平成8928日目
2013/06/18
この日のできごと(何の日)
【この日の安倍総理】
アベノミクス「ぶれずに実行」
安倍晋三首相は18日夜(日本時間19日午前)、主要国首脳会議(サミット)閉幕を受け、英国北アイルランドのベルファストで記者会見した。自らの経済政策「アベノミクス」について、「実体経済は着実に改善している。大切なことは自信をもってぶれずに着実に実行していくことだ」と述べ、徹底して推進する決意を強調した。
サミットの成果について、首相は「わが国の経済政策がこれほど注目されたことは近年なかった」と自賛。「それだけに、日本をデフレから脱却させ、強い経済を取り戻し、世界経済の成長に貢献しなければならない責任を痛感した」と述べ、経済再生に全力を挙げる考えを示した。《時事通信》
フェイスブックに米大統領との写真
安倍晋三首相は18日、自らの交流サイト「フェイスブック」に、オバマ米大統領と主要国(G8)首脳会議の会場で一緒に歩く写真を掲載した。世界経済に関する討議に向かう場面と説明し「サミットに向けてもろもろ話しました。(ゴルフ談議も含めてですが。)」と書き込んだ。
サミットに合わせた日米首脳会談が米側の日程上の都合で見送られたとされるだけに、日米同盟関係の緊密さを少しでもアピールしたかったようだ。《共同通信》
原発新基準を尊重
英国訪問中の安倍晋三首相は18日夜(日本時間19日午前)の記者会見で、原子力規制委員会が19日に決定する原発の新規制基準に適合した原発は、関係自治体の理解を得ながら再稼働していく方針を重ねて表明した。
「再稼働は安全を最優先にし、専門的判断を尊重して進める。立地自治体の理解と協力が得られるように最大限取り組む」と強調した。
英国訪問に先立ち、東欧4カ国首脳と原子力や再生可能エネルギー分野での協力深化で合意したことについて「日本の高い技術力に大きな関心が表明された。包括的な協力を進める」と述べ、原発輸出に意欲を示した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【大谷翔平投手】「5番・投手」で二刀流
プロ野球日本ハムのドラフト1位ルーキー、大谷翔平投手(18)は18日、広島市のマツダスタジアムで行われた広島戦に「5番・投手」として投手と野手の「二刀流」で出場し、投げて打って守った。
投手で4回3失点だったが、打者で二回に二塁打を放ち、同点の五回に遊ゴロで勝ち越し点をもたらした。五回から右翼の守備もこなし、九回に代打を送られて退いた。チームは7―4で勝った。
過去2度の登板は指名打者(DH)制のある札幌ドームだったため打席に立たなかったが、DH制のないセ・リーグ本拠地の今回は初めて登板しながら打席にも立った。《共同通信》
【警視庁】安愚楽牧場元社長ら3人を逮捕
「和牛オーナー制度」で全国から出資金を集め経営破綻した安愚楽牧場(栃木県、破産手続き中)の問題で、警視庁捜査2課は18日、契約を結ぶ際に事実と異なる説明で顧客を勧誘したとして、特定商品預託法違反(不実の告知)容疑で、元社長のA子容疑者(69)ら旧経営幹部3人を逮捕した。《時事通信》
【大阪府・松井一郎知事】八尾市長を批判「視野狭く利己的」
日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は18日、田中誠太八尾市長が米軍新型輸送機オスプレイの訓練の一部を八尾空港で受け入れる構想に「終始一貫して反対する」と表明したことに関し「視野が狭く、利己的だ」と厳しく批判した。府庁で記者団の質問に答えた。
一市長の見解について、知事が名指しで非難するのは異例。対立構造を際立たせる狙いがあるとみられるが、田中市長や八尾市民からさらなる反発を招くのは必至だ。
松井氏は、田中市長が沖縄の基地負担削減自体には理解を示したことに関し「自分のところは嫌だという態度を沖縄はどう感じるか。全国の政治家が取り組むべきだ」と述べた。《共同通信》
【日本維新の会・石原慎太郎代表】橋下氏発言「大迷惑」
日本維新の会の石原慎太郎共同代表は18日、共同通信のインタビューで、共同代表の橋下徹大阪市長による従軍慰安婦発言が党勢低迷を招いたことについて「大迷惑だ」と批判した。参院選の結果次第では、橋下氏の進退判断もあり得るとの認識を示した。橋下氏を擁護してきた石原氏が厳しい姿勢に転じたことで、日本維新の混乱が拡大する可能性もある。《毎日新聞》
【自民党・小泉進次郎青年局長】首相に苦言
自民党の小泉進次郎青年局長は18日、安倍晋三首相が交流サイト「フェイスブック」で、元外務審議官の田中均氏を名指しで非難したことについて「個人の名前を挙げて反論、批判をすべきではない」と苦言を呈した。国会内で記者団に語った。
村山談話をそのまま踏襲しないとしたかつての安倍首相発言に懸念を示した田中氏へ首相が反論したことを踏まえ「首相が何をやっても批判されるのは宿命だ。そこは受け流し、時には受け止めるべきだ。(首相としての仕事に)結果を出すことに専念した方がいい」と指摘した。《共同通信》
【民主党】参院選マニフェストを決定
民主党は18日の「次の内閣」会合で、参院選マニフェスト(政権公約)を決めた。「中間層を厚く、豊かに」「改革続行」など七つのキーワードを挙げ、党の基本姿勢を鮮明化した。与党が進める防災・減災のための「国土強靱化」計画への対抗策として「命の防災基本法」制定や、公共事業の「選択と集中」を図ることを掲げた。
10日に発表した最終原案に盛り込んでいた安倍政権の経済政策「アベノミクス」の批判については、具体的な問題点を明示する資料集を作成してマニフェストに添付する方針に変更した。《共同通信》
【トルコ】反政府デモで100人超拘束
トルコ警察当局は、左派系活動家らが最大都市イスタンブールなどでの反政府デモに関与していたとして、18日早朝から関係箇所を一斉に家宅捜索、100人以上を拘束し、本格的な捜査を開始した。トルコのメディアが報じた。
警察は首都アンカラで26カ所を捜索し、25人を拘束。イスタンブールでも50カ所が捜索を受け、78人が拘束されたという。左派系の政治団体や報道機関などが対象に含まれている。
エルドアン首相やイスタンブールのムトゥル知事は、反政府デモに「過激派」が関与していると指摘し、本格的な捜査を行うと述べていた。《共同通信》