平成7692日目

2010/01/29

【この日の鳩山総理】

普天間問題「5月に決着」

鳩山由紀夫首相は29日午後、衆参両院の本会議で就任後初の施政方針演説を行った。「命を守る」をキーワードとして多用し国民生活の下支えや地球温暖化対策への積極姿勢を強調。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題は5月末までの決着を目指す方針を重ねて示した。就任後初の所信表明では政権交代の高揚感で繰り返した「変革」の主張は「守る」の陰に隠れる形となった。《共同通信》

鳩山由紀夫総理大臣(代表)は、29日衆参両院の本会議で、就任後初となる施政方針演説を行い「いのちを守る」ことを最重要命題として、政府のすべての施策を構築し直すことを訴えた。

冒頭、鳩山総理は、「いのちを、守りたい」と切り出し、「未来を担う子どもたちが、自らの無限の可能性を自由に追求していけるそんな社会を築く」と宣言した。

また、鳩山総理は、ガンジーの「七つの社会的大罪」(理念なき政治、労働なき富、良心なき快楽、人格なき教育、道徳なき商業、人間性なき科学、犠牲なき宗教)を引き、「人間が人間らしく幸福に生きていくためにどのような経済が、政治が、社会が、教育が望ましいのか。今、その理念が、哲学が問われている」と呼びかけた。

そのうえで、人間の幸福を実現するための経済をつくりあげることが、この内閣の使命だとした。

また、「新しい公共」の力を支援することで、自立と共生を基本とする人間らしい社会を築くとした。

同時に、文化立国日本を目指すとして、「異なる文化を理解し、尊重することを大切にしながら、国際社会から信頼され、国民が日本に生まれたことを誇りに感ずる文化を育みたい」とした。

政治的課題として、中央政府と関連公的法人のピラミッド体系を自律的でフラットな地域主権型の構造に変革すること、地域主権国家をつくることを訴え、「本年を地域主権革命元年とすべく内閣の総力を挙げて改革を断行する」とした。

さらに、責任ある政治を掲げ、戦後行政の大掃除を進め、特別会計の整理統合を含め、総予算を全面的に組み替えること、行政組織や国家公務員のあり方を見直すこと、府省庁の再編、政治家自らが襟を正し、政治資金のあり方をより透明で信頼できるものにすることを訴えた。

外交では、東アジア共同体構想の実現へ各国との信頼関係を構築すると述べるとともに、「揺るぎない日米同盟はその重要性に変わりがないどころか、東アジア共同体の形成の前提条件として欠くことができない」と日米同盟の重要性を強調した。さらに、日米同盟を21世紀にふさわしいものに深化させるとした。

マニフェスト関連では、子ども手当を月1万3000円支給すること、高校の実質無償化を開始する、年金記録問題では、紙台帳とコンピューター記録との突合を開始するなど「国家プロジェクト」として取り組むこと、戸別所得補償制度の導入、高速道路の無料化の社会実験を実施することなどを表明した。

最後に、「人のいのちを守る政治、この理念を実行に移すとき。子どもたちに幸福な社会を、未来にかけがえのない地球を引き継いでいかねばならない。この平成22年を、日本の再出発の年にしていこう」と呼びかけた。《民主党ニュース》

施政方針演説「政治には理念が必要との思いでしっかりやった」

鳩山由紀夫総理(代表)は29日夕、首相官邸で会見を行い、同日行った衆参両院本会議での施政方針演説についての感想や内閣人事局構想、沖縄連絡室の設置目的などについて記者団に語った。

はじめに衆参両院本会議での施政方針演説に込めた総理の思いと、国民にその思いは届いたかについて、「一生懸命演説を行ったから、できれば国民の皆さんの心に響いていただければと思っている」と語った。

また演説内容が具体性に乏しいという指摘があることに鳩山総理は、(演説が)理念型で具体性が乏しいと最初から批判が来るのではと思いながら演説を行ったとしたうえで、「政治には理念が必要で、理念なき政治はバラマキ政治になる。我々はなぜ『コンクリートから人へ』という予算を立てたのか、そこには理念が必要だという思いでしっかり述べたつもり」と主張するとともに、具体性についても、「雇用問題など予算のあり方としての枠組みは提示した。日本の政治が変わるときにはそのような批判も覚悟の上で思い切ってやらせていただいた」と語った。

次に同日の閣僚懇談会で、国家公務員法改正案の骨子に内閣人事局を設置し、事務次官級から局長級への降格人事や民間の公募を可能とする内容を盛り込むことを言及したことについての質問に鳩山総理は、「縦割りの中で優秀な人材が必ずしも本来必要な所に使われていなかった部分があるのではという考えから、優秀な人材が一番適当な所で頑張ってもらうためには、官邸が任命権を握ることが大事という思いで構想を申し上げた」と説明。また法案提出時期については、「今国会中に上げたいと思うが、来年度予算の成立後に考えていきたい」と展望を示した。

最後に普天間飛行場移設問題について地元との連絡を密にするために沖縄連絡室の設置を決めたことに対して鳩山総理は、「国と沖縄が結びついて同じ心に近づいていくということが大事という目的で、沖縄県民の皆さんの声が直接官邸に聞こえるようなシステムにしていきたい」と基本的認識を述べた。《民主党ニュース》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【市川海老蔵さん、小林麻耶さん】婚約発表

歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(32)とフリーキャスターの小林麻央さん(27)が29日、東京都内のホテルで婚約発表会見を開いた。市川さんと小林さんがそろって公の場に登場するのは初めて。

市川さんは薄いグレーの色紋付き、小林さんはピンクの着物で登場。海老蔵さんが「婚約と結納をさせていただきました。まだまだ未熟な二人ですが、今後ともよろしくお願いします」とあいさつした。麻央さんは一番心に響いたプロポーズの言葉は「『来世も再来世も一緒にいよう』と言われた時はうれしかった」と明かした。《毎日新聞》

【フィギュア四大陸選手権】浅田真央選手が逆転優勝

Embed from Getty Images

欧州を除く各国選手で争うフィギュアスケートの四大陸選手権第3日は29日、韓国の全州で行われ、女子はショートプログラム(SP)3位の浅田真央(中京大)がフリーで1位となり、183・96点で2年ぶり2度目の優勝を果たした。鈴木明子(邦和スポーツランド)はSPから順位を一つ落とし、173・72点で2位だった。

バンクーバー冬季五輪前の最後の大会だった浅田は、フリーで細かいミスはあったが、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度とも成功させた。浅田が3回転半を2度決めるのは、国際大会の女子で初の快挙だった昨季のグランプリ・ファイナル以来、2度目。《スポニチ》



1月29日 その日のできごと(何の日)