平成1089日目

平成4年1月1日(水)

1992/01/01

【宮沢喜一首相】国際貢献の必要を強調

宮沢首相は1日、首相公邸で開かれた新年会であいさつし、「わが国は世界第二の経済の国といわれるが、(平和に向けた)世界の流れを早めるために貢献をしなければならない」と述べ、世界平和に向けた日本の国際貢献の必要性を強調。そのうえで、7日に来日するブッシュ米大統領の訪日に関連し、「大きな流れでみれば我々とアメリカが一緒に手を携えて、世界の平和と繁栄への流れにどういう貢献ができるのかが、訪日の大きな意義だと思う」と述べた。《読売新聞》



【サッカー第71回天皇杯】日産自動車、2年ぶり5度目の優勝

サッカーの第71回天皇杯全日本選手権最終日は1日、大会史上最多の6万人の大観衆が入った東京・国立競技場で日産自動車ー読売クラブ(ともに日本リーグ)の決勝を行い、日産が延長の末、4−1で勝ち、2年ぶり5度目の優勝を飾った。《共同通信》

前半はどちらも厳しい守備、早い攻守の切り替えで中盤からの猛烈な競り合いが続出し、互角の展開。

後半に入った54分、日産が先取点。読売クDFからGKへのバックパスが弱かったミスをレナトが見逃さずカットし、ゴール左に流れたボールをエバートンが決めた。このプレーについて主審に抗議した読売クのペリクレスがこの試合二度目の警告で退場、読売クは10人での試合になった。

だが、読売クは78分、三浦泰、北沢、ラモスがつなぎ、エースの武田が決める、鮮やかな連係プレーで同点。延長戦に持ち込んだ。

しかし、一人少ないことによる読売ク不利は延長戦で表れた。日産は延長前半の終了間際、ベテラン木村がゴール正面から豪快なボレーシュートを決め、勝ち越し。後半にも新人の山田、エースのレナトが速攻から加点、ねじ伏せた。《読売新聞》

【第36回全日本実業団対抗駅伝】旭化成、3年連続15度目の優勝

駅伝の第36回全日本実業団対抗は1日、前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間86.3キロに26チームが参加して行われ、旭化成が4時間8分24秒の大会新をマークし3年連続15度目の優勝を果たした。

快晴、微風の絶好のコンディション。旭化成は1区の大崎が4位と好位置に付け、3区の西が首位に立った。その後も、最長の6区で森下広が区間新を出すなど安定した走りで7区間中5区間で区間最高をマーク。2位の九電工に4分の大差をつけて圧勝。3位には安川電機が入り、九州勢が三位までを独占した。《読売新聞》

【ユーゴスラビア】国連提案を受諾

ユーゴスラビア訪問中のバンス国連特使(元米国務長官)は1日、クロアチア共和国の民族紛争当事者であるセルビア、クロアチア両共和国、連邦軍の三者が、ユーゴへの国連平和維持軍(PKF)派遣を骨子とした新和平案を受諾したことを明らかにした。PKF派遣の前提条件は停戦順守にあることに変わりはないが、PKF派遣案は、紛争3地域に創設する国連保護地域でPKFが各戦闘組織の非武装化を進めることなどを定めており、ユーゴ情勢は平和的解決に向けて前進することになった。

同国からの報道によると、先月30日夜ユーゴ入りしたバンス国連特使は31日、1日の二日間、ミロシェビッチ・セルビア、トゥジュマン・クロアチア両共和国大統領、カディエビッチ連邦国防相と会談、1日、「状況は急激に変わり、我々は今までにない大きな前進を見た」と語り、PKF派遣具体化案での合意を発表した。

国連保護地域が設置されるのは、セルビア、クロアチア人が混在し戦闘が悪化する東、西両スラボニア地方、クライナ地方の3地域。1万人規模とされるPKFは、セルビア・連邦軍、クロアチア軍の非武装化、撤退を監視する。《読売新聞》



1月1日のできごと