平成9003日目
2013/09/01
【この日の安倍総理】
総合防災訓練
1923年の関東大震災から90年となる「防災の日」の1日、政府は南海トラフの巨大地震を初めて想定した総合防災訓練を首相官邸で実施した。静岡県も富士山噴火を初想定、東日本大震災の被災地を含め各地で訓練が行われた。
防災服姿の安倍晋三首相は官邸で記者会見し「命を守る行動を直ちに取ってほしい」と呼び掛け。「助け合いながら、落ち着いて行動してください」と繰り返し述べ、食料などの確保に全力を尽くすとし、物資の買い占めを控えるよう求めた。
総務省消防庁のまとめでは、訓練の参加予定人数は43都道府県で約133万人。九州や四国などでは雨の影響で訓練の中止が相次いだ。《共同通信》
米大統領の対シリア方針「重い決意表明」
安倍晋三首相は1日、オバマ米大統領がシリアへの軍事介入をめぐり議会の承認を求める声明を発表したことについて「重い決意表明と受け止めている。米議会のプロセスを注視したい」と強調した。千葉市内で記者団の質問に答えた。
日本政府の対応に関しては「米国はじめ国際社会と連携を取りながら分析、検討していく。しっかりと少しでも(状況が)改善していくよう対応したい」と述べるにとどめた。
岸田文雄外相も1日、官邸で記者団に「重い決定だ」と述べた。同時に「情報収集に努めた上で状況を注視し、わが国の立場についても考えないといけない」と語った。《共同通信》
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【南アフリカ・マンデラ元大統領】退院
南アフリカ大統領府は1日、6月から入院が続いていたネルソン・マンデラ元大統領(95)が同日、退院したと発表した。ただ、マンデラ氏の容体は依然として重篤で時々不安定になることがあり、最大都市ヨハネスブルクの自宅で入院時と同レベルの集中治療を続けるという。
南アの反アパルトヘイト(人種隔離)闘争を率いたノーベル平和賞受賞者のマンデラ氏は6月8日、肺感染症の再発で首都プレトリアの病院に入院した。《共同通信》
【世界柔道】日本女子、団体で金
柔道の世界選手権最終日は1日、リオデジャネイロで団体戦が行われ、日本女子は決勝でブラジルを3―2で破って優勝した。日本女子は個人7階級で優勝を逃し、22年ぶりの金メダルゼロに終わっていた。
団体は5人で争われ、78キロ超級銅メダルの田知本愛(ALSOK)らで臨んだ日本女子は、準優勝だった前回の2011年大会を上回った。
副将の西山将士(新日鉄住金)が右肘のけがで欠場し、4人で臨んだ日本男子は韓国との3位決定戦を4―1で制し、11年大会に続く銅メダルを獲得した。《共同通信》
【独・総選挙】テレビ討論
ドイツ連邦議会(下院)選を22日に控え、メルケル首相と、最大野党の社会民主党の首相候補シュタインブリュック前財務相が1日夜、テレビ討論を行った。財政再建中のギリシャへの新たな支援の是非などで論戦したが、メルケル氏が冷静に対応する場面が目立ち、優劣がはっきりつかなかった。
堅調な経済成長を背景にドイツの欧州連合(EU)での影響力がかつてなく強まっており、今回の選挙は欧州の針路を左右するとして注目されている。
テレビ各社が視聴者にどちらが優勢だったか尋ねたところ、勝者は分かれた。《共同通信》
【独・メルケル首相】シリア軍事介入参加否定
ドイツのメルケル首相は1日夜、シリアへの軍事介入について「ドイツは決して参加することはない」と述べ、国連安全保障理事会決議などが参加の絶対条件になると強調した。連邦議会(下院)選のテレビ討論で質問に答えた。
メルケル氏はドイツが参加するには「北大西洋条約機構(NATO)か国連、欧州連合(EU)の委任が必要」と指摘。オバマ米大統領が議会の承認を得るため、アサド政権への攻撃を延期したことを歓迎した。
ドイツの対応をめぐってはウェスターウェレ外相が既に地元紙に対し、軍事介入への不参加を明言している。《共同通信》