平成8397日目
2012/01/04
【野田佳彦首相】「ネバーネバーネバー・ネバーギブアップ」
野田佳彦首相は4日午前、官邸で年頭の記者会見を行い、消費税率を2段階で10%に引き上げる社会保障と税の一体改革大綱素案について、今週中に社会保障改革本部で決定した上で、来週中に野党に協議を呼び掛ける考えを表明した。《共同通信》
記者「消費税増税法案はこれから野党の協力を得て成立させるのは難しいと思うが、局面を打開するには国民の世論しかない。国民の世論をどうひっぱっていくか。総理は国民に問う考えはありますか」
野田首相 「難しいと一刀両断でありましたけど、まさにこれからの野党協議の呼びかけ。合意をえられるかどうか、法案提出できるかどうか。法案が通るかどうか。いろ いろハードルはあります。あの、ちょうど昨日、出身高校の同窓会があったのですが、その時に手紙をもらいまして。世界史の授業を受けていたときの記憶があ るかどうかと。それは、先の大戦の時のウィンストン・チャーチルの言葉。モスト フェーマス シックスワーズを覚えているかと。先生が教えてくれた言葉。 忘れていましたけれども。それは、ネバー・ネバー・ネバー・ネバーギブアップ。私は大義のあることをあきらめないで、しっかりと伝えていくならば、局面は 変わるというふうに確信をしています」
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【吉本興業・大崎洋社長】「いつか(紳助さんが)戻ってきてもらえると信じている」
記者会見で元タレント島田紳助さんの復帰を希望する考えを明らかにした吉本興業の大崎洋社長=4日、大阪市内のホテル 暴力団と親密な関係があったことが分かり、昨年8月に芸能界を引退した元タレント島田紳助さんについて、吉本興業の大崎洋社長は4日の記者会見で「皆さまのご理解を得て、いつの日か吉本興業に戻ってきてもらえると信じている」と、紳助さんの復帰を希望する考えを明らかにした。
大崎社長は「私たちは彼の才能を惜しんでいる。これは吉本興業の全社員、全タレント、全芸人の思いです」と、同社の総意として、紳助さん復帰に社会的理解が得られることに期待を示した。大崎社長によると、復帰について紳助さんと具体的な話を進めているわけではないが、紳助さんとは携帯電話のメールで近況などをやりとりしているという。《共同通信》
【新党きづな】結党
民主党に離党届を提出した内山晃衆院議員ら9人は4日、内山氏が代表を務める「新党きづな」の設立を総務相に届け出た。設立は昨年12月30日付。国会議員5人以上が参加するため、政治資金規正法の政党要件を満たし、政党交付金の受け取りが可能となる。
幹事長に渡辺浩一郎氏(比例東京、当選2回)を起用。国対委員長に豊田潤多郎、副代表に三輪信昭、政調会長に斎藤恭紀の各氏をそれぞれ充てる。
綱領には「自主自立」を掲げ、消費税増税や環太平洋連携協定(TPP)交渉参加への反対を打ち出す。《共同通信》
◇
民主党に離党届を出した内山晃元総務政務官ら衆院議員9人は4日、総務省へ「新党きづな」の結党届け出を行い、受理された。党代表の内山氏は国会内で記者会見し「私たちは(民主党が09年衆院選で掲げた)マニフェストを守る責務がある。今やるべきことは消費増税でも八ッ場ダム建設継続でもない」と述べ、野党の立場で活動していく考えを強調した。《毎日新聞》
【自民党・谷垣禎一総裁】早期解散を要求
自民党の谷垣禎一総裁は4日、野田佳彦首相が来週中に呼び掛ける意向を示した消費税増税の与野党協議について、衆院の早期解散が先だとの立場から、拒否する方針を表明した。公明党の山口那津男代表も、政府、民主党が年金一元化や最低保障年金制度を含めた社会保障改革の全体像を提示することが必要だとして、現段階での協議に否定的な認識を示した。
谷垣氏は、三重県伊勢市で記者会見し、民主党がマニフェスト(政権公約)で消費税増税に触れていないことを踏まえ、「民主党政権に提唱する資格はない。国民に信を問い直さなければできるはずはない」と述べた。《共同通信》