平成9026日目
2013/09/24
【この日の安倍総理】
カナダ・ハーパー首相と会談
カナダを訪問した安倍晋三首相は24日午前(日本時間同日深夜)、ハーパー首相とオタワで会談した。低価格の新型ガス「シェールガス」を日本がカナダから輸入する方針で合意。自衛隊とカナダ軍が共同で国際人道支援する場合に備え、物資や輸送作業を融通できる物品役務相互提供協定(ACSA)で実質合意した。
日本は東京電力福島第1原発事故後、火力発電の燃料費で貿易赤字が拡大しており、輸入が始まれば電気料金の値上げ抑制が期待される。《共同通信》
カナダを訪問した安倍晋三首相は24日午前(日本時間同日深夜)のハーパー首相との会談で、自衛隊とカナダ軍の食料や燃料の相互提供を定めた「物品役務相互提供協定(ACSA)」で大筋合意した。ACSA締結は米国、オーストラリアに続く3例目。軍事力を拡大する中国へのけん制を念頭に、両国の安全保障協力の強化を呼び掛けた。
安倍首相は「アジア太平洋の安全保障環境は厳しさを増している」と言及。「基本的な価値を共有するアジア太平洋のパートナー」として地域情勢の認識の共有を図った。中長期的な国家安全保障戦略の策定を始め、安倍政権が取り組む「地域の平和と安定のための様々な取り組み」について説明。ハーパー首相は「歓迎し支持する」と答えた。《日経新聞》
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【西武・石井一久投手】現役引退を表明
プロ野球と米大リーグで活躍し、日米通算182勝を挙げた西武の石井一久投手(40)が24日、埼玉県所沢市内の球団事務所で記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。石井は「時期的にそろそろかなというのがあって、今でも勝ちたいという気持ちもあるし、やれるという気持ちもある。そこに向かうまでの準備に疲れたというとこだと思う」と話した。
千葉・東京学館浦安高から本格派左腕として1992年にドラフト1位でヤクルトに入団。02年にポスティングシステム(入札制度)で米大リーグ入りし、ドジャースなどで計39勝を挙げた。06年からヤクルトに復帰し、07年オフにフリーエージェント(FA)で西武に移籍した。《共同通信》
【JR北海道】普通列車から煙
24日午後2時15分ごろ、北海道白糠町にあるJR北海道の根室線白糠駅構内で停車中の釧路発帯広行き普通列車(1両編成)の床下から煙が出ているのを運転士が見つけた。乗客乗員15人にけがはなかった。
JR北海道によると、この車両はディーゼル車で、床下の燃料タンクから燃料油が漏れているのが確認された。漏れた油がエンジン付近の熱によって気化したとみて、この列車を釧路運輸車両所に運び、詳しい原因を調べる。出発前の点検では異常はなかったという。《共同通信》
【アマゾン】医薬品のネット販売を開始
インターネット通販最大手のアマゾンジャパン(東京・目黒)は24日、一般用医薬品(大衆薬)の販売を開始した。解熱鎮痛剤や胃腸薬など需要が大きい「第2類」の取り扱いを始めた。一部品目ではドラッグストアの店頭価格を下回る。大衆薬の価格競争が激しくなりそうだ。
自社サイトに出店している企業が販売する形で取り扱いを始めた。厚生労働省は現在、ネット販売の新ルールの策定を進めている。実店舗を持つことなどが固まりつつあるが、アマゾンはこうしたルールをクリアする準備が整い次第、書籍などと同じ形態で、直接販売も始める考えだ。《日経新聞》
【韓国・朴槿恵大統領】「独島」防衛を強調
韓国の朴槿恵大統領は24日、北西部仁川で行われた海洋警察庁の創立60周年記念式典で、「独島(竹島の韓国名)を守ることは韓国の自尊心を守ることだ。皆さんの肩にその使命がかかっている」と演説した。
朴氏は、同日就役し、竹島の周辺海域で活動する大型警備艇「青龍艦」(千トン級)の初航海に祝意を表明。「三方を海に囲まれている韓国が国家繁栄の道を切り開くためには、海洋主権の確立が重要だ」と指摘した。
その上で「韓国の島や大陸棚、排他的経済水域(EEZ)において、われわれの主権を損なういかなる挑戦も決して容認しない」と強調した。《共同通信》
【国連・潘基文事務総長】「シリアの殺害やめる時」
第68会期国連総会の一般討論演説が24日午前(日本時間同日夜)、ニューヨークの国連本部で始まり、潘基文事務総長は内戦が続くシリア問題について「殺し合いをやめる時だ」と訴え、政治的解決を強く促した。各国に貧困撲滅や地球環境問題の取り組みも求め、温暖化防止の首脳級会合を来年9月に開くことを提案した。
オバマ米大統領は演説で、シリアの化学兵器廃棄に向けた「強力な国連安全保障理事会決議」が必要だと述べた。10月1日まで各国首脳らが意見を述べる。《共同通信》
【米・オバマ大統領】シリア人道支援に3億4000万ドル
オバマ米大統領は24日の国連総会演説で、内戦の影響で家を追われたシリア難民らに対する人道支援として約3億4千万ドル(約336億円)を追加拠出すると表明した。
オバマ氏は人道支援で「絶望的な状況の人々が、生き残れるように手助けすることができる」と述べた。
ホワイトハウスによると、シリアを含む周辺国などへの米国の支援額は計約14億ドルとなる。隣国レバノンには、シリアから約80万人の難民が逃れているという。《共同通信》