平成8037日目
2011/01/09
この日のできごと(何の日)
【菅直人首相】野田佳彦財務相と会談
菅直人首相は9日午後、野田佳彦財務相を公邸に呼び、約45分間会談した。2011年度予算案や内閣改造など広く意見交換したとみられる。内閣改造で仙谷由人官房長官を交代させた場合の後任についても協議した可能性がある。
首相が今月中旬で検討している内閣改造では、参院で問責決議を受け野党が辞任を求める仙谷氏の処遇が最大の焦点。首相は交代させる方向で調整を始めたが、後任探しが難航し、野田氏起用案も浮上している。
野田氏は予算編成の直接の担当閣僚だったことから財務相続投を強く希望しているとされる。会談後、野田氏は記者団の問い掛けに応じず、無言で公邸を後にした。
仙谷氏について民主党の岡田克也幹事長は9日のフジテレビ番組で「いまは内閣の屋台骨であることは間違いない」と述べるにとどめた。《共同通信》
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【NHK大河ドラマ・江〜姫たちの戦国〜】放送開始
【横浜・三浦大輔投手】自主トレを公開
横浜の三浦大輔投手が9日、神奈川県厚木市で自主トレーニングを公開し遠投やノック、坂道のダッシュで精力的に汗をかいた。昨季3勝8敗と精彩を欠いた右腕はプロ20年目へ「あれだけ悔しいシーズンはプロで初めて。今季は三浦大輔の投球をして信頼を取り戻す」と雪辱を誓った。
肩の違和感やコンディション不良に苦しんだ反省から「じっくりと体をつくること」がテーマ。2桁勝利を最低限の目標に掲げ「横浜はなめられっぱなし。そこを何とかしたい」とエースのプライドをのぞかせた。
昨年は米独立リーグでプレーし、親交のある吉田えり投手がともに練習。米国への再挑戦を目指す吉田は「一緒にできて幸せ。勉強になる。尊敬する師匠です」と楽しそうに話した。《共同通信》
【ラグビー・大畑大介選手】現役に終止符
ラグビーのトップリーグ最終節第1日は9日、ホームズスタジアム神戸で1試合を行い、ワイルドカードトーナメント進出を決めている神戸製鋼が61−7で豊田自動織機に快勝し、勝ち点を36に伸ばした。今季限りでの現役引退を表明している神戸製鋼のWTB大畑は右ひざを負傷。今季の残り試合の出場が絶望的となり、この試合が現役最後の一戦になったことを大畑自身が明らかにした。
神戸製鋼は9トライを挙げて快勝。下部リーグへの降格が決まっている豊田自動織機は1勝12敗でシーズンを終えた。
【ジャンプ・STV杯】葛西紀明選手、2大会連続4度目の優勝
ノルディックスキー・ジャンプのSTV杯国際大会は9日、コンチネンタル杯を兼ねて札幌市大倉山(HS134メートル、K点120メートル)で行われ、1回目に最長不倒の134.5メートルを飛んだ38歳の葛西紀明(土屋ホーム)が2回目も131.5メートルをマークし、合計278.8点で2大会連続4度目の優勝を果たした。
葛西と同じ海外遠征帰りの伊東大貴(雪印)が132メートルをそろえて273.7点で2位。前日2勝した湯本史寿(東京美装)は238.6点で8位、船木和喜(フィット)は10位だった。《共同通信》
【サッカー・松田直樹選手】松本山雅FCへ移籍
Jリーグ1部(J1)横浜Mは9日、昨季限りで戦力外の元日本代表DF松田直樹(33)が、日本フットボールリーグ(JFL)の松本山雅FCに移籍すると発表した。松田はクラブを通じ「16年間を過ごしたクラブ、スタッフ、チームメートに感謝の気持ちしかない。松本山雅で大好きなサッカーを通じて自分を表現し、感動させていきたい」とコメントした。
松田は1995年から昨季まで横浜M一筋にプレーし、J1通算では史上9位の385試合に出場。日本代表でも40試合に出場している。《共同通信》
【横綱審議委員会】白鵬関を特別表彰
大相撲の横綱審議委員会(横審)は初場所初日の9日、東京都墨田区の両国国技館で、歴代2位の63連勝を達成した横綱白鵬関を特別表彰した。大鵬、北の湖、千代の富士の3横綱に次いで4人目で、本場所の土俵上での授与は初めて。
横審の鶴田卓彦委員長が「偉業に対し土俵王の尊称を贈り、栄誉を長くたたえます」などと表彰状を読み上げ、東京芸大学長で横審委員の宮田亮平氏が制作したイルカと「63」をあしらった記念品を贈呈。館内は大きな歓声と拍手に包まれた。
白鵬関は昨年の初場所14日目から、11月の九州場所2日目に稀勢の里関に敗れるまで勝ち続けた。双葉山が持つ不滅の69連勝には及ばなかったが、9月の秋場所で4場所連続全勝優勝を果たした時点で、横審による特別表彰が決まっていた。《共同通信》
【大相撲初場所】初日
大相撲初場所初日(9日・両国国技館)史上3人目の6連覇を狙う横綱白鵬は小結鶴竜を一方的に押し出し、危なげなく白星スタートを切った。
大関陣は休場明けでかど番の日馬富士が栃ノ心を寄り切り、魁皇は小結栃煌山をはたき込んだ。琴欧洲は安美錦を押し出したが、把瑠都は先場所14勝を挙げた豊ノ島に引き落とされて黒星発進。
関脇に復帰した稀勢の里は嘉風を力強く突き出し、琴奨菊は阿覧を寄り切った。
天皇、皇后両陛下が観戦された。 《共同通信》
【静岡県警】子供二人を連れて無銭宿泊、男女逮捕
静岡県警浜松中央署は9日、家族で料金を払わずにホテルに泊まったとして、詐欺の疑いで住所不定、無職、A容疑者(45)と内縁関係の無職、B子容疑者(33)を逮捕した。同署は偽名でホテルを渡り歩き、無銭宿泊を繰り返していたとみて調べている。
逮捕容疑は昨年12月21日から28日にかけ、浜松市西区のホテルに小学生の子ども2人と4人で宿泊、7泊分の代金など計約42万円を払わなかった疑い。逮捕時の所持金は1万数千円だった。
浜松中央署によると、浜松市内のホテルで昨年12月、同様の被害が相次ぎ、ホテル間で注意を呼び掛けていた。今月になって、愛知県蒲郡市のホテルが宿泊客の中にA容疑者らがいることに気付き、警察に届けた。《共同通信》
【山口県、沖縄県】新成人ら逮捕
一足早い9日に成人式が行われた山口県や沖縄県では、会場やその周辺で新成人らが模造刀を持ち出したり、酒酔い運転したりする事件が相次ぎ、計5人が逮捕された。
山口県では同日、下関市豊前田町の成人式会場で、模造刀を持ったアルバイト少年(19)が銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕された。少年は羽織はかま姿で、下関署によると「羽織はかまなら刀も必要だと思った」と話した。
沖縄県では9日、無免許の上、酒に酔って宜野湾市の県道で車を運転したとして、浦添市のアルバイトの男(20)が道交法違反の疑いで現行犯逮捕され、同乗者の自称倉庫作業員の男(20)も公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕された。《共同通信》
【民主党・岡田克也幹事長】国会召集「遅くても28日」
民主党の岡田克也幹事長は9日、フジテレビの番組などで、2011年度予算案の修正を野党が通常国会で求めた場合の対応について「中身が合理的なら否定するつもりはない」と柔軟に応じる姿勢を示した。
自民党の谷垣禎一総裁と公明党の山口那津男代表はNHK番組で、国会での審議に応じる条件として、参院問責決議を受けた仙谷由人官房長官らの交代要求で足並みをそろえた。
岡田氏は、小沢一郎元代表に衆院政治倫理審査会への自発的な出席を重ねて促した上で、開催する場合、報道陣に公開すべきかどうかは「小沢氏の判断だ」と指摘した。谷垣氏は「公開され、偽証罪が適用される証人喚問でないと問題は解決しない」とする一方、「小沢氏が政倫審に出るのであれば、対応を考える」と開催に理解を示した。
山口氏は11年度予算関連法案に関し「賛否を今から言える状況ではない。政府、与党の対応も、いろいろ出てくるかもしれない」と対応を慎重に検討する考えを示した。
岡田氏は仙谷氏の処遇を含む内閣改造については明言を避け、今月下旬の国会召集日について「遅くても28日だ。21日から28日までのどこかになる」とNHK番組で述べた。《共同通信》
【民主党・岡田克也幹事長】沖縄訪問
民主党沖縄協議会座長の岡田克也幹事長は9日、沖縄県を訪問し、沖縄戦の戦没者の遺骨収集現場や、夜間中学校の視察を行った。視察には、武正公一同協議会座長代行・衆院議員、藤本祐司事務局長・参院議員、玉城デニー、瑞慶覧長敏・両衆院議員、喜納昌吉沖縄県連代表らも同行した。
国頭村西原町で行われている遺骨の収集現場では、収集作業を行っているボランティア団体「ガマフヤー」の具志堅隆松代表の案内で、遺骨の見つかった壕を視察。岡田幹事長は、献花等を行って慰霊した後、具志堅代表から発見時の状況や、現在の作業についての説明を受け、今後の遺骨収集作業を進めていくことを支援してほしいとの要望を受けた。
岡田幹事長は、「菅総理ともよく話し合って、ひとりでも多くの遺骨を家族に返していきたい」との考えを示し、遺骨の収集をさらに進めていきたいと述べた。《民主党ニュース》
【サウジアラビア】アルカイダ47人を手配
ロイター通信によると、サウジアラビア内務省は9日、国際テロ組織アルカイダのメンバーでイラクやアフガニスタン、パキスタン、イエメンに逃亡中のサウジ人47人を国際手配、一部の顔写真を国営テレビで公開した。
これらのメンバーは、サウジ国内に拠点をつくり、サウジ人を勧誘してテロ訓練のために国外に送ることを計画。その後、それぞれの国に逃れたという。
サウジ治安当局は昨年11月、同国内でのテロを計画していた19の組織を過去8カ月の間に摘発し、合計で149人を拘束したと発表。国際手配された47人の一部は、これらのメンバーと関係があるという。《共同通信》
【イラン航空277便墜落事故】
イランのメディアによると、同国北西部ウルミエ付近で9日午後7時45分(日本時間10日午前1時15分)ごろ、乗客乗員105人を乗せたイラン航空の旅客機ボーイング727が墜落した。国営イラン通信は赤新月社の当局者の話として、70人が死亡、32人が負傷したと報じた。
在イラン日本大使館によると、日本人の乗客はいなかった。
イラン航空の広報担当者はファルス通信に対し、濃霧や雪などの悪天候が墜落の原因とみられ、衝撃で機体がいくつかに分断されたと語った。機長は緊急着陸を試みていたという。
同機はテヘラン発ウルミエ行きで、105人のうち乗客は94人、乗員は11人だったという。墜落現場はウルミエの空港から南西約15キロの村。《共同通信》