平成8235日目
2011/07/26
【この日の菅直人総理】
衆院東日本大震災復興特別委員会
平成23年7月26日、菅総理は衆議院東日本大震災復興特別委員会に出席しました。
本日の特別委員会では、菅総理と関係閣僚が出席して、原子力損害賠償支援機構法案等について審議が行われ、委員からの質疑に答弁しました。《首相官邸》
菅首相が26日、早期の衆院解散・総選挙を否定し、2013年の衆参同日選挙が望ましいとの考えを示した。退陣時期を明確にしない首相が脱原発を争点に衆院解散に踏み切るのではないかとの疑念が消えないだけに、これまでより踏み込んだ発言に、与野党からは様々な憶測が流れた。
首相の発言は26日の衆院東日本大震災復興特別委員会で飛び出した。自民党の額賀福志郎氏が(09年衆院選政権公約)マニフェストを撤回するなら、総辞職か衆院解散に打って出るのが筋だ」と迫ったのに対し、「マニフェストを見直すなら衆院解散しろ、というのは理解できない。私はダブル選挙でいいと思っている」と反論したものだ。
首相は「やるべきことは震災の復旧・復興と原子力事故の収束であって、何が何でも早く解散というのは、国民の気持ちとかなり離反している」とも強調。自民党など野党が「不人気首相」による衆院解散に持ち込もうと、特例公債法案成立などへの「ハードル」を上げていることをけん制した、との見方が出ている。《読売新聞》
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【皇太子同妃両殿下】福島お見舞い
皇太子ご夫妻は26日、原発事故の被害が続く福島県を訪れ、8月末で閉鎖が決まった郡山市の避難所「ビッグパレットふくしま」で約250人の被災者を見舞った。同市南1丁目の仮設住宅も視察し、新生活に踏み出した人々を激励した。皇太子ご夫妻の福島県お見舞いは初めて。
仮設住宅の集会所では5組13人の家族と懇談し、住み心地や仕事の再開について話を聞いた。富岡町の早川嘉宏さん(75)は、皇太子さまに「仮設はどうですか」と尋ねられて「住んだ気にもならないが何とか頑張らないといけません」と話した。話すうちに故郷を思い出し「自宅に帰りたいです」と涙ぐむ人もいた。《朝日新聞》
【中国高速鉄道事故】車両を掘り起こす
中国浙江省温州で23日に起きた高速鉄道の追突、脱線事故で、中国当局は26日午前、いったん地中に埋めていた先頭車両の残骸をショベルカーで掘り起こした。近くの駅に移動させるものとみられる。新華社電は、国務院(政府)の事故調査委員会が、高架橋から落ちて現場に残された車両を最寄りの温州西駅に運んで調査を行うことを決めたと伝えている。
中国当局は事故翌日の24日以降、事故車両の一部を破壊して埋める作業を行い、「証拠隠滅を図っている」などと批判が高まっていた。調査委が車両の検証を行うことで批判をかわす狙いもあるとみられる。《読売新聞》
【小松左京さん】死去
「日本沈没」「復活の日」などのSF小説や文明論で知られる作家の小松左京さんが26日午後4時36分、肺炎のため大阪府箕面市の病院で死去した。80歳。大阪市出身。葬儀・告別式は近親者のみで済ませた。
京大文学部卒。多くの職業を経て、1962年作家デビューし「日本アパッチ族」でSF界の旗手に。大ベストセラーになった「日本沈没」「さよならジュピター」など多くの作品で人気を博した。旺盛な好奇心と博識で、未来学・文明論にも積極的に発言。大阪万博、国際花と緑の博覧会などの企画に携わった。座談やテレビでも活躍、飾らない人柄で人気を集めた。《共同通信》