平成8712日目

2012/11/14

【この日の野田総理】

「16日に衆議院解散」

野田佳彦首相は14日午後の党首討論で、今月16日に衆院解散に踏み切る意向を表明した。自民党が赤字国債発行法案と衆院の「1票の格差」是正法案の早期成立、衆院定数削減を来年の通常国会中に結論を出すことについて確約することなどを条件に掲げた。16日に解散すれば衆院選は「27日公示―12月9日投開票」か「12月4日公示―16日投開票」となる見通しだ。


https://www.kantei.go.jp/

首相は自民党の安倍晋三総裁との討論の中で、赤字国債法案の週内成立とともに、衆院小選挙区の1票の格差を「0増5減」で是正する法案の早期処理での協力を要請。民主党が比例定数40削減を訴える定数削減では、先送りする場合でも国会議員歳費を削減しながら来年の通常国会で結論を出すことを提案した。

そのうえで「必ずやると決断してもらえるなら、今週の16日に衆院を解散してもいいと思っている」と明言した。首相は16日の解散について「ぜひやり遂げたい」とも強調。公明党の山口那津男代表との討論でも同様の提案をし、山口氏は前向きな姿勢を示した。

民主党は14日に「1票の格差」是正と定数削減を含めた衆院選挙制度改革関連法案を国会に提出。首相は自公側に定数削減の実現を条件に掲げて身を切る改革を強調し、「攻めの姿勢」で衆院選に臨む狙いがある。

首相は11日、年内に解散する意向を民主党の輿石東幹事長に伝達。民主党内には反対論が根強く、13日の党常任幹事会では「党の総意」として年内解散に反対することを決めている。《日経新聞》

野田佳彦首相は14日の党首討論で、衆院議員定数削減を前提として16日に衆院を解散する意向を示した上で「覚悟のない自民党に政権は戻さない。その覚悟で頑張る」と政権維持の決意を表明した。首相と初対決となった自民党の安倍晋三総裁は「どちらが政権を担うにふさわしいか、国民に判断してもらおう」と述べ、激しい応酬を演じた。

首相は、民主党政権に対する批判に「自民党政権時代の借金の山という、負の遺産があまりに大きすぎた」と反論。エネルギー政策をめぐっても「原発を推進した長い政権があり、政策を大きく変えなければいけない」と自民党の責任をただした。《共同通信》

米・オバマ大統領と電話会談

野田佳彦首相は14日夜、オバマ米大統領と電話で約10分間会談し、20日にカンボジアで開かれる東アジアサミットの機会を利用して会談することで一致した。環太平洋連携協定(TPP)への日本の交渉参加に向けた連携強化も確認した。

首相は電話会談で、TPPについて「自分の考えは変わっていない」と交渉参加への意欲を重ねて強調。大統領は「日本の関心を歓迎している」と応じた。首相はオバマ氏の大統領再選を踏まえ「実績への支持と将来への期待感を米国民が示した」と祝意を伝えた。

日米同盟に関し、首相が「2国間のみならず、アジア太平洋地域の課題にも取り組みたい」と述べた。《共同通信》




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【サッカーW杯アジア最終予選】日本2−1オマーン

サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選B組第5戦は14日、各地で行われ、首位の日本はマスカットでオマーンを2―1で下し、通算4勝1分けの勝ち点13とした。来年3月26日に敵地でのヨルダン戦に勝てば、5大会連続5度目の本大会出場が決まる。

日本は前半に長友(インテル・ミラノ)の左クロスから清武(ニュルンベルク)が左足で決めて先制。後半にセットプレーで失点して追い付かれたが、終了間際に岡崎(シュツットガルト)が決勝ゴールを挙げた。ザッケローニ監督が指揮した試合の通算成績は18勝8分け(1PK勝ちを含む)3敗となった。《共同通信》

【プロ野球・正力松太郎賞】巨人・原辰徳監督、阿部慎之助捕手

今年のプロ野球の発展に最も貢献した監督、選手に贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が14日、東京都内で行われ、巨人を3年ぶり22度目の日本一に導いた原辰徳監督(54)と、首位打者と打点王の2冠に輝いた阿部慎之助捕手(33)が選ばれた。

原監督は02、09年に続く3度目の受賞で、阿部は初。2人同時の受賞は03年にダイエー(現ソフトバンク)の王貞治監督と阪神の星野仙一監督が選ばれて以来9年ぶり3度目となった。選手が受賞するのは、00年の松井秀喜外野手(当時巨人)以来12年ぶり。《スポニチ》

【柔道・杉本美香選手】現役引退を表明

柔道女子重量級のエースとして日本を引っ張り、ロンドン五輪78キロ超級で銀メダルを獲得した杉本美香(28)が14日、所属先のコマツ(東京都港区)で記者会見し「目標のロンドン五輪を終えて本当にやり切ったという気持ちが強い。楽しかった」と現役引退を表明した。今後はコマツのコーチとして後進の指導に当たる。

印象に残る試合に同五輪を挙げ「一番わくわくしながら試合ができた。決勝で負けたのは今でも悔しいが、一本も取れて良かったなと思っている」と語った。何度も大けがを負いながらも復活した柔道人生に「落ち込んだりもしたけど、自分にとって意味があったこと」と振り返った。《共同通信》

【インド】女子陸上選手が検査で男と確認

2006年のドーハ・アジア大会陸上女子1600メートルリレーで金メダルを獲得したインドのピンキ・プラマニクが性的暴行の罪に問われ、医療関係者の検査の結果、遺伝子的には男性と確認されたことが14日、分かった。プラマニクは同居女性から、結婚の約束を破った「男」であると申し立てられていた。

インドは06年アジア大会陸上女子800メートルで銀メダルのサンティ・ソウンダラジャンが検査の結果、メダルを剥奪されている。《共同通信》

【太陽の党】日本維新との協議加速

太陽の党の園田博之衆院議員は14日の記者会見で、日本維新の会との協議に関して「国会情勢からすれば、協議を何回かする状況にない。代表同士で話し合う必要がある」と述べ、合流を視野に協議を加速させる必要があるとの認識を示した。

国会対応では、公債発行特例法案の成立に協力する考えを表明。12月16日投票の東京都知事選では、石原慎太郎共同代表が後継指名した猪瀬直樹副知事が出馬すれば支援する方針も明らかにした。

会見に先立ち、石原氏は平沼赳夫共同代表と、党本部で看板掛けを行った。《共同通信》



11月14日 その日のできごと(何の日)