平成8555日目

2012/06/10

この日のできごと(何の日)

【大阪・ミナミ通り魔殺人事件】

10日午後1時ごろ、大阪市中央区東心斎橋1の路上で人が刺されていると通行人の女性から110番通報があった。大阪府警南署によると、成人の男女2人が包丁で刺され、間もなく死亡した。駆け付けた南署員が近くにいた住所不定、無職、A容疑者(36)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。A容疑者は2人と面識がなく、府警は無差別に襲った通り魔事件とみて、容疑を殺人に切り替えて捜査している。

府警によると、A容疑者は「自殺しようと包丁を買ったが、死にきれなかった。人を刺して殺してしまえば、死刑になると思ってやった」と容疑を認めているという。 死亡した男性は東京都東久留米市、イベント会社プロデューサー、Mさん(42)。女性は大阪市中央区に住む60代の女性とみられる。

A容疑者はMさんの腹部などを包丁(刃渡り約18センチ)で刺した後、東へ約40メートル離れた場所で自転車に乗っていた女性の腹部や首を刺した。さらに、Mさんを刺した場所に戻り、馬乗りになって再び刺したという。Mさんの刺し傷は顔や首など計約10カ所に及び、女性も腹部や首などに複数の傷があった。《毎日新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【群馬県桐生市・庭山由紀市議】同僚市議が懲罰動議提出

地元での献血についてツイッターで「放射能汚染地域に住む人の血って、ほしいですか?」とつぶやくなどした群馬県桐生市の庭山由紀市議(43)に対し、同僚市議17人が10日、議員資格を失わせる除名の懲罰動議を荒木恵司議長に提出した。市議会で可決される人数を超えており、早ければ20日にも除名が決まる見通しだ。

庭山氏がツイッターでつぶやいたのは5月25日。市役所前の献血車の画像を公開してのつぶやきに、ネット上で批判が広がり、市議会事務局や市にも計700件を超える抗議の電話やメールが寄せられた。

懲罰動議では、この問題に加え、東京電力福島第一原子力発電所事故後の野菜の流通をめぐり、地元の農協組合長を名指しで「犯罪者」とつぶやいたことなどに謝罪や訂正の意思はないとする態度を問題視。さらに市内の農作物を「毒物」とつぶやき、釈明を求めた議会運営委員会の場でも「毒物」と発言したことなどを挙げ、「もはや公職の立場に全くふさわしくない」と除名を求めている。《朝日新聞》

【民主党岡山県連】姫井氏公認せず

民主党岡山県連は10日、岡山市内で幹事会を開き、来年夏の参院選岡山選挙区(改選数1)では、現職の姫井由美子参院議員を公認しない方針を決定した。一両日中にも党本部へ報告する。

県連は、姫井氏の不倫をめぐる週刊誌報道や離党届提出騒動などを問題視。県連代表の柚木道義衆院議員は「姫井氏は県民との信頼を回復できなかった」と公認見送りの理由を説明した。

柚木氏は「後任の候補者は未定」とした上で、公募も視野に入れ、今夏中をめどに速やかに選定を進める考えを示した。

幹事会に出席した姫井氏は会合後、記者団に対し「一方的な決定だ」と戸惑いを見せる一方で「今後も岡山で頑張る」と述べ、参院選への出馬になお意欲をみせた。《共同通信》

【尖閣諸島】与野党国会議員が視察

沖縄県石垣市の尖閣諸島周辺海域を、民主党の森岡洋一郎氏、自民党の下村博文氏ら衆院議員6人が10日、漁船で視察した。

同諸島・魚釣島の周りを航行し、灯台や島の地形などを確認。参加議員から、野生化したヤギが草を食べて島全体の裸地化が進むことで、生態系への影響を憂慮する指摘もあった。民主党の高邑勉氏は「生態系について早急に上陸調査すべきだ」と述べた。

森岡氏らが理事を務める衆院決算行政監視委員会は11日、同諸島購入計画を表明した石原慎太郎東京都知事や中山義隆石垣市長に参考人質疑をする予定。

視察は、民間団体「頑張れ日本」が地元漁師と実施した「集団漁業活動」に同行。都議、石垣市職員、英紙フィナンシャル・タイムズなど海外メディアを含め計約120人が9日夜、漁船14隻で石垣港を出港した。《共同通信》

【菅直人前首相】「過剰介入」に反論

菅直人前首相は自身のブログで10日、国会が設置した東京電力福島第1原発事故調査委員会から、事故対応をめぐって「官邸による過剰介入で現場に混乱を招いた」と指摘されたことについて「異例ではあるが、東電も保安院も想定していなかった過酷事故が起き、そうせざるを得なかったのが現実」と反論した。

菅氏はブログで、事故発生当初に経済産業省原子力安全・保安院が組織として機能していなかったことを挙げ「もし官邸が動かなかったならば、結果はどうなったか」と主張。「国会事故調に理解されていないとしたら残念だ」としている。《共同通信》

【野田佳彦首相】自公をけん制

野田佳彦首相は10日、都内で講演し、社会保障と税の一体改革をめぐる民主、自民、公明3党の修正協議について「『旗を降ろせ』『理念を降ろせ』と言うと議論は進まない」と述べ、最低保障年金創設を柱とする新年金制度や後期高齢者医療制度廃止の撤回を求める自民、公明両党をけん制した。

民主党内の小沢一郎元代表ら増税反対派を念頭に「チームとして政党の存在意義が懸かっている時だ」と語り、党が一枚岩で協議に臨む必要性を指摘。

「一定のめどを持って協議するのが大事だ。そういう正念場の21日までの国会の情勢になる」と述べ、国会会期末の21日までに衆院採決を目指す考えを示した。《共同通信》



6月10日 その日のできごと(何の日)