平成8171日目
2011/05/23
【この日の菅直人総理】
「私は原子力の専門家ではありません」
「私は原子力の専門家ではありませんので、すべてを知っているわけではありません」菅直人首相は23日の衆院東日本大震災復興特別委員会でこう釈明した。「僕はものすごく原子力に詳しいんだ」と専門家を自任していた過去の発言を自ら否定した格好だ。
首相の発言は、東京電力福島第1原発1号機への海水注入が一時中断した問題で、自民党の谷垣禎一総裁から「(当時)再臨界などいろいろな危険性があったとの認識でいいのか」とただされた際の答弁。日ごろは「周囲の意見を聞かない」(官邸筋)といわれる首相は続けて「東電や原子力安全委員会などから震災以来、助言をいただいている」とも言いだし、野党席から失笑が漏れた。《産経新聞》
FIFA会長が表敬訪問
国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長が23日、FIFAの東日本大震災復興支援計画などを話し合うため来日し、菅直人首相を表敬訪問した。同会長は12月に日本で行われるクラブワールドカップ(W杯)について「震災があっても予定通り日本で開催できることを喜んでいる。サッカーを通じて日本国民に希望を届けたい」と、全面協力する姿勢を示した。
ブラッター会長はまた、被災者へのお見舞いを表明するとともに、菅首相に対して「勇気、尊厳を持って難しい状況に対応した」と苦労をいたわった。菅首相はFIFAの支援に謝意を示し、クラブW杯を「子どもたちへの最大のプレゼント。いい試合ができるように準備したい」と述べた。《共同通信》
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【脚本家・三谷幸喜さん】離婚発表
劇作家の三谷幸喜さん(49)と女優の小林聡美さん(45)が23日に離婚したことを、報道機関への連名のファクスで同日明らかにした。1995年に結婚していた。
ファクスで2人は「はっきりした理由があるわけではない。考え方や価値観の小さな違いが積み重なり、それがだんだん大きくなってしまった」と説明。話し合った結果、「お互いへの尊敬を持ち続け、それぞれがより自分らしく生きていくために別々の道を歩くことにした」としている。《共同通信》
【三笠宮寛仁親王殿下】宮城の自衛隊基地視察し激励
三笠宮家の長男寛仁さまは23日、宮城県東松島市の航空自衛隊松島基地を訪れ、東日本大震災で津波の被害を受けた基地を視察するとともに、被災地で救援活動にあたる隊員を激励した。その後、同県石巻市の石巻総合運動場でも陸上自衛隊員らを激励した。
24日には寛仁さまが総裁をつとめる仙台市内の福祉施設などを見舞う。《朝日新聞》
【焼肉酒家えびす集団食中毒事件】
重症患者4人が退院
フーズ・フォーラス(金沢市入江、勘坂康弘社長)が運営する焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で、県は23日、砺波店(砺波市となみ町)と高岡駅南店(高岡市大野)、富山山室店(富山市公文名)を利用した患者数が、前日と同じ計160人(死者3人含む)で、新たに重症患者4人が退院したと発表した。新たな患者は16日以降確認されていない。現在の入院者数は前日から4人減って17人となり、このうち重症者数も4人減の16人。
新たな退院者は、砺波店を利用した患者3人と、高岡駅南店を利用した患者1人。《北日本新聞》