2011 平成23年1月29日(土)　サッカーアジア杯・日本、2大会ぶり4度目の優勝

平成8057日目

2011/01/29

この日のできごと(何の日)

【サッカー・アジア杯】日本、2大会ぶり4度目の優勝

サッカーのアジアカップ最終日は29日、ドーハで決勝を行い、日本はオーストラリアを延長戦の末、1−0で下し、2大会ぶり単独最多となる4度目の優勝を飾った。

両チーム無得点のまま迎えた延長後半、日本は長友佑都(チェゼーナ)からのクロスに途中出場の李忠成(広島)が左足ボレーで合わせて決勝点を挙げた。日本は昨年8月に就任したザッケローニ監督の下での初タイトルとなった。《日経新聞》

【テニス・全豪オープン】第13日

テニスの全豪オープン車いすの部は29日、メルボルンで行われ、男子シングルス決勝で第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)が第2シードのステファン・ウデ(フランス)を6−0、6−3で下し、5連覇を達成した。

国枝は男子ダブルスも制しており、5年連続で単複の2冠に輝いた。《共同通信》

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テニスの全豪オープン第13日は29日、メルボルン・パークで行われ、女子シングルス決勝は全米2連覇中で第3シードの27歳、キム・クライシュテルス(ベルギー)が第9シードの李娜(中国)を3−6、6−3、6−3で下して初優勝を果たした。四大大会は通算4勝目。優勝賞金は220万豪ドル(約1億8000万円)。

第1セットはアジア勢で初の四大大会制覇を狙った28歳の李娜に攻撃的なストロークで主導権を握られた。第2セットは持ち味の力強いフォアハンドで立て直し、2−3から4ゲームを連取して奪い返した。最終セットもミスの目立った相手に対し、要所で確実にポイントを決めた。《共同通信》

【ボクシング・高山勝成選手】IBF王座奪取成らず

国際ボクシング連盟(IBF)ミニマム級タイトルマッチ12回戦は29日、南アフリカのブラクパンで行われ、チャンピオンのヌコシナチ・ジョイ(南アフリカ)に挑んだ同級1位の高山勝成は、3回に偶然のバッティングで負傷して規定により無効試合となり、タイトル奪取は成らなかった。

世界ボクシング評議会(WBC)と、世界ボクシング協会(WBA)暫定に続く3団体目の同級世界王座を目指した高山は、3回途中に右頭部を切り、レフェリーが試合を止めた。高山は「勝ったわけでもないし、負けたわけでもないので、複雑な気分」と話した。陣営によると、再戦となる見通し。

IBFは世界王座を認定する主要4団体の一つとされる。日本ボクシングコミッション(JBC)は認可しておらず、高山は一昨年11月にJBCに引退届を提出して海外で試合を行っている。

戦績は高山が29戦24勝(10KO)4敗1無効試合、ジョイは22戦21勝(15KO)1無効試合。《共同通信》

【プロ野球・ソフトバンク】カブレラ内野手が入団会見

ソフトバンクに加入した前オリックスのカブレラが29日、ヤフードーム内で入団会見を行い、「自分のできることをしっかりとやりたい。個人的には3割、20本、100打点」と目標を掲げた。

こだわりを持つ一塁の守備については「準備をしてシーズンに備えたい」と話すにとどめ、秋山監督も「起用法はまだ考えていない。準備だけはしっかりやってもらいたい」と期待を込めた。

米大リーグのロイヤルズなどでプレーした新外国人右腕のレルーも入団会見し、「ストライク先行でテンポ良く投げるのが持ち味。ベストピッチを心掛ける」と抱負を述べた。《共同通信》

【プロ野球・日本ハム】新ユニホームを発表

日本ハムは29日、沖縄県名護市内で2月のキャンプから使う新ユニホームを発表した。ホーム用は右肩から左腰にかけてと、胸のロゴマークに青色を用いた。ビジター用は薄い金色を基調としたものに一新され、帽子のロゴの文字も「F」から北海道の頭文字の「H」に変更された。

発表会見の会場には北海道から約1.5トンの雪が持ち込まれた。ホームのユニホームを着た稲葉は、以前の左右非対称を残しながらのデザインに「伝統を残しながら進化したい気持ち」と話した。胸に新たに「HOKKAIDO」のロゴが入ったビジター用に袖を通した小谷野は「日本の野球と言えば日本ハムと言われるようになりたい」と表情を引き締めた。《共同通信》

【大阪地検証拠改ざん事件】前特捜部長ら保釈

大阪地検特捜部の捜査資料改ざん・隠蔽事件で、犯人隠避罪で起訴された前特捜部長、O被告(57)と元副部長、S被告(50)が29日、勾留先の大阪拘置所から約4カ月ぶりに保釈された。大阪市内でそれぞれ記者会見し、郵便料金不正事件で無罪となった村木厚子・元厚生労働省局長に「誠に申し訳ない」と謝罪するとともに、公判で全面的に争う姿勢を改めて強調した。

大阪地裁は28日、「公判前整理手続きで詳細な主張方針を明示しており、証拠隠滅の可能性も低い」などとして保釈を決定。検察側の準抗告を29日付で棄却した。2人は同日夕、それぞれ保釈保証金1500万円を納付した。《日経新聞》

【ホテルフジタ京都】41年の歴史に幕

石原裕次郎さんや高倉健さんらが定宿として利用した京都市中京区の「ホテルフジタ京都」が29日閉館し、41年の歴史に幕を下ろした。1970年に鴨川のほとりに開業。比叡山や「五山送り火」で知られる如意ケ嶽を望み、祇園や清水寺に近い抜群のロケーションが人気だった。

映画スターが京都での撮影時に利用したほか、ジョン・レノンさんも泊まったことがあるという。この日は従業員が玄関に並び「行ってらっしゃいませ」と最後の宿泊客を送り出した。奈良市の女性は「鴨川のせせらぎが聞こえるホテルはほかになく、何度も訪れた」と閉館を惜しんだ。《共同通信》

【霧島山・新燃岳】火口から7キロ先でも噴石

大畠章宏国土交通相は29日、鹿児島、宮崎県境の霧島山・新燃岳(1421メートル)の活発化する噴火活動による降灰などの被害状況を把握するため、宮崎県高原町などを現地視察した。

大畠国交相は午後には宮崎県庁で河野俊嗣知事と会談。松本龍環境相兼防災担当相も同日午後に宮崎県を訪れ、降灰被害や鳥インフルエンザ問題などについて河野知事と意見交換する予定。

気象庁によると、新燃岳は27日に52年ぶりに爆発的噴火が起きた後、28日午後の2回目の爆発的噴火では、噴石が火口から南西約1.3キロに飛散したことが確認された。

また、同庁の現地調査では、降灰が新燃岳の北東から南方向に分布していたほか、火口から南東約7キロの鹿児島県霧島市高千穂河原で直径7〜8センチの小さな噴石が見つかったという。《共同通信》

【この日の菅直人総理】

ダボス会議に出席

菅直人首相は29日、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で講演し、環太平洋連携協定(TPP)や欧州連合(EU)との経済連携協定など、貿易自由化の推進をあらためて表明した。国内農業への影響を懸念する声を踏まえ、農業再生に取り組む方針も重ねて示した。《共同通信》

平成23年1月29日(現地時間)、菅総理は世界経済フォーラム(WEF)2011年年次総会(ダボス会議)に出席するため、スイス連邦のダボスを訪問しました。

菅総理は、有識者との会合において意見交換を行った後、ダボス会議に出席し、「開国と絆」と題した特別講演を行いました。

講演後、WEFのクラウス・シュワブ会長主催のジャパン・ランチ、続いて、ジャパン・セッションに出席し、その後、ジョージ・ソロス氏と会談を行いました。《首相官邸》

【熊谷昭孝死刑囚】病死

法務省は29日、岩手、福島、千葉の3県で会社社長ら3人を誘拐、2人が殺害された警察庁指定118号事件で仙台拘置支所に収容、昨年から外部の病院でがんの治療中だった熊谷昭孝死刑囚(67)が同日午後、肺塞栓症で死亡したと発表した。これで確定死刑囚は109人になった。

2004年6月の最高裁判決によると、熊谷死刑囚は、ほかの2死刑囚と共謀。1986年に盛岡市の金融業者(当時41)を、89年には福島県郡山市の塗装会社社長(当時48)を誘拐、現金などを奪って殺害した。《共同通信》

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