平成8148日目
2011/04/30
【菅直人首相】内閣参与辞任「見解の相違」
東日本大震災の復旧のための2011年度第1次補正予算案は30日午前の衆院予算委員会で全会一致で可決した。同日午後の本会議で可決し、衆院を通過した。参院での審議を経て5月2日に成立する見通しだ。
菅直人首相は30日午前の衆院予算委で放射線安全学の専門家である小佐古敏荘東大大学院教授の内閣官房参与辞任について「見解の相違から辞任した。大変残念だ」と述べた。小佐古氏が政府の原発事故対応を「場当たり的」と批判したことに関しては「場当たり的な対応ではない」と反論。「原子力安全委員会や参与の助言で対応している」と強調した。《日経新聞》
菅直人首相は30日午前の衆院予算委員会で、放射線安全学が専門の小佐古敏荘東大大学院教授が菅政権の原発事故対応を批判して内閣官房参与を辞任したことについて「専門家の間の見解の相違から辞任された。大変残念だが、決して場当たり的な対応ではない」と答弁した。
小佐古氏は原発事故への助言を求められ3月16日に参与に就任したが、4月29日に菅政権の対応を「法律や指針を軽視し、その場限りだ」として辞意を表明。特に小学校などの校庭利用で文部科学省が採用した放射線の年間被曝(ひばく)量20ミリシーベルトという基準を「とんでもなく高い数値。年間1ミリシーベルトで運用すべきだ」と厳しく批判した。
首相は「政府は参与の意見も踏まえた議論の結果に基づく助言で対応している」と、小佐古氏の批判はあたらないと反論した。《朝日新聞》
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【フィギュア・世界選手権】安藤美姫選手が逆転優勝
フィギュアスケートの世界選手権は最終日の30日、モスクワで女子フリーを行い、ショートプログラム(SP)で2位発進した安藤美姫(トヨタ自動車)は、フリーで130.21点をマークし、合計195.79点で逆転優勝を果たした。安藤は07年東京大会以来となる4年ぶり2回目の世界女王となった。安藤はSP1位のバンクーバー五輪金メダリスト、金妍児(キム・ヨナ)=韓国=と0.33点差でフリーに挑み、安定した演技と豊かな表現力で審判から高評価を得た。
金妍児は2位。2連覇を狙った浅田真央(中京大)は6位、世界選手権初出場の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)は8位に終わった。《毎日新聞》
【福島、茨城県】震度4
30日午後2時6分ごろ、茨城県沖を震源とする地震があり、福島県いわき市や茨城県日立市などで震度4の地震があった。気象庁によると、震源の深さは約20キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.3と推定されている。この地震による津波の心配はないという。
JR東日本によると、この地震の影響で東北新幹線の新白河―白石蔵王間が、一時運転を見合わせた。
震度4を観測したのは、福島県いわき市、川俣町、楢葉町、川内村と、茨城県日立市、高萩市。《朝日新聞》
【焼肉酒家えびす集団食中毒事件】高岡店でも7人、砺波店は患者31人に
富山県は30日、高岡市大野の焼き肉店「焼肉酒家えびす高岡駅南店」を利用した6グループの9~38歳の男女7人(男性4人、女性3人)が、下痢や血便、発熱、腹痛などの食中毒症状を訴えたと発表した。4人が入院し、3人は溶血性尿毒症症候群(HUS)で重症。一方、系列店の同砺波店(砺波市となみ町)の集団食中毒による患者は新たに7人増えて31人となり、重症も5人から12人となった。《北日本新聞》