平成7830日目
2010/06/16
この日のできごと(何の日)
【第174通常国会】閉幕
第174通常国会は16日、150日間の会期を終えて閉幕した。自民党は同日午前、菅政権の国会運営を不服として内閣不信任決議案を衆院に提出したが、午後の衆院本会議で与党と社民党の反対多数で否決された。各党は「24日公示―7月11日投開票」の参院選に向けて事実上の選挙戦に入った。
自民党など野党は菅直人首相と、事務所費問題が発覚した荒井聡国家戦略相への問責決議案、江田五月参院議長の不信任決議案も参院に提出した。ただ、参院本会議の開催を巡って与野党が対立。参院議院運営委員会理事会は16日の参院本会議開催見送りを決定し、問責決議案などは3本とも廃案が決まった。
衆院は同日夕の本会議で閉会中審査の手続きなどの会期末処理をした。一方、本会議を開かない参院では会期末処理も見送りとなった。参院事務局によると、参院選を控えた通常国会で会期末処理をしないのは過去に例がないという。
国会閉幕に伴い、国家公務員法改正案や郵政改革法案、地球温暖化対策基本法案などが軒並み廃案となった。インターネットを利用した選挙活動を可能にするための公職選挙法改正案は提出できなかった。新規の政府提出法案の成立は63本中35本にとどまり、成立率は55.6%と過去最低を記録した。
野党各党は、会期中に新内閣が発足したにもかかわらず衆参両院で予算委員会を開かない与党の姿勢を「論戦から逃げて説明責任を果たしていない」と批判を強めている。《日経新聞》
菅直人総理は、16日夜官邸で記者団の質問に答え、「この国会は予算も戦後5番目の早さで成立し、子ども手当や農業の戸別所得補償などができた。法案の成立率は低かったかもしれないが、良かったと思う」と感想を述べた。
また、景気もこの間さまざまな対策を打ってきて、景気の回復の兆しが見えるとして、全体としていい方向ではないかとした。さらに、成立しなかった法案については、「参院選後の臨時国会で取り組んでいきたい」と答えた。《民主党ニュース》
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【中日・岩瀬仁紀投手】通算250セーブ達成
プロ野球中日の岩瀬仁紀投手(35)は16日、ナゴヤドームで行われた日本ハム最終戦で、リーグトップの今季16セーブ目を挙げ、史上3人目、左腕では初の通算250セーブを達成した。初セーブは1999年6月23日の巨人戦。
5―3の九回に4番手で登板した岩瀬は1回を0点に抑え、通算252セーブの佐々木主浩投手(元横浜、日米通算381セーブ)、通算286セーブの高津臣吾投手(元ヤクルト、日米通算313セーブ)に続き大台に到達。昭和生まれで通算200勝、2千安打、250セーブなどが条件の「名球会」の入会資格を得た。
岩瀬は愛知・西尾東高、愛知大、社会人のNTT東海(当時)を経て、99年にドラフト2位で中日に入団。1年目から中継ぎで活躍し、2004年から抑えに転向した。05年にシーズン最多記録の46セーブを挙げ、昨季は史上初の11年連続50試合登板、5年連続30セーブを果たした。《スポニチ》
【MLB・パイレーツ】岩村明憲内野手に事実上の戦力外通告
パイレーツは16日(日本時間17日)、打撃不振が続いていた岩村明憲内野手(31)に事実上の戦力外通告を行った。同時に40人のメジャー登録選手枠から外す措置を取った。今後10日間でトレード先が見つからなければ、岩村は傘下の3Aインディアナポリスでプレーすることになる。チーム再建の請負人として今季からパ軍に移籍も、ここまで打率・182。米球界4年目で岩村が岐路に立たされた。《スポニチ》
【この日の民主党】
国民に新しい政権に対する信を問いたい 枝野幹事長
枝野幸男幹事長は国会閉幕にあたって、「国民に新しい政権に対する信を問いたい。残念ながら通したい法案で成立しなかったものもある」と述べ、参院選で国民の意見を聞き、次の国会でしっかりした内容のある審議を行う意向を示した。国会内で記者団の質問に答えたもの。《民主党ニュース》