミサイルには使い道がないと北朝鮮に認識させる」と述べた。《共同通信》

【イスラエル・ネタニヤフ首相】イランを批判

イスラエルのネタニヤフ首相は1日、国連総会の一般討論で演説し、穏健外交に乗り出したイランのロウハニ大統領を「ヒツジの皮をかぶったオオカミ」と例え、核兵器開発を否定した発言を信用できないと批判した。

かつて北朝鮮が核放棄を確約した翌年に初の核実験を行った例を挙げ、イランも言葉と裏腹に核兵器を開発していると主張、対イラン制裁維持を訴えた。

ネタニヤフ氏は、保守穏健派のロウハニ師が欧米に「ほほ笑み」を振りまいてイランの核開発疑惑に対し各国や国連が科した制裁の緩和を狙いつつ、核兵器開発は続行するつもりだと非難した。《共同通信》

【トム・クランシーさん】死去

「レッド・オクトーバーを追え」などの小説で知られる米ベストセラー作家、トム・クランシー氏が1日、米東部メリーランド州ボルティモアの病院で死去した。66歳。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)などが2日、報じた。

1947年、ボルティモア生まれ。保険代理店を営みながら執筆を続け、「日米開戦」「愛国者のゲーム」「いま、そこにある危機」など、スパイ、戦争サスペンスの傑作を次々に生み出した。

米誌フォーブスは2002年、「クランシー氏が彼の名前を著作に付けるだけで、ベストセラーが保証される」などと評した。

クランシー氏は共和党支持者で、銃のロビイスト団体「全米ライフル協会(NRA)」のメンバーだった。《産経新聞》



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