平成8525日目
2012/05/11
【この日の野田総理】
衆院本会議
衆院は11日午後の本会議で、社会保障と税の一体改革の柱となる消費税増税関連2法案を審議した。野田佳彦首相は税率10%への引き上げを掲げている自民党に対し「同じ解決方法を志向している。今成さなければ改革実現はこの先もない」と指摘、「渡るべき川は広くない。必ず乗り越えられる」と述べ、今国会成立への政治決断を重ねて要請した。
一方で「(法案採決の際の)党議拘束は所属議員である限り全員にかかっている」と述べ、小沢一郎民主党元代表ら党内の増税反対派をけん制。「意見があれば説得し、全党が一致結束して対応することを確信する」と党の意見集約に全力を尽くす姿勢を示した。《共同通信》
大飯原発再稼働、新規制組織待たない
野田佳彦首相は11日、内閣記者会のインタビューで、関西電力大飯原発3、4号機(福井県)について、地元の一定の理解が得られれば、原子力規制の新組織発足前でも再稼働させる考えを示した。「規制組織を待つことなく判断することはもちろんある」と述べた。
大飯原発以外の再稼働も「従来の行政組織の中で粛々とやっていく」と強調。ただ、原子力安全委員会の安全確認作業が止まっている現状を踏まえ、枝野幸男経済産業相が大飯原発以外の再稼働は困難との見解を示したことは「現実論だ」と理解を示した。《共同通信》
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【トヨタ・カローラ】11代目発売
【ビックカメラ】コジマ買収を発表
家電量販店5位のビックカメラは11日、同6位のコジマを買収すると発表した。両社合計の連結売上高は1兆円を超え、首位のヤマダ電機に次ぐ2位に浮上する。家電量販店は昨年7月の地上デジタル放送への移行に伴う買い替え需要の減少や、昨年3月の家電エコポイント制度の終了で主力商品の薄型テレビの販売不振が続いており、両社は統合で生き残りをかける。《産経新聞》
【楽天・星野仙一監督】監督通算1000勝達成
楽天・星野仙一監督(65)は11日、オリックス戦に3―2で勝ち、史上12人目となる監督通算1000勝目を挙げた。プロで投手一筋の監督としては初めて。通算成績は1000勝876敗42分けで、中日、阪神、楽天の3球団を渡り歩き監督歴15年目で大台に到達した。「東北を熱くする」と初めてパ・リーグに身を投じて2年目。選手、監督として一度もなし得ていない日本一へ、65歳の情熱はまだまだ衰えていない。《スポニチ》
【東京都・石原慎太郎知事】尖閣共同購入「断る」
東京都による尖閣諸島(沖縄県石垣市)の購入計画をめぐり、石原慎太郎知事は11日の記者会見で、石垣市の中山義隆市長が都側に提案した共同購入について「私から断る。一元化しないと混乱する」と述べ、購入までは都単独で進める考えを示した。
知事は「東京が取得した上で業務分担しようと思うし、その段階で石垣に財政的に参加してもらうことはあり得るだろうが、東京が勧進元になってやらないと。事は一元にした方がスムーズにいく」と指摘した。
一方、寄付金の振り込みが11日正午までに約4億7千万円に上ったことを明らかにした。《共同通信》
【政府】沖縄振興策を決定
政府は11日、那覇空港の第2滑走路整備や、空港周辺、那覇港の国際物流拠点化を柱とする沖縄振興策の基本方針を正式決定した。「民間主導の自立型経済の発展」を掲げ、観光や情報通信、国際物流の関連産業を重点的に育成する方向性を示しているのが特徴だ。
沖縄県の仲井真弘多知事は方針決定を受け、具体的な振興計画の策定作業を本格化させる。振興計画はこれまで国がつくっていたが、3月に成立した改正沖縄振興特別措置法で策定主体を県に変更した。
基本方針は地元関係者や有識者で構成する政府の沖縄振興審議会(会長・伊藤元重東大大学院教授)が10日に了承、仲井真氏も内容を評価した。《共同通信》