平成8810日目
2013/02/20
【この日の安倍総理】
TPP結論「参院選前」
安倍晋三首相は20日の参院予算委員会で、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加について「7月の参院選前に結論が出せると思う」と述べた。
首相は21日から訪米するが、22日のオバマ大統領との日米首脳会談では交渉参加表明に踏み込まない方針で、具体的な判断時期に言及したのは初めて。《毎日新聞》
原発新設は厳格に
安倍晋三首相は20日午前の参院予算委員会で、今後の原発の新規建設に関し「今までの安全基準に照らして、さらに厳しい基準が適用される。東京電力福島第1原発とは違う」と指摘した。
甘利明社会保障と税の一体改革担当相は社会保障制度改革国民会議での議論を踏まえた法制措置について、政府が8月に法案要綱などを閣議決定することを想定していると明らかにした。
首相は、原発新設について「原発事故被災者の気持ちを酌んだ上で、じっくり腰を据えて慎重に考えていかなければならない」との立場も重ねて表明した。《共同通信》
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【WBC日本代表】28選手発表
野球の国・地域別対抗戦、第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は20日、3連覇を狙う「侍ジャパン」の28選手に主将の阿部(巨人)や田中(楽天)前田健(広島)坂本(巨人)らを発表した。
米大リーガー不在で国内組の選手だけで15日から合宿を行い、20日の紅白戦後に投手13人、捕手3人、内野手7人、外野手5人を選出した。代表候補33選手から外れたのは中日の浅尾、山井、大島、巨人の村田、楽天の聖沢の5選手。
日本が戦う1次ラウンドA組は3月2日からヤフオクドームで行われ、2次ラウンドは8日から東京ドームで開催される。《共同通信》
【明石歩道橋事故】明石署元副署長に免訴判決
2001年7月、兵庫県明石市の花火大会で11人が死亡するなどした歩道橋事故で、業務上過失致死傷罪で強制起訴された元県警明石署副署長、A被告(66)の判決が20日、神戸地裁であった。奥田哲也裁判長は公訴時効が成立しているとして、有罪か無罪かを判断せずに裁判を打ち切る「免訴」の判決を言い渡した。元副署長の過失も認めなかった。元副署長は検察が4度不起訴としたが、改正検察審査会法に基づき全国で初めて強制起訴された。検察官役の指定弁護士は禁錮3年6月を求刑していた。《日経新聞》
【自民党・石破茂幹事長】「名誉ソムリエ」認定
自民党の石破茂幹事長が日本ソムリエ協会から「名誉ソムリエ」に認定され20日、都内のホテルで就任式に出席した。赤いガウンを羽織った石破氏は「ワインには消費でしか貢献していない」と苦笑い。日本酒党を自負するが、この日は「人生の楽しみの大きな部分をワインが占めている」とも持ち上げた。 《産経新聞》
【民主党】全国幹事長会議
民主党は20日、全国幹事長会議を党本部で開き、新たに策定する党綱領と衆院選惨敗を総括した1次報告書、2013年度の活動方針の原案を示し、了承された。24日の党大会に正式提示する。
海江田万里代表は冒頭のあいさつで「都議選と参院選に負けるわけにいかない。党の命運の懸かった選挙の先頭に立つ覚悟だ」と述べ、党立て直しへ結束を求めた。
綱領案は、民主党を「既得権と闘う改革政党」と位置付け、「共生社会」構築のため政権に再挑戦すると明記。活動方針案では、都議選と参院選での候補者全員当選を目標に掲げた。《共同通信》
【国交省】川下り事故防止で救命胴衣の着用義務付けへ
浜松市の天竜川で2011年に川下り船が転覆し乗客ら5人が死亡した事故を教訓に、国土交通省は20日、川下り船の全乗客に救命胴衣の着用を義務付ける方針を決めた。これまでは12歳以上であれば座布団兼用の救命クッションで代用することを認めていたが、天竜川の事故では多くの乗客がとっさにクッションをつかめず流された。
国交省は3月中に安全対策のガイドラインをまとめ、全国の川下り船約100業者に、必要な数の救命胴衣を13年度中に備えるよう求める。
ガイドラインには、船頭に操船技術を向上させる教育を行うことや、航路の危険地点の情報を関係者で共有することなども盛り込む予定。
【韓国】与党代表、「竹島の日」式典中止を要求
韓国与党セヌリ党代表で朴槿恵次期大統領側近の黄祐呂氏は20日、党の会合で、島根県が22日に開催する「竹島の日」式典について、日本政府が「行事自体をできないような措置を取ることを強く求める」と述べた。聯合ニュースが伝えた。
韓国では、25日の朴氏の大統領就任直前に行われる竹島の日式典に日本政府が島尻安伊子内閣府政務官を派遣する方針を決めていることに反発が続いている。黄氏は島尻政務官の派遣もとりやめるべきだと主張した。
黄氏は、日本はアジアでの歴史問題と領土問題の中心にいることを直視し、大局的な見地から行動すべきだと述べた。《共同通信》
【米・ケリー国務長官】初の外交演説
ケリー米国務長官は20日、南部バージニア州シャーロッツビルのバージニア大で演説し、自身が戦争で従軍したベトナムが現在、米国の重要な貿易相手になっていることなどを指摘、「恒久的な敵を持たない」ことが特筆すべき「米国の現実」だなどとして、外交強化の重要性を訴えた。
1日の就任後初の外交演説だが、対中東、中国、北朝鮮などの具体的な外交課題についての踏み込んだ言及はなかった。
ケリー氏は「明日、軍隊を派遣するより、今日、外交官を送り込む方がずっと安上がりだ」などと外交による問題解決の重要性を重ねて強調した。《共同通信》