平成9014日目

2013/09/12

【この日の安倍総理】

防衛省で訓示

安倍晋三首相は12日午前、自衛隊幹部を集め防衛省で開いた会合で訓示し、集団的自衛権の行使容認をめぐり「21世紀の国際情勢にふさわしいわが国の立ち位置を追求していく」と述べ、積極的に議論を進める意向を示した。外交・安全保障政策の司令塔となる日本版「国家安全保障会議(NSC)」創設を見据え「国益を長期的視点から見定め、国の安全を確保していくために国家安全保障戦略を策定する」と強調した。


https://www.kantei.go.jp/

同時に「法の支配や海洋の自由という価値観を共有する国々と連携し、安全保障面での結び付きを強める」と述べ、東シナ海や南シナ海で海洋活動を活発化させている中国をけん制した。《共同通信》

「積極的平和主義」指示


https://www.kantei.go.jp/

安倍晋三首相は12日、外交と安全保障に関する包括的な指針となる「国家安全保障戦略」の策定に向け有識者懇談会の初会合を官邸で開き、「国際協調に基づく積極的平和主義」の立場から議論するよう指示した。政府は、懇談会の議論を踏まえて年内に戦略を策定し、年末にまとめる新防衛大綱に反映させる。

戦後は外交と安保を統合した戦略はなかったとされる。首相は会合で「戦略と防衛大綱を合わせて議論してもらうことで、より総合的な国家安全保障政策への転換につなげることができる」と強調した。《共同通信》




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【イグ・ノーベル賞】日本人が7年連続受賞

ユーモラスな科学研究などに贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が12日、米マサチューセッツ州ケンブリッジのハーバード大で行われ、「心臓移植したマウスにオペラを聴かせると生存期間が延びた」との実験結果を発表した帝京大医学部外科准教授の新見正則さん(54)らのグループが「医学賞」を受賞した。

日本人のイグ・ノーベル賞受賞は7年連続。ハウス食品研究主幹の今井真介さん(56)らのグループも「タマネギの催涙成分をつくる酵素」発見で「化学賞」を受賞。発見に貢献した石川県立大学長の熊谷英彦さん(72)も共同受賞者となった。《共同通信》

【法務省】死刑囚1人の刑執行

法務省は12日、2004年に横浜・中華街の料理店主を射殺し、現金を奪った熊谷徳久死刑囚(73)の刑を同日午前に東京拘置所で執行したと発表した。2人が執行された4月26日以来で、谷垣禎一法相が命令。第2次安倍政権での執行は3回目で、計6人となった。

確定判決によると、熊谷死刑囚は04年5月、横浜市中区で中華料理店経営、Sさん=当時(77)=を拳銃で撃って殺害、現金約40万円が入ったバッグを奪った。翌6月には東京メトロ渋谷駅で、売上金を奪おうと駅員の男性を撃って重傷を負わせた。《共同通信》

【大阪市・橋下徹市長】堺市長支援の兵庫知事を批判

日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は12日、関西広域連合長の井戸敏三兵庫県知事が、日本維新が掲げる「大阪都構想」に反対の立場で堺市長選に出馬する現職の竹山修身市長への支援を表明したことについて「越権だ。(広域連合という)行政機関の長が発言したとすればアウトだ」と批判した。府庁で記者団の質問に答えた。

橋下氏は「知事の立場ならば良いが、連合で堺を守るかどうかを決めたことはない。もし事実ならば、姿勢を改めてほしい」と指摘した。《共同通信》

【日本維新の会・小沢鋭仁国対委員長】中国・唐家璇元国務委員と会談

中国の唐家璇元国務委員は12日、北京で日本維新の会の小沢鋭仁国対委員長らと会談し、沖縄県・尖閣諸島問題の国際司法裁判所(ICJ)での解決を否定する姿勢を示した。

小沢氏が、尖閣は歴史的にも国際法上も日本領であり領土問題は存在しないとした上で「どうしても異論があるならICJに提訴してはどうか」と主張。唐氏は「2国間で解決すべき問題だと思っている」と答えた。

中国要人が尖閣問題をICJに持ち込むことに否定的な見解を示したのは初めてとみられる。

中国は法廷闘争では日本に分があると判断しているとみられ、日本との外交交渉で尖閣問題を解決したい姿勢を示した形だ。《共同通信》

【英・ウィリアム王子】軍を退役

英王室は12日、チャールズ皇太子の長男、ウィリアム王子(31)が約7年半の軍の任務を終え、今後は王室の公務や慈善活動に専念する、と発表した。

王子は現在、勤務先の空軍基地がある英西部ウェールズのアングルシー島に住居を持っているが、妻のキャサリン妃(31)、今年7月に生まれた長男のジョージ王子と共に、数週間のうちにロンドンのケンジントン宮殿へ引っ越す予定。

ウィリアム王子は空軍の救助ヘリの操縦士として働き、10日に最後の当番勤務を終えた。今後はキャサリン妃と一緒に王室の公務を徐々に増やし、絶滅の恐れのある動物の保護など慈善活動にも当たる考え。《共同通信》



9月12日 その日のできごと(何の日)