平成8038日目

2011/01/10

この日のできごと(何の日)

【サッカー・第89回全国高校選手権】滝川第二(兵庫)初優勝

サッカーの第89回全国高校選手権は10日、東京・国立競技場で決勝が行われ、2年ぶり16回目出場の滝川第二(兵庫)が久御山=京都=を5−3で破り、初優勝を果たした。兵庫県勢の優勝は、1938年の第20回大会を制した旧制神戸一中(現神戸)以来。第84回大会の野洲(滋賀)から6大会連続で初優勝校が誕生した。

戦後初の関西勢同士の決勝で、ともに初の決勝進出となった対戦は、滝川第二が前半に樋口の得点などで2点をリード。後半は4−1で迎えた終盤に一時1点差にされたが、ロスタイムに入って樋口がこの日2点目を決めて振り切った。

3年ぶり5回目出場で、京都府勢では第46回大会の洛北以来、43大会ぶりの優勝を目指した久御山は後半12分に林、同39分に安川、同41分に坂本が得点して粘りを見せたが及ばなかった。大会の得点王には通算8ゴールの滝川第二・樋口が輝いた。《毎日新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【西宮神社・開門神事福男選び】一番福は高砂市の会社員

商売繁盛の神様「えべっさん」の全国総本社として知られる西宮神社(兵庫県西宮市)で10日早朝、本殿参拝の一番乗りを競う恒例の「開門神事福男選び」が行われ、約3千人が参加。トップの「一番福」は兵庫県高砂市の会社員竹本陵平さん(26)が獲得した。

冷え込み厳しい午前6時。太鼓の合図で表大門が開くと、事前の抽選で選ばれた第1陣の108人が本殿を目指し一気に境内を駆け抜けた。上位3人が福男に認定される。

3回目の挑戦で初の一番福となった竹本さんは「取れるとは思ってなかった。うれしいです」と興奮冷めやらぬ様子。キャプテンを務める社会人野球チームには過去に一番福を取ったメンバーもおり、自身も意欲を燃やしていたという。

初挑戦で「二番福」の大阪府箕面市の会社員大越啓迪さん(28)は「喜びを両親に伝えたい」と笑顔。「三番福」は2009年の一番福で東京都文京区の消防士外山哲さん(26)だった。

境内の改修で今回はコースの一部が鋭角になったが、3人は「特に気にならなかった」と感想を述べた。《共同通信》

【大相撲初場所】2日目

大相撲初場所2日目(10日・両国国技館)6場所連続優勝を目指す横綱白鵬は先場所の優勝決定戦で顔を合わせた豊ノ島を危なげなく突き落として2連勝とした。

大関陣は、かど番の日馬富士が嘉風をつり出して2連勝。初日黒星の把瑠都は小結鶴竜を豪快につり出したが、琴欧洲は小結栃煌山に寄り倒され、魁皇は安美錦にあっけなく寄り切られてともに初黒星を喫した。

関脇に復帰した琴奨菊は栃ノ心に会心の寄りで2連勝。関脇稀勢の里は阿覧にはたき込まれて1勝1敗となった。《共同通信》

【ジャンプ・HBC杯】

ノルディックスキーのHBC杯ジャンプ競技会は10日、札幌市大倉山(HS134メートル、K点120メートル)で行われ、4人で争う決勝で伊東大貴(雪印)が139メートルを飛び、149.7点で2年連続2度目の優勝を果たした。決勝で129メートルの葛西紀明(土屋ホーム)が2位。湯本史寿(東京美装)が3位に入った。

予選上位の16人が直接対戦して勝ち上がる方式で行われ、他のワールドカップ(W杯)遠征組は竹内択(北野建設)が準決勝で葛西に敗れ、栃本翔平(雪印)は予選17位で落選した。

女子は14歳の高梨沙羅(北海道・上川中)が伊藤有希(北海道・下川商高)との決勝で141メートルを飛び、初優勝した。《共同通信》

【J2・横浜FC】三浦知良選手と契約更新

リーグ2部(J2)横浜FCは10日、リーグ最年長選手のFW三浦知良(43)と契約を更新したと発表した。

かつて日本代表のエースとして活躍した三浦は、昨季J2では最終戦でリーグ最年長得点記録を更新するなど10試合出場で3得点した。Jリーグのスタートから1部(J1)、J2を通じて18年連続で得点を決めているただ一人の選手。

2月26日が誕生日で、3月の今季開幕は44歳で迎える。《共同通信》

【中田英寿さん】口蹄疫被害の農家励ます

口蹄疫で被害を受けた宮崎県の農家を励まそうと、元サッカー日本代表の中田英寿さん(33)らが10日、地元チームとの慈善試合を宮崎市で開いた。

中田さんは、現役プロ選手や元選手によるチームを率い、地元社会人チーム「ホンダロックSC」と対戦。元日本代表で横浜FCの三浦知良選手(43)も参加した。無料招待された被害農家約300人を含め、約1万3000人が歓声を上げた。

中田さんは「試合を見て何かを感じて帰ってくれれば」とコメント。観戦した川南町の農家、長友君春さん(43)は「自分と同年代のカズさんのプレーを見て、頑張って復興していこうと思った。元気をもらえた」と笑顔を見せた。《共同通信》

【ソウル中央地裁】在日政治犯に無罪判決

ソウル中央地裁は10日、1984年にソウルの高麗大に留学中、北朝鮮のスパイとして連行され国家保安法違反罪などで有罪となり、3年8カ月間服役した在日韓国人、尹正憲さん(57)=奈良市=に対し、再審無罪の判決を言い渡した。同地裁は、拷問や違法な身柄拘束を認め、当時の犯罪事実を証明する証拠はないと結論付けた。

在日政治犯への再審無罪判決は、昨年7月の京都市在住の在日男性(無罪確定)に続き、2人目。無罪宣告の後、尹さんは法廷で「26年間、この日を待ってきた。感慨無量です」と述べ、涙を見せた。

尹さんは留学前、日本で北朝鮮工作員から指令を受け、韓国に潜入して機密を探知したなどとして、軍保安司令部(現・機務司令部)に連行された。裁判で懲役7年の実刑判決が確定し、88年に特赦で釈放された。

だが、指令を受けたとされる京都市内の喫茶店は当時既に廃業していたなど、起訴内容のずさんさが判明。人権侵害を調査する韓国政府機関は2009年、尹さんの容疑は「(強要された)虚偽の自白に基づく捏造だ」と結論付けていた。

同地裁は昨年8月、軍保安司令部が尹さんを令状なしに43日間不法監禁し、拷問する違法な捜査をしたと認め、再審開始を決定していた。《共同通信》

【MLB・レッドソックス】岡島秀樹投手との1年契約を発表

米大リーグのレッドソックスは10日、同球団からフリーエージェント(FA)となっていた岡島秀樹投手(35)との1年契約を正式発表した。スポーツ専門局ESPNによると、年俸は175万ドル(約1億5000万円)で、成績によって最大で230万ドルとなる。

岡島は昨季、メジャーデビューから4年連続の50試合以上登板となる56試合で救援し、4勝4敗、防御率4.50。通算では16勝8敗6セーブ、防御率3.06の成績を残している。《共同通信》

【FIFAバロンドール】リオネル・メッシ選手

国際サッカー連盟(FIFA)は10日、スイスのチューリヒで2010年の世界年間最優秀選手「FIFAバロンドール」を発表し、23歳のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)が栄冠に輝いた。

今回からFIFA年間最優秀選手とフランス・フットボール誌選出の「バロンドール」の両賞が統一され、各国代表チームの監督、主将と世界中の記者による投票で決まった。メッシは09年の両賞をダブル受賞しており、2季連続で世界最優秀選手の称号を手にした。昨年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会では活躍できなかったが、リーグ連覇などクラブでの卓越したプレーが評価された。

2位はW杯決勝でスペインの決勝点を挙げたMFイニエスタで、3位はスペインの司令塔シャビ。バルセロナ勢がトップ3を占め、メッシは「選ばれると思っていなかった。この賞は3人で分かち合いたい」と話した。

そのほかの世界年間最優秀賞は男子の監督部門がインテル・ミラノ(イタリア)を欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇に導いたモウリーニョ監督(現レアル・マドリード)で、女子選手部門はマルタ(ブラジル)が受賞した。《共同通信》

【NASA】太陽系以外で最小の惑星発見

米航空宇宙局(NASA)は10日、地球の大きさの約1.4倍と、太陽系以外の惑星としてはこれまでで最小の惑星を発見したと発表した。地球に似た岩石型惑星という。

研究チームは宇宙望遠鏡「ケプラー」を用いてはくちょう座とこと座の間にある領域を観測。地球から560光年離れた位置にある恒星「ケプラー10」の周りを0.84日周期で回る同惑星を発見した。

直径が地球の1.4倍、質量は4.6倍で、1立方センチ当たりの質量は鉄よりもやや重い8.8グラム。地球に似たタイプの岩石型惑星だが、太陽から最も内側の水星までの距離の20分の1以下という近距離軌道を回っているため、昼間の温度は1400度に達し、生物がすむには適していないという。

ケプラーは太陽系の外で地球に似た惑星を探すため、2009年に打ち上げられた宇宙望遠鏡。搭載された高精度の光度計で、惑星が前を横切ると恒星がわずかに暗く見える現象を観測することで、惑星探しを進めている。《共同通信》

【大畠章宏経済産業相】イラク訪問

中東を訪問中の大畠章宏経済産業相は10日、イラクを訪問した。シャハリスタニ副首相らと会談する予定で、石油共同開発や電力などインフラ整備での協力強化を図る。イラクは世界有数の原油埋蔵量を誇るほか、制裁の一部解除を受け経済的自立が加速する見込み。経産相は日本企業の資源獲得やインフラ輸出を後押しする。

経産相は10日午前(日本時間同日午後)、民間機でドバイを出発し、イラクの首都バグダッドに到着した。日本の閣僚がイラクを訪問するのは、2008年6月の甘利明経産相(当時)以来約2年7カ月ぶり。《日経新聞》

【菅直人首相】片山総務相は続投

菅直人首相は10日、今月17日の断行が有力視される内閣改造で、唯一の民間閣僚である片山善博総務相を留任させる方針を固めた。内閣の最重要課題と位置付ける地域主権への取り組みをアピールするのが狙いだ。《共同通信》

【民主党・岡田克也幹事長】沖縄で会見

岡田克也幹事長は10日午後、沖縄県那覇空港内で記者会見し、前日からの民主党沖縄協議会の第1回沖縄訪問の成果について説明し、「党と県連が一体となって沖縄の声に耳を傾け、できることを政府に提言していく」と話し、これからも沖縄県民との意思疎通を図るために努力をしていく考えを示した。

岡田幹事長は、「多様な沖縄の意見を聞けたことは大きな成果だ。今後もなるべく機会を作って沖縄を訪れたい。鳩山政権の下で努力してきたが、基本的に昨年5月の日米合意に戻った。これは申し訳ないことだ」と述べた上で、「普天間基地の機能は、日本の、東アジアの安全のために必要である。これに代わるものがなかった」と、普天間基地機能の沖縄県内移転になったことの背景を説明した。

また岡田幹事長は、「日米合意に戻ることになり、沖縄の皆さんとギャップがあるのは認識している。今後もギャップを埋める努力をしていきたい。関係者の皆さんと話し合い、これからも意見を聞いていきたい」と、沖縄県民との意思疎通を図るために、更なる努力をしていく決意を述べた。

同日行われた安里猛宜野湾市長との会談について聞かれた岡田幹事長は、「今日の趣旨は、市側の意見を聞くことにあり、こちらから提案はしなかった。しかし、その中で、騒音や飛行コースなど、日米合意が守られていないという意見があったので、党側から働きかけたいと思う」と答えた。《民主党ニュース》



1月10日 その日のできごと(何の日)