平成7810日目

2010/05/27

【この日の鳩山総理】

日本学術会議会長による「G8サミットに向けた共同声明」の手交

平成22年5月27日、鳩山総理は総理大臣官邸で、日本学術会議の金澤一郎会長から「G8サミットに向けた各国学術会議の共同声明」の手交を受けました。

この共同声明は、6月にカナダのムスコカで開催されるG8サミットに向け、G8サミット各国のアカデミーが共同で、サミット参加国指導者に対する提言を共同声明として取りまとめたもので、各国でも公表されました。

今回の声明では、「母子の健康の推進」及び「開発のためのイノベーション」について提言しています。《首相官邸》

全国知事会

平成22年5月27日、鳩山総理は東京都内の都道府県会館で開催された全国知事会議に出席しました。《首相官邸》

鳩山由紀夫首相は27日、都内で開かれた全国知事会議で、沖縄の基地負担軽減のため、米軍普天間飛行場(宜野湾市)と嘉手納基地(嘉手納町)で行われる一部訓練の全国分散について協力を求めた。

知事会は政府から具体的な提案があれば「関係市町村や住民の理解を前提とし、真摯に対応していく」との見解をまとめたが、首相要請が移転受け入れにつながるかは見通せない。《共同通信》

全国知事会議出席-平成22年5月27日|政府インターネットテレビ

政府インターネットテレビの動画です。

記者ぶら下がり

鳩山由紀夫総理は27日夜官邸で、記者の質問に答え、沖縄の負担軽減策の一つである訓練機能の分散移設に関して、全国知事会で「真摯に検討する」とまとめたことに関し、「配慮いただき、大変ありがたいこと。今後、個別、具体的にこれからお願いすることになると思う」と述べた。




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【社民党・福島瑞穂党首】署名拒否を明言

社民党は27日午前、常任幹事会を開き、鳩山由紀夫首相が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を前提とした意思決定を行った場合、党首の福島瑞穂・消費者担当相が閣僚としての署名を拒否する方針を確認した。首相が閣議決定など署名を伴う意思決定に踏み切れば、福島氏の進退に発展する公算が大きい。

日米両政府は、移設先を辺野古周辺とすることで合意しており、28日に発表する共同声明に明記する見通し。社民党の重野安正幹事長は、常任幹事会の決定を踏まえ、平野博文官房長官に電話し、共同声明から「辺野古」の文言を削除することを要求した。

平野氏は記者会見で政府方針の意思決定について「総理発言、あるいは閣議了解、閣議決定、いろいろな方法がある」と指摘。ただ、「(声明からの辺野古削除は)考えづらい」と難色を示しており、最終的に首相が福島氏を罷免するか、福島氏が閣僚の辞任を迫られる可能性がある。

この日の常任幹事会で福島氏は「日米共同声明に辺野古、あるいは県内決着を書くことはできない」と述べ、辺野古移設を前提としたあらゆる内閣の意思決定に反対を貫く姿勢を強調。「社民党の正念場だ。歴史に責任を果たして国民の皆さんとがんばろう」と党内の理解を求めた。

又市征治副党首も「日米共同声明は中止し、仕切り直すことが鳩山内閣に求められている。参院選で大きな争点になる。内閣の命運がここにかかってきた」と強調。常任幹事会では閣議決定などへの署名拒否の方針を確認したが、連立離脱について重野氏は「今日は全くしていない」として、結論を先送りした。

終了後、福島氏は記者団に「辺野古に基地をつくる前提で日米共同声明をした内容が閣議で確認されるとしたら、党首としてではなく、党として反対であるということを確認した。その決定通り行動したい」と語った。

党内には「党首を全面的に支持する」との声がある一方で、連立離脱には「結果的に自民党を有利にする。政権交代したのに最悪の結果だ」などの慎重論も根強い。

民主党内にも参院選の選挙協力の観点から参院の改選組を中心に連立維持を求める声が強い。輿石東参院議員会長は26日夕、首相官邸で鳩山首相と会談し、こうした党内の空気を伝えた。

鳩山首相は27日朝、福島氏が署名拒否を明言したことについて「福島党首、持論を述べられているが、極力ご理解いただけるように最後までできる限り努力をさせていただく」と、首相公邸前で記者団に語った。《朝日新聞》

鳩山由紀夫首相は27日、沖縄県名護市辺野古周辺を米軍普天間飛行場の移設先とする日米共同声明に反対している社民党党首の福島瑞穂・消費者担当相について、説得が不調に終わった場合は更迭する方向で検討に入った。福島氏を更迭しても、直ちに社民党全体の連立政権離脱にはつながらないとの判断がある。

首相は28日予定の日米共同声明の発表後の閣議で、声明を政府の方針として確認する文書に全閣僚の署名を得て、閣議了解としたい考えだ。

だが、福島氏が署名を拒む姿勢を崩さないため、官邸内には「福島氏の更迭もやむを得ない」(首相周辺)との意見が広がっている。首相側近議員の一人は「社民党に弱腰なところを見せれば、政権の評価はますます落ちてしまう」と懸念しており、首相に更迭を進言。首相もこのままでは、福島氏の閣内残留は難しいとの判断に傾いている。

その場合、政権内には、社民党の辻元清美・国土交通副大臣を現職に残すことで、「福島氏を更迭しても、連立の枠組み自体は維持できる」との見方がある。

ただ、民主党内では、7月の参院選での社民との選挙協力を重視して福島氏に譲るべきだとの意見も根強い。このため、首相の姿勢への党内の批判も厳しさを増しており、同党参院幹部の一人は27日夜、「鳩山さんはいずれにしても辞めないといけない。この内閣は完全に機能不全になっている」と語り、首相の辞任論に言及した。

平野博文官房長官や輿石東・参院議員会長は、政府方針を閣僚の署名の必要のない「首相発言」とすることで事態を収拾すべきだという考えと見られる。首相が、最終局面でこうした意見を受け入れる可能性も残っている。

一方で社民党内にも、福島氏のかたくなな姿勢を批判する声がある。27日夜の社民党議員の会合では、福島氏を前に「党首として責任を果たしていない」と批判し、党首交代を求める声も上がった。

社民、国民新両党は27日夕、国会内で党首会談を開いた。国民新党代表の亀井静香金融相は「閣議での決定に国外・県外移設という文言があれば、あなた方の言っていることは通る」と翻意を促した。しかし、福島氏は「日米合意に辺野古とあればサインしない」と重ねて表明、会談は物別れに終わった。

鳩山首相は27日夜、首相官邸で記者団に「福島氏の罷免も選択肢か」と問われ、「まだ、そのようなことは一切考えていない。日米共同声明に基づき、閣議の中で決定か結論を得る」と述べた。《朝日新聞》

【相撲協会】「黒い交際」木瀬親方を2階級降格処分

日本相撲協会は27日、東京・両国国技館で理事会を開き、過去の名古屋場所で暴力団関係者に転売禁止の維持員席を手配した木瀬親方(40=元幕内・肥後ノ海)を委員から年寄へ2階級の降格処分とした。

これに伴い、角界第2位の27力士を抱える木瀬部屋は出羽海一門の「預かり」となり、事実上の閉鎖に追い込まれた。また、木瀬親方からチケット確保を依頼された清見潟親方(64=元幕内・大竜川)はけん責処分となった。なお、週刊新潮に野球賭博疑惑を報じられた大関・琴光喜(34)は理事会で事情聴取を受けたが、処分はなかった。 《スポニチ》



5月27日 その日のできごと(何の日)