平成7732日目

2010/03/10

【この日の鳩山総理】

日本・ルーマニア首脳会談

平成22年3月10日、鳩山総理は総理大臣官邸で、ルーマニアのトライアン・バセスク大統領と首脳会談を行いました。

会談後、両首脳立ち合いの下、ブカレスト国際空港アクセス鉄道建設計画に対する我が国の円借款供与に関する交換公文等署名式が行われました。《首相官邸》

戸別訪問解禁に意欲

鳩山由紀夫首相は10日午後の参院予算委員会で、公選法により禁じられている選挙運動での戸別訪問について「解禁の方向で議論を進めて結論を出すべきだ」と述べ、法改正に意欲を示した。

首相は「個人的意見」と断った上で「かつては金を配ったという話があったが、今はない。戸別訪問が悪との発想では金のかからない選挙ができないし、現実的でない」と強調。「政治とカネ」に関し与野党で議論するのが望ましいとの認識を示した。

首相は、企業・団体献金を禁止する政治資金規正法改正について「通常国会中に結論を出すのが大事だ。なお一層努力することを約束する」と強調。法令解釈を担当する枝野幸男行政刷新担当相は、企業・団体献金の全面禁止は憲法に違反しないとの見解を示した。《共同通信》

子ども手当法案「公明党が賛成なら政権としてはありがたい」

鳩山由紀夫総理(代表)は10日夜、官邸で記者の質問に答え、子ども手当法案についての公明党との修正に関して、「まだ修正で合意したとの報告は受けていない。合意に向けて努力がなされている段階。公明党さんが子ども手当法案に賛成してくださるなら、政権にとってはありがたいこと」と答えた。

核兵器の日本持ち込みに関する密約に関連し、現在の状況をアメリカに確認をしたかとの質問に、「91年の艦船等からの戦術核兵器撤去の政策によって、核兵器が持ち込まれる事態は想定していない。非核3原則は守られる」と答えた。《民主党ニュース》

自殺と貧困問題解決に向けて決意

10日夕、鳩山由紀夫総理(代表)と長妻昭厚生労働大臣は、都内で行われた「自殺と貧困から見えてくる日本」(主催:反貧困ネットワーク・NPO法人自殺対策支援センターライフリンク)のシンポジウムで、それぞれ挨拶した。

鳩山総理は、「『自殺』というタイトルのシンポジウムを開かなければならないということに、今の日本の現実がある」と、今日の日本の危機的な状況にふれ、自身が8年前、自殺対策に焦点を当てなければならないと思ったエピソードと「政権をとったら、まずこの問題を手がけてみようと感じていた」と決意を紹介した。

鳩山総理は、「貧困のテーマもやはり居場所と出番をそれぞれの一人一人に見出すこと、そこに尽きるのではないか」と指摘したうえで、「その意味で、雇用対策を充実させること、新たな雇用(創出)を努力することが、今すぐにでも政府がやらなければならない大きなテーマだ。貧困を日本からなくす。そのことによって、自殺をこの国からなくす、その方向に向けて大きく舵を切ってまいりたい」と強い決意を改めて示した。

長妻大臣は、「今、日本は、自殺については異常事態に陥っている。一日平均毎日90人の方が自ら日本国のどこかで、命を絶っておられ、先進7カ国の中でも人口10万人当たりの自殺者の数を比較しても、日本が最も数字が高く、アメリカ、カナダの2倍。イギリス、イタリアの3倍」だとした。そのうえで、「最も重大なのは、日本において15歳から34歳までの死因のトップが自殺であること。先進国の多くは若者の死因のトップはガンあるいは交通事故だが、先進国で日本だけ、若い世代の死因のトップは自殺であることだ」と改めて問題の大きさを指摘した。

長妻大臣は、「厚生労働省の中にも、自殺・うつ対策チームを作り、相談体制を整備していくが、ぜひ、今後、みなさまお一人お一人から、私、そして、厚生労働省にメールや手紙で具体的なアドバイスや要望などをご指摘いただき、この重大な事態を何とか変えるきっかけをつかみたい」と、参加者へ貧困と自殺問題の解決に向けての協働を呼びかけた。《民主党ニュース》




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【鎌倉・鶴岡八幡宮】樹齢1000年「大銀杏」折れる


https://www.youtube.com/

10日午前4時40分頃、神奈川県鎌倉市雪ノ下の鶴岡八幡宮で、同県指定天然記念物の大イチョウが根元から折れて倒れているのを男性警備員が発見した。

鶴岡八幡宮では、老木の大イチョウが雪を含んだ強風で倒れたとみて原因を調べている。

県や同八幡宮社務所によると、大イチョウは高さ約30メートル、幹回り約6・8メートルで、樹齢800年から1000年以上。鎌倉幕府3代将軍の源実朝(さねとも)暗殺の舞台として知られている。10日午前4時15分頃から断続的に「ドンドン」という音がし、同40分頃に大きな音がしたため、警備員が見に行ったところ、木が倒れていた。横浜地方気象台によると、当時、現場から最も近い辻堂観測地点(藤沢市)で最大瞬間風速11・2メートルを記録した。《読売新聞》



3月10日 その日のできごと(何の日)