平成8961日目
2013/07/21
【第23回参院選】自公で過半数獲得
第23回参院選は21日、投開票が行われた。自民党は改選定数1の1人区で29勝2敗と圧勝し、単独で改選定数(121)の過半数を超えた。非改選議席を合わせると、自民、公明両党は参院の過半数(122)を確保し、参院で与党が少数の「ねじれ国会」は解消された。
安倍首相は安定した政権運営を進める基盤を得た。民主党は東京で初めて議席を得られず、獲得議席が結党以来、最少となる惨敗を喫した。日本維新の会も伸び悩んだ。共産党は改選議席を上回った。《読売新聞》
東京選挙区で、脱原発活動を続ける俳優の山本太郎氏が初の当選を果たした。山本氏は無所属で立候補。ターミナル駅を中心に街頭演説を重ねた。知名度の高さがネットでも生き、無党派層を中心に幅広く支持を集めた。《共同通信》
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共産党の新人吉良佳子氏が東京選挙区で当選となった。東京での共産候補当選は2001年以来、12年ぶり。吉良氏は30歳の若さを強調。就職活動で苦労した体験から労働環境改善の必要性を訴え、無党派層の一部も取り込んだ。《共同通信》
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民主党は結党以来の惨敗となった参院選結果を受け、党の立て直しを急ぐ。海江田万里代表は21日夜の民放テレビ番組で、自身の進退に関し「まだ道半ばだ。努力をさらに続けたい」と述べ、続投に意欲を示した。細野豪志幹事長は別の番組で「選挙全体の責任は私にある」と辞任を示唆したが、海江田氏は慰留する意向だ。ただ党内では「誰も責任を取らないのはおかしい」(閣僚経験者)との声がくすぶっている。
選挙後は、野党共闘を構築して巨大与党に対峙していくかが大きな課題になる。野党第1党として主導権を示せなければ、党勢を回復できないまま、党が分裂含みの展開になることも否定できない。
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【とくしまCITY】30年の歴史に幕
徳島駅前の大型商業施設「とくしまCITY」(徳島市寺島本町東3)が21日午後8時で店を閉じる。ビルを所有・運営する濱口商店(同)では閉店後、老朽化が進むビルを取り壊す計画で、跡地の再開発については現時点で未定。《共同通信》
【山口連続殺人放火事件】
21日午後9時ごろ、山口県周南市金峰の民家から火が出ていると、近所の人から119番があった。県警周南署によると、民家2軒が燃え、1軒から2人、別の1軒から1人の遺体が見つかった。
2軒は約100メートル離れており、周南署は放火の可能性も視野に、詳しい状況や出火原因を調べている。
周南署によると、2軒にはそれぞれ70代の夫婦と80代の女性1人が住んでいたといい、同署は遺体がこの3人の可能性があるとみて確認を進める。現場はJR徳山駅から北東に約16キロの山間部。周囲は山に囲まれており、寺や公民館のほか、民家が約10軒ある。《共同通信》
【北朝鮮・労働新聞】米韓演習をけん制
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は21日の論評で、米韓連合軍が8月に定例の指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」を計画しているとして、「朝鮮半島情勢が統制できない破局的な状態に陥る」とけん制した。
論評は、指揮所演習は「情勢を極度に悪化させる」と主張。演習に在韓国連軍司令部の構成国も参加すると指摘し、同司令部の解体や在韓米軍の撤収を要求した。《共同通信》
【ベルギー・フィリップ国王】即位
約20年にわたり在位したベルギー国王アルベール2世(79)は同国の建国記念日の21日に退位、長男のフィリップ皇太子(53)が議会で宣誓し第7代国王に即位した。
ベルギーでは、オランダ語系の北部フラマン地域とフランス語系の南部ワロン地域の対立が深刻化し、国家分裂の恐れもある。フィリップ新国王は、父親に倣い、国民統合の求心力となることが期待されている。
来年、ベルギーは総選挙を予定。フラマン地域の分離独立を目指す新フランドル同盟が勢力を伸ばしており、組閣の調整役を果たす国王の手腕が問われそうだ。《共同通信》