平成8250日目
2011/08/10
【菅直人首相】退陣を明言
菅直人首相は10日の衆院財務金融委員会で、公債発行特例法案と再生エネルギー特別措置法案の成立後に退陣する意向を明言した。両法案とも月内成立の見通し。首相は「成立したときは速やかに民主党代表選の準備に入り、新代表が決まれば当然首相として身を処す」と述べた。民主党執行部は今月28日を軸に代表選の日程を調整している。
公債法案は財務金融委で10日午後、民主、自民、公明3党などの賛成多数により可決された。11日の衆院本会議で可決後、参院に送付。再生エネルギー法案も3党の修正協議を経て、週内か来週中に衆院通過の方向で、両法案は遅くとも26日までに成立する見込みだ。《共同通信》
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【東海テレビ・浅野碩也社長】岩手県知事に謝罪
東海テレビ(名古屋市)が情報番組「ぴーかんテレビ」で、岩手県産米のプレゼント当選者を「怪しいお米 セシウムさん」などと表現するテロップ画面を誤って放送した問題で、同局の浅野碩也社長は10日、岩手県庁とJA岩手県中央会などの農業団体を訪れて謝罪した。番組の打ち切りや、自身を含む関係者の処分については「現在検討している」などと話すにとどまった。
県庁で浅野社長は達増拓也知事に対し、「岩手県民の皆様に本当にご迷惑をおかけして申し訳ありません」と頭を下げた。誤放送の経緯や東海3県で放送した謝罪番組の内容などを説明。社外有識者も含む検証委員会を立ち上げたことも明らかにした。
県広聴広報課によると、同局への抗議などを求める意見が県に300件近く寄せられているという。《朝日新聞》
【キリンチャレンジカップ】日本3−0韓国
サッカーの日本代表は10日、約3万8千人の観衆を集めた札幌ドームでの国際親善試合のキリン・チャレンジカップで、韓国代表に3―0で快勝した。日本はアジアの好敵手から6年ぶりの勝利でホームでは13年ぶりの白星を挙げ、5大会連続出場を目指す2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会のアジア3次予選に弾みをつけた。
軽快に連係した日本は香川真司(ドルトムント)が2得点し、本田圭佑(CSKAモスクワ)もゴールを奪った。日本はW杯アジア3次予選の初戦で9月2日に埼玉スタジアムで北朝鮮代表と対戦する。《共同通信》
【WBCミニマム級タイトル戦】井岡一翔選手が初防衛
世界ボクシング評議会(WBC)ミニマム級タイトルマッチ12回戦は10日、東京・後楽園ホールで行われ、チャンピオンの井岡一翔(井岡)が同級1位のフアン・エルナンデス(メキシコ)を3―0の判定で下し、初防衛に成功した。
ことし2月に日本選手で最短記録となるプロ7戦目で世界王座を獲得した22歳の井岡の戦績は8戦全勝(5KO)となった。24歳で世界初挑戦だったエルナンデスの戦績は20戦18勝(13KO)2敗。日本のジムに所属する男子の現役世界王者は5人で変わらない。《共同通信》
【タイ】インラック内閣発足
タイのタクシン元首相派、タイ貢献党のインラック首相(44)ら新閣僚は10日、プミポン国王の前で就任宣誓を行った。国王は就任宣誓式で「平和を回復するため、強い決意で正直に職務を遂行してもらいたい」と述べ、タクシン派と反タクシン派との対立による混乱を解消し、国民和解を前進させるよう求めた。
新内閣は、民間から専門知識のある人材を登用するなど実務重視の手堅い布陣。反タクシン派勢力の反発を抑え、幅広い層に受け入れられるよう配慮したとみられ、昨年、アピシット前政権の退陣を求めバンコクで大規模な反政府デモを率いた「反独裁民主統一戦線(UDD)」の幹部は入閣しなかった。《共同通信》
