平成7614日目
2009/11/12
【天皇陛下即位20年記念式典】
天皇陛下の即位20年を記念する政府主催の式典が12日、天皇、皇后両陛下を迎え、鳩山由紀夫首相ら三権の長や各界代表約1000人が出席して東京・国立劇場で開かれた。
あいさつで陛下は1990年の即位礼を回想し「あの日沿道で受けた国民の祝福は、この長い年月、常に私どもの支えでした」と国民に謝意を述べられた。《共同通信》
平成21年11月12日、天皇皇后両陛下御臨席のもと、内閣が主催する天皇陛下御在位二十年記念式典が都内の国立劇場で挙行されました。
菅直人副総理による開式の辞、国家斉唱に続いて、式典委員長である鳩山総理から式辞が述べられました。
式辞で鳩山総理は、両陛下が平成十六年の新潟県中越地震の際に被災地を訪問された時のお話や、戦後六十年に当たる平成十七年にサイパン島へ赴かれた時のお話に触れ、「この二十年を顧みますと、陛下は、『日本国と日本国民統合の象徴である』との憲法の定めを常にお心に置かれ、まさに国民とともに歩んでこられました。」と述べました。
また、「天皇皇后両陛下、どうか、これからも、ますますご健康であられますように」と、日ごろから大変お忙しい両陛下のご健康をお祈りする旨を述べるとともに、最後に「ここに、国民を挙げて、御在位二十年をお祝いし、天皇陛下、皇后陛下の御健康と皇室の御繁栄を心からお祈り申し上げる次第であります。」と述べました。《首相官邸》
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【プロ野球・正力松太郎賞】巨人・原辰徳監督
プロ野球の発展に貢献した監督、選手に贈られる今年の「正力松太郎賞」の選考委員会が12日に東京都内で開かれ、巨人の原辰徳監督が選ばれた。賞金は500万円。原監督は前回日本一に輝いた2002年以来、2度目の選出となった。
原監督は今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表を連覇に導いた。巨人でもリーグ3連覇と7年ぶりの日本一に輝いた手腕が高く評価され、満場一致で選ばれた。
高齢のために選考委員を辞退した元巨人監督の川上哲治氏に代わって入り、座長を務めた前ソフトバンク監督の王貞治氏は「今、日本中で選挙してもこうなる、というぐらい異論はなかった」と説明した。《スポニチ》
【この日の民主党】
小沢幹事長、韓国民主党の丁世均代表と意見交換
小沢一郎幹事長はじめ中井洽国家公安委員長、藤田幸久国際局長は12日午後、党本部に韓国民主党の丁世均代表一行を迎え、意見交換した。
冒頭、丁代表から政権交代を果たしたことへの祝意が示され、韓国民主党としては日本の民主党が政権を獲得したことで、韓国と日本の友好協力関係が一層深化することを期待したいとの考えが示された。
会談後に藤田国際局長は記者団に、丁代表から「民主党が政権をとったことを歓迎している。両党間の交流を深めて行きたい」との意向が示されるとともに、民主党の選挙での勝利を韓国民主党としても見習いたいとして「選挙で勝利する秘訣などを教えてほしい」と語ったことを明らかにした。
同時に、丁代表から韓国民主党は10年ほど政権を維持していたことが語られ、「日本の民主党は10年以上、政権を維持できるようにお願いしたい」との求めがあった。
そのほか、北朝鮮の問題や党間交流について意見交換されるとともに、政権交代後の民主党政権に対して韓国も期待を寄せているとして、良好な関係構築に向け、民主党に努力してほしいとの期待感が丁代表から表明された、と藤田局長は語った。《民主党ニュース》
【この日の鳩山総理】
「恵まれた家庭に育ったもので……」
鳩山由紀夫首相は11日夜、自身の巨額の資産報告漏れ問題について「恵まれた家庭に育ったものだから、自分自身の資産管理が極めてずさんだったことを申し訳なく思う。心を入れ替えてしっかりとやりたい」と反省の弁を語った。その上で、「しっかりと国民の皆さんの目線にあった政治を行っていきたい」とも強調した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
一方、この問題について自民党の大島理森幹事長は同日の記者会見で「脱税の可能性が含まれていると言わざるを得ない。順法精神がなく、あまりにも粉飾だらけだ」と非難した。さらに「首相が知らなかったとは言い切れない。国民の前で説明されることを強く求めたい」と述べ衆院予算委員会で首相の政治資金、資産問題などに関する集中審議を行うよう求めた。《産経新聞》
天皇陛下御即位二十年記念式典「心から感動した」
鳩山由紀夫総理大臣(代表)は12日夜、首相官邸内で記者団に対し、天皇陛下御即位20年への喜びを改めて表した。
鳩山総理は、同日開催された「天皇陛下御即位二十年記念式典」に関し、「天皇陛下御即位20年を国民の皆さんとともに喜び合いたい。光栄なことに一番近くでお言葉を拝聴し、心から感動した」として、国民お一人お一人のことを大事に思って心配され、また、日本のみならず世界の平和を案じていることを率直にご自身のお言葉で語られ、今日まで国民の象徴として考え、歩んでこられたことが、お言葉から伝わってきたと感想を述べた。
次に、明日13日に予定されているオバマ大統領との日米首脳会談に臨むにあたり、「オバマ大統領とは日米両国間のテーマはもちろん、よりグローバルな課題に対し議論していきたい」と表明。先立って開催された日米外相会談については、岡田克也外務大臣から、普天間飛行場の移設問題に関して早期に解決したいとの思いを伝えたとの報告を受けたと明かした。そのうえで、思いは同じであるとして、「(首脳会談において)その思いを何らかの形で伝える必要がある」とした。
また政府としては、県民として苦渋の決断してきた名護市の島袋市長、仲井真知事、県民それぞれの思いを尊重しながら、日米同盟のなかでどうするべきかを検討しているところだと説明し、「早く決めたいとの思い」と語った。
さらに同日2日目を迎えた「事業仕分け」については、国民の皆さんが新しい政権に期待する大きな役目のひとつとの認識を示し、その必要性を強調。一方で、「厳しい判断を下された方々にとっては『何で』との思いがあるだろう」として、「今後は丁寧さが求められている。何故そのような判断をしたか、説明する必要がある」とも話した。《民主党ニュース》