平成8488日目

2012/04/04

【この日の野田総理】

参院予算委員会

野田佳彦首相が4日の参院予算委員会で、民主党のマニフェスト(政権公約)とAIJ投資顧問による年金資産消失問題を同列に扱った質問に対し、「まったく一緒でないということを明確にしておきます!」と激高する一幕があった。


https://www.kantei.go.jp/

自民党の西田昌司氏はAIJの浅川和彦社長が「だますつもりはなかった」と説明していることを挙げ、「彼がもう一度投資信託をやったら、お金を預けるか」と尋ねた。首相が「預けない」と答えると、西田氏はすかさず「民主党も同じだ。だますつもりはなかったというが、国民はもう一度民主党にやってくださいとは言わない」と切り捨てた。

西田氏は衆院解散を求めて質問を終えたが、首相は発言を求め、「勝手に断罪していたが、AIJと民主党は全く別だ」と反論。緊迫した空気が漂う中、石井一委員長が「西田劇場は終了!」と宣言すると、一転して笑いに包まれた。《産経新聞》

増税法案は「集大成」

野田佳彦首相は4日夜のNHK番組で、消費税増税関連法案の今国会成立に不退転の決意で取り組む姿勢を強調した。「これ以上、先送りは許されない。集大成としてやり遂げたい」と述べた。

民主党の小沢一郎元代表らが法案採決への造反も辞さない構えを示していることについては「(党内)手続きに瑕疵はない」と指摘。与野党協議に関し「政策のスクラムを組むことは十分可能だ」と歩み寄りに期待を表明した。

衆院解散・総選挙の時期については社会保障と税の一体改革や東日本大震災からの復興などの課題に取り組むとした上で「一定程度やり抜いた後に信を問うのが基本だ」と述べるにとどめた。《共同通信》




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【第84回選抜高校野球大会】大阪桐蔭(大阪)初優勝

第84回選抜高校野球大会最終日は4日、決勝を行い、大阪桐蔭(大阪)が7―3で光星学院(青森)を下して初優勝を飾った。夏を含めると3度目の甲子園制覇。春夏を通じて東北勢初の優勝を目指した光星学院は準優勝した昨夏に続き、決勝で涙をのんだ。

大阪桐蔭は一回、4番小池の左中間への2ランで先制。同点に追い付かれた直後の三回は安井、白水の適時打と犠飛で3点を取り、再び勝ち越した。終盤には2本の犠飛で加点。先発藤浪は12安打を浴びながらも粘り強い投球で3失点に抑え、今大会4度目の完投勝利を収めた。《日経新聞》

【ボクシング・清水智信選手】王座奪還ならず

世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級王座統一戦12回戦は4日、横浜市の横浜アリーナで行われ、第20代王者清水智信(30)=福井市出身、金子=は、第21代王者テーパリット・ゴーキャットジム(23)=タイ=に9回2分15秒TKO負けを喫し、正規王座奪還はならなかった。テーパリットは2度目の防衛となった。

清水は、好戦的に前に出てくるテーパリットの圧力に屈する形となった。序盤から得意の左ジャブを当てていったが出足を止められず、左右から振ってくる返しのパンチをもらった。後半に入り巧みなフットワークを取り戻し主導権を握るかに思われたが九回、クリンチを振り払われた後に右の強打を浴びた。ロープに詰められ、連打を許したところでレフェリーに試合を止められた。

清水は昨年8月に同級王者を奪取したが、右目のけがを理由に11月、理不尽な休養扱いとされた。それに伴い暫定王者から正規王者に格上げされたテーパリットは12月に亀田大毅(亀田)の挑戦を退け、1度目の防衛を果たしていた。《福井新聞》

【大阪市】勤務中の喫煙は原則懲戒処分に

大阪市営地下鉄の駅構内で男性助役(54)が喫煙し火災報知機が作動、列車に遅れが出たトラブルを受け、大阪市は4日、各部署の人事担当者を集めて会議を開き、勤務時間中に喫煙した職員は原則、懲戒処分とする方針を確認した。

会議では、トラブル発生後、橋下徹市長への報告が半日以上なかったことも指摘され、重大な事案が起こった場合は、所属長から直接市長に連絡するなど、迅速に対応するべきだとの指針が示された。男性助役は四つ橋線本町駅で3日朝に喫煙。一時、駅構内に火災報知機の作動を知らせる放送が流れ、上下4本が遅れて約千人に影響した。《スポニチ》

【橋下大阪市長、石原慎太郎都知事】大阪市内のホテルで会談

大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長と石原慎太郎東京都知事が4日、大阪市内のホテルで会談した。次期衆院選に向けた連携の可能性などについて意見交換したとみられる。国民新党の亀井静香代表が意欲を見せている新党構想や、維新の会の事実上の次期衆院選公約「維新八策」なども話題になった可能性がある。

この日の両氏の会談は1時間半から2時間程度。会談を終えた橋下氏は記者団の質問に答えず、ホテルを立ち去った。詳しい会談の内容は分かっていない。

橋下氏は3日、会談について「時間があれば食事でもどうかと言われた。何かを決めるとかいうことはない」と記者団に述べていた。《共同通信》

【政府】政務三役4人の辞任を了承

政府は4日午前の持ち回り閣議で、消費税増税関連法案の閣議決定に反対し辞表を提出した牧義夫厚生労働副大臣ら政務三役4人の辞任を了承した。

自民党は4人の辞任を認めるか、辞表が撤回されない限り、関連する国会審議に応じないとの対決姿勢を強めていた。このため、野田佳彦首相は審議への影響を回避するためには辞任を認めざるを得ないと判断した。

増税法案が閣議決定された3月30日に辞表を提出したのは牧氏の他に、総務省の黄川田徹副大臣、主浜了政務官と、文部科学省の森裕子副大臣。《共同通信》



4月4日 その日のできごと(何の日)