平成8526日目
2012/05/12
【中川正春防災担当相】茨城の竜巻被災地を視察
中川正春防災担当相は12日、竜巻被害を受けた茨城県つくば市を訪問した。橋本昌知事や市原健一市長らが被災状況を説明し、がれきの処理や住民の生活再建に加え、中小企業や商店街、農家などについても財政的な支援を求めた。
中川氏は被害が大きかったつくば市北条の商店街や、東京電力福島第1原発事故の避難者も住んでいた雇用促進住宅周辺を歩いて視察。住民やボランティアに「大変ですね」と声をかけた。
同市では、竜巻で男子中学生1人が死亡し37人が軽傷。11日までに約950棟の建物損壊が確認された。中川氏は「個このような災害の支援制度について見直す必要がある」と述べた。《共同通信》
中川正春防災担当大臣は12日、5月6日に発生した竜巻で甚大な被害を受けた茨城県つくば市、同筑西市、栃木県真岡市、同益子町、同茂木町の現地調査を行った。
つくば市の現地対策本部となっている同市北条地区の「市民ホールつくばね」での橋本昌茨城県知事らとの意見交換会で中川大臣は、「死者1人、負傷者42人、建物被害1303棟という甚大な被害で、生活再建のために住民の皆さんにご苦労いただいていることにあらためてお見舞いを申し上げる。政府としても発災直後から関係省庁と情報共有しながら、末松副大臣を中心に7日に調査団を派遣するとともに、関係省庁のプロジェクトチームを組み立て、すべての状況を把握しながら、制度で矛盾のあるところ、これから見直していかなければならないところの対応を含めてトータルに行い、万全の対応を作っていきたい。今日は皆さんから現場の声をしっかり受け止めたい」とあいさつした。《民主党ニュース》
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【韓国・麗水万博】開幕
韓国南部の沿岸都市、全羅南道麗水市で12日、「生きている海、息づく沿岸」をテーマとする国際博覧会(麗水万博)が開幕した。8月12日までに約1千万人の来場者を見込んでいる。入場ゲートには午前9時の開場前から長蛇の列ができた。初日は約10万人が訪れる見込み。入場者第1号は日本人男性だった。
「日本館」の開館式も行われ、出席した中根康浩経済産業政務官は「日本が得意とするおもてなしの心で世界中の方々をお迎えしたい」とあいさつした。万博には104カ国、10国際機関が参加。閉幕日には海洋環境保護の重要性を訴える「麗水宣言」を採択する。《共同通信》
【警視庁】開業前のスカイツリーに侵入した大学生を逮捕
今月22日に開業予定の東京スカイツリー脇の敷地内に侵入したとして、警視庁本所署は12日、東京都荒川区内に住む私立大学2年の男子学生(19)を建造物侵入容疑で現行犯逮捕した。
発表によると、男子学生は同日午前6時25分頃、商業施設や広場がある東京スカイツリータウン東街区(墨田区)に侵入した疑い。男子学生は「スカイツリーを近くで見たり、上ったりしたかった」と供述しているという。先月も栃木県内に住む20歳代の兄弟が、隣接する商業施設に侵入した疑いで現行犯逮捕されている。 《読売新聞》
【イオンモール札幌発寒店】爆破予告で3000人避難
12日午後6時半ごろ、札幌市西区発寒の大型ショッピングセンター、イオンモール札幌発寒店で、男が2階の衣料品店の女性店員に「爆弾を仕掛けた」と言い残して立ち去った。客と従業員ら約3100人が避難し、周辺は一時、騒然となった。
通報を受けた札幌・西署が午後10時までイオン内の1~3階を捜索したが、不審物は見つからなかった。男は50歳ぐらいで、身長約175センチ。西署が業務妨害事件として行方を追っている。現場はJR札幌駅から北西約6キロの住宅街。《共同通信》
【WBAミドル級タイトル戦】淵上誠選手、王座獲得ならず
世界ボクシング協会(WBA)ミドル級タイトルマッチ12回戦は12日、ウクライナのブロバルイで行われ、挑戦者の淵上誠(八王子中屋)は王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に3回TKOで敗れ、日本のジム所属選手として竹原慎二以来、16年ぶり2人目の同級王座獲得はならなかった。
国内ジムに籍を置く日本男子選手の海外世界挑戦は、36戦連続で失敗となった。28歳の淵上の戦績は26戦19勝(10KO)7敗。4度目の防衛を果たした30歳のゴロフキンは、23戦全勝(20KO)とした。《共同通信》
【大阪維新の会】塾生を1000人に絞り込み
橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会は12日、次期衆院選を見据えて発足した「維新政治塾」の第4回会合を開いた。同会は立候補予定者の選抜を進めており、6月中に受講生約2千人を千人程度に絞り込む方針だ。
維新の会幹部は2013年夏の衆参ダブル選挙で大量の候補者が必要になった場合を念頭に「衆院解散の時期が分からないので、人数を絞り過ぎるのも良くない」と指摘。内訳は大阪府300人、兵庫県100人、関東地方300人、その他300人を想定している。
政治塾では、維新の会所属議員が受講生20人前後を受け持ち、講義後に作成する論文や受講時の態度などを採点している。《共同通信》
【民主党・小沢一郎元代表】増税批判を継続
民主党の小沢一郎元代表は12日、野田佳彦首相が政治生命を懸ける消費税増税関連法案に反対する考えをあらためて明言した。政治資金規正法違反事件の控訴後、公の場での発言は初めて。裁判が続くにもかかわらず増税批判をやめない姿勢を明確にした形だ。
一方、首相は小沢氏との会談に関し「適宜、適切なタイミングで行う。同じ党員同士で考えに大きな隔たりはない」と重ねて意欲を示した。
小沢氏は、熊本市内での支持グループ議員の会合で「税制論議を否定するわけではないが、直ちに国民に大きな負担を強いることは(2009年)衆院選で言ったことと違う」と指摘した。《共同通信》
【野田佳彦首相】自見庄三郎金融担当相と会談
野田佳彦首相は12日、連立政権を組む国民新党代表の自見庄三郎金融担当相と公邸で約20分間、会談した。首相は消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案の今国会成立に向け、あらためて協力を要請。自見氏は「障害を取り除くべきだ」として、参院で問責決議を受けた2閣僚の交代を促した。首相は「今国会で何としても増税法案を成立させたい」と述べるにとどめた。
これに関連し、民主党の前原誠司政調会長は沖縄県浦添市で記者団に「首相は大局に立って考えるのではないか」と述べ、交代を視野に検討するとの見通しを示した。《共同通信》